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Yamareco

記録ID: 7993185
全員に公開
雪山ハイキング
東海

小無間山_核心部(↑てしゃまんく↓井川小中学校)

2025年04月08日(火) [日帰り]
 - 拍手
paku_ その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:30
距離
15.8km
登り
1,989m
下り
1,974m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:51
休憩
1:40
合計
12:31
距離 15.8km 登り 1,989m 下り 1,974m
5:49
7
てしゃまんくの里
5:56
8
6:04
6:10
33
6:43
6:44
146
9:10
9:31
37
10:08
10:19
27
10:46
10:55
13
11:08
11:13
8
11:21
11:38
8
11:46
12:07
13
12:20
12:22
23
12:45
34
13:19
13:20
139
15:39
15:40
130
17:50
17:55
25
井川小中学校
18:20
井川ビジターセンター
天候 はれ☀️
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
※車2台体制で行きました🚗🚙

■てしゃまんくの里🅿️
 駐車スペース5台くらい?
 お尻に冷たい洋式トイレ有。
 「山登りのための駐車禁止!」
 の看板があったり、無くなったり。
 10年ほどの間だも刻々と変化。
 今回は、そういう表示なかった。
 (テン泊、車中泊は禁止の表示)

■井川ビジターセンター🅿️
 駐車スペース40台くらい?
 井川中学校から徒歩20分ほど。
 お尻のあったかいトイレ有。
 Wi-fiも飛んでる。
 パスワードは開館時にご確認を。
コース状況/
危険箇所等
■残雪
 H=1,600mほどから有り。
 行程の7割強が雪☃️
 12時間半のうち8時間、
 チェンスパを付けて歩きました。
 基本15cmほどだが、ダマになる。
 雪だるま式に足に付く。

■てしゃまんく~小無間核心部
 小無間山(しょうむげんざん)に至る
 かつてのメインルート。
 このルートが使えた2000年頭?まで、
 最も行きやすい静岡側の南アルプスは
 大無間山だったのではなかろうか。
 現在はその座を茶臼岳に譲った形。
 無間山は、愛好家しか行かないし、
 くわえて明神沢ルートの方が無難。
 (小無間山の北東尾根)

 てしゃまんく~P4(小屋)まで、
 南アルプスらしくないイージーさ。
 
 Pは、P2~3が最も長くきつい。
 PⅠ先の核心部(崩壊地)はヤバい。
 左右のガレ場が稜線で合流していて
 崩れの状況次第で難易度が変わると
 言われている。
 おまけに道自体が坂なのが厄介。
 後半は岩盤に土が残った斜面で、
 登りはまだ良いが、降りは岩で足元が
 見えないうえ岩がスローパー状で嫌。
 なお、先達の付けられたトラロープは、
 劣化で3本に分裂。使用は非推奨🙅‍♂️
 今回は、残雪・空荷・チェンスパ
 ・ピッケルがマッチした奇跡。

■卯山経由の下山
 「南アルプス・深南部 知られざるルート
 94選」(著:永野敏夫)のP249に掲載さ
 れるバリエーションルート。
 地形図、コンパス、高度計の3点セット
 が使えれば大丈夫👌
 H=1700くらいのピークが連続するが、
 真南より西に向いたら危険。
 過去はそこそこの登山道だったのか、
 古い古い、ピンクスズランあり。
 間違えても集落のどこかしらに降りれる。
その他周辺情報 ■民宿ふるさと
 南ア静岡側では白樺荘の次に最奥の宿。
 先代は元職業猟師。ジビエ食べれる。
 コロナ前は安く日帰り温泉やってた。
 地場産のハチミツとか売ってる。
 精算は現金オンリー。カードも不可。
以前敗退したルート。警告「小無間小屋より約1時間登った地点で登山道の崩壊があります。非常に危険です。十分な装備と準備を整えて入山してください。」
2025年04月05日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 6:03
以前敗退したルート。警告「小無間小屋より約1時間登った地点で登山道の崩壊があります。非常に危険です。十分な装備と準備を整えて入山してください。」
H=1,380mで雪を発見!
2025年04月05日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 7:37
H=1,380mで雪を発見!
直前に降った感じでした。
2025年04月05日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 7:43
直前に降った感じでした。
P4=小無間(しょうむげん)小屋
2025年04月05日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 9:11
P4=小無間(しょうむげん)小屋
なかなか悪くない小屋です。囲炉裏があって若干の暖も取れそうです。
2025年04月05日 09:12撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 9:12
なかなか悪くない小屋です。囲炉裏があって若干の暖も取れそうです。
小屋ノート。「無事に帰れることに喜びを感じました。」とは崩落地のことでしょうか。
2025年04月05日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 9:21
小屋ノート。「無事に帰れることに喜びを感じました。」とは崩落地のことでしょうか。
他にも「死なないよう細心の注意を!!」「崩落地で断念」など。。。
2025年04月05日 09:23撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 9:23
他にも「死なないよう細心の注意を!!」「崩落地で断念」など。。。
地図上で“鋸歯”と表される、数々のPの昇り降り。中々えらい。
2025年04月05日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 10:24
地図上で“鋸歯”と表される、数々のPの昇り降り。中々えらい。
件の核心部(崩壊地)が見えてきました。
2025年04月05日 11:17撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 11:17
件の核心部(崩壊地)が見えてきました。
核心部は、ふしぎと名無し。地域的に●●薙(なぎ)、●●崩れとか、名前付いてて良いと思いますが、新しい崩れなんでしょうか。現在は破線ですらない。
2014年07月06日 11:06撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/6 11:06
核心部は、ふしぎと名無し。地域的に●●薙(なぎ)、●●崩れとか、名前付いてて良いと思いますが、新しい崩れなんでしょうか。現在は破線ですらない。
【参考】茶臼岳ルートから見る小無間。赤丸が左からP4→P3→P2→P1→核心部(角度的に見えない)→ガツっと登って小無間山。
2021年04月18日 08:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/18 8:18
【参考】茶臼岳ルートから見る小無間。赤丸が左からP4→P3→P2→P1→核心部(角度的に見えない)→ガツっと登って小無間山。
【参考】2014年に敗退したときの核心部。じゃらじゃら落ちてく石の音がただただ怖かった。
2014年07月06日 11:01撮影 by  iPhone 5, Apple
7/6 11:01
【参考】2014年に敗退したときの核心部。じゃらじゃら落ちてく石の音がただただ怖かった。
今回。見て引き返すつもりだったんですが、雪のおかげで、何かイケそうに見える。(何とかバイアス)
2025年04月05日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 11:25
今回。見て引き返すつもりだったんですが、雪のおかげで、何かイケそうに見える。(何とかバイアス)
一番の核心は、まさに彼の取付いている部分の降りだと思う。スローパーみたいな岩で掴みにくいし、上からだと足元が全く見えない。
2025年04月05日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 11:26
一番の核心は、まさに彼の取付いている部分の降りだと思う。スローパーみたいな岩で掴みにくいし、上からだと足元が全く見えない。
青薙山〜山伏。絶景かな。
2025年04月05日 11:32撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 11:32
青薙山〜山伏。絶景かな。
例の岩の降り風景。残雪&空荷だったのでいけましたが、ザック背負ってたら死んでます。残置ロープはボロボロにつきNG。
2025年04月05日 11:35撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 11:35
例の岩の降り風景。残雪&空荷だったのでいけましたが、ザック背負ってたら死んでます。残置ロープはボロボロにつきNG。
下山は卯山経由のバリエーション。この明らかな立入規制ロープ(道中1ヶ所しかない)から入ります。
2025年04月05日 13:31撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 13:31
下山は卯山経由のバリエーション。この明らかな立入規制ロープ(道中1ヶ所しかない)から入ります。
地図上は大したことなさそうで、その実、こういうアップダウン結構ありました。残雪が足に絡みついて四苦八苦。
2025年04月05日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 14:42
地図上は大したことなさそうで、その実、こういうアップダウン結構ありました。残雪が足に絡みついて四苦八苦。
本日のメインピーク?の卯山🙌(うやま。H=1,676m)
2025年04月05日 15:53撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 15:53
本日のメインピーク?の卯山🙌(うやま。H=1,676m)
H=1,550mでチェンスパ解除。薄薄だけどピンクスズランあり。
2025年04月05日 15:55撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 15:55
H=1,550mでチェンスパ解除。薄薄だけどピンクスズランあり。
最後は笹薮。
2025年04月05日 17:29撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 17:29
最後は笹薮。
油断してると、このように道を見失うので注意。
2025年04月05日 17:39撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 17:39
油断してると、このように道を見失うので注意。
井川小中学校に下山🏫💫
2025年04月05日 17:53撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4/5 17:53
井川小中学校に下山🏫💫
立派な通学路ですが、小中あわせて児童4名だそうです😢
2025年04月05日 17:56撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 17:56
立派な通学路ですが、小中あわせて児童4名だそうです😢
井川本村にでました。おつかれさまでした😴
2025年04月05日 18:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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4/5 18:04
井川本村にでました。おつかれさまでした😴

装備

個人装備
計20kg程 ハードシェル 防寒着(宿泊用含む) 雨具 夏靴 ゲイター チェーンスパイク 12本爪アイゼン ワカン 帽子 ニット帽 ゴーグル サングラス バラクラバ ネックウォーマー(厚+薄) 手袋(冬用5本指+防寒テムレス+アンダー×2) スキーストック1本 ピッケル スコップ ザック(60ℓ) 食事(調理器具+2泊分+行動食+非常食) 水分(飲料600ml+湯500ml) 火付道具 地形図 コンパス 高度計 ヘッドランプ(予備電池含む) 太陽光ランタン 保険証 携帯(GPSアプリ+予備バッテリー含む) ココヘリタグ テン泊セット(寝袋+カバー+エアマット+銀マット) デジカメ 双眼鏡
備考 ヘルメット忘れた。
登山靴は夏仕様でいけたが、やっぱりこの時期は冬履であるべきだと思った。残雪でビショビショになったので。(相方は冬履)
春は汗をかかないのでと眼鏡で行ったら、当たり前の話だがサングラスを装着できない。残雪の照り返しが目に痛かったがゴーグルは流石に暑い。

感想

元々、1泊2日でイザルガ岳(光岳)を狙ってたですが、日曜がすばらしい雨予報だったので、日帰りでしょろしょろ遊ぶことに。
でも「折角なので体力錬成を!」と大荷物を背負ったので過酷な旅路に。

20kgの荷物で12時間半は、初体験かも。
しかも内8時間はチェンスパ着用。
獲得標高2,000m。
さらには、見て帰るハズだった核心部まで、越えて戻って。
大人になって、これほど体力・精神ともに使い切った遊びもそうそう無いな。というのは相方の言葉。

ただただ愚か。良い体力錬成になりました。

<確認できた野鳥>
ゴジュウカラ★
コゲラ
アオゲラ
エナガ
メジロ
シジュウカラ
カケス
コガラ

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