ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7995996
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

「大佐飛山」憧れの雪稜を行く

2025年04月09日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:48
距離
17.7km
登り
1,483m
下り
1,482m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:21
休憩
1:33
合計
12:54
距離 17.7km 登り 1,483m 下り 1,482m
5:06
3
スタート地点
5:09
5:15
60
6:15
38
6:53
7:12
37
7:49
7:54
33
8:27
20
8:47
8:48
37
9:25
9:26
67
10:33
10:36
75
11:51
12:10
82
13:32
13:34
44
14:18
4
14:22
14:32
25
鞍部
14:57
15:06
12
15:18
28
15:46
15:47
34
16:21
16:31
30
17:01
17:06
27
17:33
17:35
25
18:00
ゴール地点
天候 概ね晴れ 午前は強風、時折降雪・小地吹雪
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス 黒滝山新道登山口の林道路肩に駐車可能。この日は7台ほど駐車していた。登山口に至る林道に雪はなく、木の枝などは落ちているが、慎重に走行すれば普通車でも問題なかった。
コース状況/
危険箇所等
・稜線に出ると雪が現れ、サル山でチェーンスパを装着。帰りもサル山で外す。雪はカチカチではないが、チェーンスパ装着で歩きやすかった。特に帰りの黒岩山からの急斜面の下りは役に立った。
・念のためウィペットも携行したが、ピックの出番はなかった。またわかんも持参していたが、時折踏み抜くも装着するほどではなかった。入山者でスノーシューを装着した人は一人いた模様。
・黒岩山から先平坦な樹林帯でコースがわかりづらいが、一帯雪なので西村山の方向を外さなければいいように感じた。
5時過ぎヘッデンなしで出発、まずは梯子。そして急登が始まる。
2025年04月09日 05:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 5:02
5時過ぎヘッデンなしで出発、まずは梯子。そして急登が始まる。
急登の途中で日の出、この時は晴天を確信したのだが。
2025年04月09日 05:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 5:23
急登の途中で日の出、この時は晴天を確信したのだが。
稜線に出ると雪が出てくる。上空は時折ゴーと強風の音が。
2025年04月09日 05:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 5:37
稜線に出ると雪が出てくる。上空は時折ゴーと強風の音が。
最初のピーク三石山。
2025年04月09日 06:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 6:13
最初のピーク三石山。
結構な雪庇が出てくる。
2025年04月09日 06:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 6:13
結構な雪庇が出てくる。
時折青空も。
2025年04月09日 06:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 6:29
時折青空も。
山藤山山頂。シロヤシオ?の大木。
2025年04月09日 07:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 7:50
山藤山山頂。シロヤシオ?の大木。
壁のような河下山が見えてくる。
2025年04月09日 07:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 7:57
壁のような河下山が見えてくる。
雪庇の割れ目。
2025年04月09日 08:01撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 8:01
雪庇の割れ目。
再び青空となるが、強風ですぐに雲に覆われた。
2025年04月09日 08:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 8:09
再び青空となるが、強風ですぐに雲に覆われた。
この割れ目は登りでは左側を通過した。
2025年04月09日 08:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 8:24
この割れ目は登りでは左側を通過した。
ようやく黒岩山が見えてきた。
2025年04月09日 08:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 8:27
ようやく黒岩山が見えてきた。
黒岩山山頂。
2025年04月09日 08:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 8:43
黒岩山山頂。
黒岩山から先は平坦な樹林帯でルートが分かりづらい。
2025年04月09日 08:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 8:54
黒岩山から先は平坦な樹林帯でルートが分かりづらい。
西村山への雪稜。雪山の醍醐味が始まる。
2025年04月09日 09:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 9:10
西村山への雪稜。雪山の醍醐味が始まる。
西村山山頂。
2025年04月09日 09:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 9:19
西村山山頂。
西村山を過ぎると大長山が見えてくる。でも遠い。
2025年04月09日 09:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 9:48
西村山を過ぎると大長山が見えてくる。でも遠い。
無雪期は藪であろうが、今は楽しい雪稜を行く。
2025年04月09日 09:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 9:48
無雪期は藪であろうが、今は楽しい雪稜を行く。
大長山山頂、樹林の中。
2025年04月09日 10:31撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 10:31
大長山山頂、樹林の中。
大長山から先は待望の天空回廊。青空でないのが残念。昨年訪れた群馬阿能川岳と信州堂津岳の山頂に導かれる雪稜を思い出す。
2025年04月09日 10:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 10:35
大長山から先は待望の天空回廊。青空でないのが残念。昨年訪れた群馬阿能川岳と信州堂津岳の山頂に導かれる雪稜を思い出す。
大長山を振り返る。青空が出てきた。
2025年04月09日 10:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 10:41
大長山を振り返る。青空が出てきた。
また振り返る。この付近で擦れ違った登山者は山頂まであと15分か20分くらいと言っていたが…
2025年04月09日 11:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 11:03
また振り返る。この付近で擦れ違った登山者は山頂まであと15分か20分くらいと言っていたが…
遠くなった大長山。
2025年04月09日 11:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 11:14
遠くなった大長山。
途中から樹林帯の中を地味に登って、ついに大佐飛山山頂。展望はないが、満足感でランチのラーメンは頗るおいしく感じた。
2025年04月09日 11:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 11:50
途中から樹林帯の中を地味に登って、ついに大佐飛山山頂。展望はないが、満足感でランチのラーメンは頗るおいしく感じた。
大長山への帰還ルート。大佐飛山山頂付近からだと天空回廊が分かりづらい。
2025年04月09日 12:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 12:21
大長山への帰還ルート。大佐飛山山頂付近からだと天空回廊が分かりづらい。
次第に青空が広がる。枯れ木もアクセントに。
2025年04月09日 12:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 12:26
次第に青空が広がる。枯れ木もアクセントに。
日光白根山が薄っすら。
2025年04月09日 12:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 12:34
日光白根山が薄っすら。
日本庭園のよう。
2025年04月09日 12:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 12:42
日本庭園のよう。
白さが際立つ日留賀岳(多分)。
2025年04月09日 12:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 12:46
白さが際立つ日留賀岳(多分)。
大長山へのルート。登りでも天空回廊はわくわくする。
2025年04月09日 12:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 12:47
大長山へのルート。登りでも天空回廊はわくわくする。
遠かった大佐飛山を振り返る。それにしても地味な山容。
2025年04月09日 12:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 12:56
遠かった大佐飛山を振り返る。それにしても地味な山容。
快適な雪のプロムナード。
2025年04月09日 12:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 12:57
快適な雪のプロムナード。
純白の雪稜の向こうに重厚な大佐飛山。さすが男鹿山塊最高峰。
2025年04月09日 12:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 12:57
純白の雪稜の向こうに重厚な大佐飛山。さすが男鹿山塊最高峰。
難関二峰。右大佐飛山、左は男鹿岳だろうか。男鹿岳は27年前横川牧場から藪道を瓢箪峠経由で登ったが、今は廃道かと。
2025年04月09日 13:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 13:11
難関二峰。右大佐飛山、左は男鹿岳だろうか。男鹿岳は27年前横川牧場から藪道を瓢箪峠経由で登ったが、今は廃道かと。
大長山への登り返し、快適なので辛さを感じない。
2025年04月09日 13:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 13:23
大長山への登り返し、快適なので辛さを感じない。
大佐飛山アップ。
2025年04月09日 13:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 13:29
大佐飛山アップ。
西村山からの下り、明るく楽しい。ここでコーヒーブレイク。
2025年04月09日 14:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 14:29
西村山からの下り、明るく楽しい。ここでコーヒーブレイク。
黒滝山山頂、三角点が露出していた。
2025年04月09日 14:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 14:57
黒滝山山頂、三角点が露出していた。
那須連峰も見え始める。
2025年04月09日 15:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 15:07
那須連峰も見え始める。
大峠の向こうに旭岳。
2025年04月09日 15:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 15:07
大峠の向こうに旭岳。
那須の主峰群。
2025年04月09日 15:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 15:08
那須の主峰群。
下りながら那須の山群を観望。
2025年04月09日 15:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
4/9 15:17
下りながら那須の山群を観望。
雪庇の割れ目、帰りは樹林側を通過した。
2025年04月09日 15:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 15:19
雪庇の割れ目、帰りは樹林側を通過した。
河下山からの急な下り、チェーンスパが頼りになる。
2025年04月09日 15:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 15:24
河下山からの急な下り、チェーンスパが頼りになる。
行きは気づかなかった山藤山の山頂標識。こんな上にあった。
2025年04月09日 15:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 15:47
行きは気づかなかった山藤山の山頂標識。こんな上にあった。
サル山山頂でチェーンスパとスパッツを外す。
2025年04月09日 16:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 16:18
サル山山頂でチェーンスパとスパッツを外す。
木の間から旭岳をアップ。マッターホルンを彷彿。
2025年04月09日 16:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
4/9 16:39
木の間から旭岳をアップ。マッターホルンを彷彿。
ここで右に折れるが、ロープや標識がないと正面の尾根に入り込みそう。
2025年04月09日 16:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 16:44
ここで右に折れるが、ロープや標識がないと正面の尾根に入り込みそう。
いやらしい急斜面を斜めに下る。チェーンスパを外しているので慎重に。
2025年04月09日 16:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 16:47
いやらしい急斜面を斜めに下る。チェーンスパを外しているので慎重に。
登山口への下降点から僅か先、最後のピーク百村山へ足を延ばす。最初に三角点を発見。
2025年04月09日 17:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 17:32
登山口への下降点から僅か先、最後のピーク百村山へ足を延ばす。最初に三角点を発見。
そして山頂標識もあった。
2025年04月09日 17:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 17:33
そして山頂標識もあった。
下降点から先は針葉樹林帯で真っ暗に見えた。
2025年04月09日 17:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 17:39
下降点から先は針葉樹林帯で真っ暗に見えた。
でもヘッデン出さずに登山口に帰還できた。
2025年04月09日 18:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4/9 18:00
でもヘッデン出さずに登山口に帰還できた。
撮影機器:

感想

・栃木山旅初日は大佐飛山。昨年錫ヶ岳に登り、次は大佐飛山へと思ってはみたものの、栃木百名山の中でも最難関との評判であり、逡巡もしていた。しかし3月後半からヤマレコに記録がアップされだし、年齢的にもまさに今年の今が適期と考え、実行に移すこととした。
・平日であったが、登山口に着くと6台ほど駐車しており、山中では13人程の登山者と出会った。おかげさまで一部トレースが消えている個所もあったが、概ねルートは明確で迷うことなく山頂に達することが出来た。
・雪は気温が低かったこともあり適度に締まっており、チェーンスパが小気味よく効いた(わかんは持参したが出番はなかった。)。
・午前中は強風で、降雪や地吹雪もあったが、山頂に着く頃から青空が広がり、帰りの黒滝山から先では那須の山群もすっかり姿を現し、マッターホルンかと思うような真っ白な旭岳も拝むことが出来た。
・雪の状態が丁度良く、歩きやすかったこともあり、昨年の無雪期の錫ヶ岳と一概に比較はできないものの、大佐飛山の方が心地よく歩けたように感じた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:131人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら