【へっぽこ登山】多紀連山(多紀アルプス)✨御嶽／小金ヶ嶽。絶景と岩場が楽しめるけどキツかった(^◇^;)

2025年04月05日(土) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 9.2km
• 登り: 811m
• 下り: 811m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:48
• 休憩: 0:40
• 合計: 8:28

距離 9.2km 登り 811m 下り 811m

6:18 多紀連山登山者駐車場（無料）
7:25 7:31 大岳寺鳥居堂跡
7:51 大岳寺跡
8:45 三嶽
9:45 9:52 大タワ駐車場
11:38 12:05 小金ヶ嶽
14:46 多紀連山登山者駐車場（無料）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/5 6:10

ここは兵庫県丹波篠山市。
多紀連山の登山者用駐車場を作ってくださってます。
トイレはありません。
でも駐車場があるのは嬉しいですね。

4/5 6:23

御嶽登山口から出発します。

4/5 6:29

最初は階段が続きます。
一気に標高があがります。

4/5 7:22

ここは鳥居堂跡。
この山は丹波修験道の聖地でした。

4/5 7:50

大岳寺跡に到着です。
大峰修験道との抗争で燃えてしまいました。

4/5 8:02

今も信仰の歴史を感じさせてくれます。

4/5 8:16

雲海が見えます。
この辺りは霧が多い地域のようです。

4/5 8:35

御嶽山頂の手前に東屋がありました。

4/5 8:38

山頂付近に役行者さまを祀っている大きな石室があります。
今もしっかりと残っていますね。

4/5 8:44

御嶽山頂に到着です。

4/5 8:44

めっちゃ綺麗な景色を楽しめます。

4/5 8:51

次は小金ヶ嶽に向かいます。

4/5 9:09

小金ヶ嶽が見えました。
あの山には行場があります。

4/5 9:27

御嶽から大タワへ下ってます。
めっちゃ長い階段でした。

4/5 9:41

大タワに到着です。

4/5 9:43

大タワの駐車場にトイレがあります。
助かりますね。

4/5 9:50

フォレストアドベンチャーというアスレチック施設を通って小金ヶ嶽に向かいます。

4/5 9:56

よく手入れされた綺麗な森です。
美しいですね。

4/5 10:54

いよいよ鎖場が出てきました。
ここからは行場になっていきます。

4/5 10:58

新しい鎖があるので、比較的安心です。

4/5 11:03

カニの横ばいみたいなところもあります。
慎重に進まないと危険です。

4/5 11:26

小金ヶ嶽に到着です。
ここからの景色も最高でした。

4/5 11:31

山頂で休憩します。

4/5 11:37

おにぎりとだし巻き卵。

4/5 13:16

周回で下山です。
ところが沢ルートで難しい・・
こちらからの周回もありだと思います。

撮影機器：

ILCE-6400 SONY

感想

HEPPOKO-TOZAN

兵庫県と京都府の丹波地方に「多紀連山」という修験道の山があります。
山岳としては御嶽（みたけ）793m、西ヶ嶽727m、小金ヶ嶽725mの三山で構成されているようです。
平安時代後期には丹波修験道の中心的な山となり、その聖地として大岳寺がありました。
御嶽山頂付近には役行者さまを祀る大きな石室があり、かつての繁栄がうかがえます。

しかし丹波修験道と、奈良県の大峰修験道の間ではちょっとした揉め事があったようです。
大峰修験道の人が、「奈良県大峯山にお参りにおいでよ」と言いました。
すると丹波修験道の人が「遠いやん。そんなん無理やわ」と言い返しました。
この時代の揉め事は、ちょっとヤバいです。
怒った過激派の大峰修験道の人たちが、多紀連山に乗り込んで大岳寺をはじめとする寺院をことごとく焼き払ってしまったのです。
この出来事によって、丹波修験道は滅亡してしまいました。

実際どのようなやり取りがあったのかは分かりませんが、修験道にも勢力争いがあったようですね。
ですが、今も多紀連山には丹波修験道の痕跡が残ります。
そして現在も山伏さんが登られていたりするそうですよ。
信仰の山は時代を越えて、受け継がれていっているんですね。

今回私たちは御嶽-小金ヶ嶽の縦走になります。
行場であったであろう岩場には新しい鎖が設置されています。
ここも自然を尊み、心身を鍛える山。
急登の登山道、そして絶景の中で、丹波修験道の歴史を楽しみたいと思います٩( ᐛ )و