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Yamareco

記録ID: 8006302
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ハイキング
栗駒・早池峰

東北自然歩道 岩手7番 ミズバショウのみち

2025年04月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:37
距離
25.2km
登り
483m
下り
510m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
0:03
合計
7:38
距離 25.2km 登り 483m 下り 510m
7:57
83
横川目駅
9:20
9:23
372
15:35
藤根駅
天候 晴れ時々くもり
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
JR藤根駅に車を駐め北上線で横川目駅に移動。自然歩道を歩き藤根駅まで戻りました。
コース状況/
危険箇所等
公式に発信されているルート地図に誤りがあったり、開通当時とは道や施設が異なっていたり、道標が朽ちて役をなしていないなど問題だらけのコースです。ホームページをリニューアルするくらいなら、せめて現地調査だけでもしていただきたいものです。
その他周辺情報 全線にわたって飲食店などは皆無です。自前で用意して挑みましょう。
横川目駅を出発!
ツ「いくでー」
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横川目駅を出発!
ツ「いくでー」
天気はどんより曇り空。おまけに冷たい風が強い。
おかしいな…晴れの予報だったのだが…。
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天気はどんより曇り空。おまけに冷たい風が強い。
おかしいな…晴れの予報だったのだが…。
自然歩道の道標を発見!
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自然歩道の道標を発見!
…しかし、道らしきものはヤブに飲み込まれていた。
ツ「いきなりかい」
隣りにあるパークゴルフ場の敷地は鹿よけの電気柵が張り巡らされていて近寄れない。
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…しかし、道らしきものはヤブに飲み込まれていた。
ツ「いきなりかい」
隣りにあるパークゴルフ場の敷地は鹿よけの電気柵が張り巡らされていて近寄れない。
仕方がないので迂回して別の道からアプローチすることにした。
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仕方がないので迂回して別の道からアプローチすることにした。
パークゴルフ場の上に出ることができた。
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パークゴルフ場の上に出ることができた。
気を取り直して羽黒山へ向かう山道に入っていく。
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気を取り直して羽黒山へ向かう山道に入っていく。
かつてのスキー場の作業道路だろうか。夏はヤブに埋もれていそう。
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かつてのスキー場の作業道路だろうか。夏はヤブに埋もれていそう。
カタクリが咲いている。
ツ「今季お初だっぺ♪」
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カタクリが咲いている。
ツ「今季お初だっぺ♪」
ゲレンデ跡の草藪を抜けると明るい里山の景色に変わる。
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ゲレンデ跡の草藪を抜けると明るい里山の景色に変わる。
ショウジョウバカマみっけ!
6
ショウジョウバカマみっけ!
セリバオウレンみっけ!
ツ「春だねぇ」
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セリバオウレンみっけ!
ツ「春だねぇ」
羽黒山の山頂に着いた。
お社が建っているが壁が抜けて悲惨な状態。
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羽黒山の山頂に着いた。
お社が建っているが壁が抜けて悲惨な状態。
さて、羽黒山から羽山に向かう道は一応登山道となっているので標識もあれば踏み跡も濃い。
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さて、羽黒山から羽山に向かう道は一応登山道となっているので標識もあれば踏み跡も濃い。
しかし、我々が向かうのは反対側。一応踏み跡のようなものはあるが、甚だ心許ない。倒木が入口を塞ぐように転がっているのも先行きを暗示しているかのようだ。
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しかし、我々が向かうのは反対側。一応踏み跡のようなものはあるが、甚だ心許ない。倒木が入口を塞ぐように転がっているのも先行きを暗示しているかのようだ。
痩せ尾根を恐る恐る下降する。踏み跡はあるが、どうにも頼りない。
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痩せ尾根を恐る恐る下降する。踏み跡はあるが、どうにも頼りない。
登山道というよりは鉄塔巡視路として歩かれている道のようだ。なるほど、これなら最低限の整備は保証されているわけだ。
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登山道というよりは鉄塔巡視路として歩かれている道のようだ。なるほど、これなら最低限の整備は保証されているわけだ。
とはいえ、必要最低限なので快適な道とは言い難い。
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とはいえ、必要最低限なので快適な道とは言い難い。
ようやく林道に出ることができた。うん、道標もあるし間違っていないようだ。
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ようやく林道に出ることができた。うん、道標もあるし間違っていないようだ。
林道をたどること15分で県道に出る。標識はことごとく朽ちていて役に立たない。
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林道をたどること15分で県道に出る。標識はことごとく朽ちていて役に立たない。
キクザキイチゲ発見!
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キクザキイチゲ発見!
色違いも!
すげー群落!
ツ「ただの道端にこんなに咲いてるとは」
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すげー群落!
ツ「ただの道端にこんなに咲いてるとは」
長閑な田園風景の中を進む。
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長閑な田園風景の中を進む。
いや、長閑とか言ってられないものが…。
大きさからしてイノシシ用の箱罠か? クマ?
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いや、長閑とか言ってられないものが…。
大きさからしてイノシシ用の箱罠か? クマ?
北上カントリークラブの入口を通過。
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北上カントリークラブの入口を通過。
標識の類はなにもないが、途中から脇道へ入る。
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標識の類はなにもないが、途中から脇道へ入る。
森を抜けると…
眼前にため池が広がった。
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眼前にため池が広がった。
コース図では、このため池を一周するのだが…。
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コース図では、このため池を一周するのだが…。
近年に改修を受けたらしく道が地図と異なっている。
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近年に改修を受けたらしく道が地図と異なっている。
道は一周することなくため池を離れていく。
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道は一周することなくため池を離れていく。
なんだか理由のわからんまま県道に戻されてしまった。これ、逆方向からきたら絶対にわからんぞ。
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なんだか理由のわからんまま県道に戻されてしまった。これ、逆方向からきたら絶対にわからんぞ。
で、ルート図によると県道の反対側の山中に入っていくことになっているのだが…
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で、ルート図によると県道の反対側の山中に入っていくことになっているのだが…
うーん、大丈夫か? この道…。
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うーん、大丈夫か? この道…。
進めば進むほどに…
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進めば進むほどに…
ヤブっぽくなって来たんですが…
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ヤブっぽくなって来たんですが…
うわうわうわ…。これ、完全に廃道でしょ。
ピンテあるけど、位置からして雪が積もってる時につけられたやつだわ。
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うわうわうわ…。これ、完全に廃道でしょ。
ピンテあるけど、位置からして雪が積もってる時につけられたやつだわ。
すっかり廃道化した林道を進むのを諦め、鉄塔巡視路に逃げることにした。
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すっかり廃道化した林道を進むのを諦め、鉄塔巡視路に逃げることにした。
斜面を無理やり登るような道だが、最低限の刈り払いはしてあり廃道を歩くよりは数倍マシだ。
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斜面を無理やり登るような道だが、最低限の刈り払いはしてあり廃道を歩くよりは数倍マシだ。
よし、恩返しに鉄塔を巡視しておくか。
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よし、恩返しに鉄塔を巡視しておくか。
ほんと、鉄塔巡視路さまさまやで。
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ほんと、鉄塔巡視路さまさまやで。
しかし、本来の道に戻るきっかけを失い、次第に自然歩道から離れていく…。
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しかし、本来の道に戻るきっかけを失い、次第に自然歩道から離れていく…。
自然歩道のルートが引かれているのとは違う林道に出て、ようやく脱出する目処がたった。
ツ「これ、半分遭難じゃね?」
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自然歩道のルートが引かれているのとは違う林道に出て、ようやく脱出する目処がたった。
ツ「これ、半分遭難じゃね?」
いつの間にか、こんな高いところまで登っていた。山の中を無駄に右往左往した結果だ。
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いつの間にか、こんな高いところまで登っていた。山の中を無駄に右往左往した結果だ。
林道は舗装路に出会った。これで下界に戻れる。舗装路をこれほどありがたいと思ったことはなかなかない。
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林道は舗装路に出会った。これで下界に戻れる。舗装路をこれほどありがたいと思ったことはなかなかない。
で、ルート図からすると本当のコースはここだったはず。※違います。実は公式のルート図そのものが間違っているのです。
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で、ルート図からすると本当のコースはここだったはず。※違います。実は公式のルート図そのものが間違っているのです。
県道に出たところで「ミズバショウの道」終了です。
ツ「いったいどこがミズバショウだったんだ?」
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県道に出たところで「ミズバショウの道」終了です。
ツ「いったいどこがミズバショウだったんだ?」
さて、車を回収にし戻りますか。
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さて、車を回収にし戻りますか。
ズラリ並んだ石碑群。
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ズラリ並んだ石碑群。
まっすぐ続く道。
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まっすぐ続く道。
公園で一休み。
開拓記念碑かなにかかと思ったら「牛魂碑」ときたか。
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開拓記念碑かなにかかと思ったら「牛魂碑」ときたか。
果てしない…
とにかく果てしない。
ツ「飽きてきたっぺ…」
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とにかく果てしない。
ツ「飽きてきたっぺ…」
ようやく景色が変わった。
今朝くぐり抜けてきた秋田自動車道を再びくぐり抜ける。
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ようやく景色が変わった。
今朝くぐり抜けてきた秋田自動車道を再びくぐり抜ける。
和賀川の河岸段丘を降りていく。
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和賀川の河岸段丘を降りていく。
和賀川をわたる。
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和賀川をわたる。
ハァハァ…ようやく藤根の街に戻ってきた。
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ハァハァ…ようやく藤根の街に戻ってきた。
無事、藤根駅に帰ってきました。
ツ「本当にお疲れ様だっペ」
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無事、藤根駅に帰ってきました。
ツ「本当にお疲れ様だっペ」

感想

東北自然歩道岩手7番ミズバショウの道、歩いてきました。
結論から先にいうと…この区間はひどい区間です。
ツ「ぶっちゃけすぎ」
何がひどいって、公式のHPやパンフレットに示されたルート図が実際のルートと異なっている点です。そしてそれが20年以上も放置されているとかね。おかげで遭難しかけました。遭難というのは少し大げさかもしれませんが、道がない場所に誘導されたおかげでひどい目にあいましたよ。
東北自然歩道のホームページが最近リニューアルされたのですが、再整備はおろか現状確認すらしていないことがはっきりしました。最初に設定されてから四半世紀が経過しており、道路がつけかえられたり、場合によっては通行不可になっていたりするわけですし、そういうところを調査して場合によってはコースの変更や廃止などを行う時期にきているのではないでしょうか。昨今のロングトレイルブームに乗っかっていく気まんまんのようですが、こんなことでは事故が起きかねません。事故までいかなくても、公式HPで公開されているデータに従って歩いたら立入禁止区画に突入していくとか、現地でトラブルになりかねないでしょうよ。
個人的にはこの「ミズバショウのみち」は再整備されない限り廃道扱いです。まったくおすすめできません。

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