6合目までモナカ 富士山（御殿場ルート）

2016年01月23日(土) [日帰り]

• GPS: 10:56
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,354m
• 下り: 1,346m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:31
• 休憩: 1:26
• 合計: 10:57

4:52 スタート地点
5:29 5:30 御殿場口新五合目
5:45 5:46 大石茶屋
7:54 8:01 次郎坊
11:41 12:50 御殿場口新六合目
13:59 13:59 次郎坊
14:35 14:42 大石茶屋
15:38 15:39 太郎坊洞門
15:49 ゴール地点

天候

曇り時々晴れのち吹雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

太郎坊洞門トンネル横の駐車スペース。一台分しか無いトレース跡に駐車。FFスタッドレス車でしたが、奥まで突っ込んだらスタック。ピッケルで掘って脱出に90分掛りました。2輪駆動車停めるならタイヤチェーンしてシャベル携帯かな（自己責任で）。帰りは雪道。

コース状況／危険箇所等

太郎坊洞門〜新六合目までアイゼン使用で全部モナカ。踏み抜かない率5％程度。新6合目近く雪面に数か所亀裂有り、雪崩に注意。

写真

1/23 4:52

奥に行こうとして諦めたトレースと、手前は自分が停めたトレース。誰か四駆で踏み潰して下さい

1/23 4:52

チェーンしようか迷ったけど、しなかったのでスタックした。早めに下山して何とかしよう…

1/23 5:29

手前の白い線は雪なんですよ

1/23 5:40

上は歩き易いかもしれない。つぼ足で行ける所まで

1/23 6:45

右の尾根が歩き易いかもと思い、須走口方面に行くけど思ったより遠くて途中で断念

1/23 6:45

雲多くて朝日がまだです

1/23 6:45

パウダー無し。表面硬くボードで滑っても気持ち良くないでしょう

1/23 7:18

雪質はこんな感じ

1/23 7:22

7時22分やっと朝日です

1/23 7:42

午後から天候崩れるから誰も居ません

1/23 7:42

一番歩き易いのは登山道でした。明るければ、傾斜の違いで道が見える

1/23 8:04

次郎坊。いつもの3倍時間掛ってしまった。決めた時間までGO！

1/23 9:46

奥のトレースに注目。極たまに踏み抜かないで歩ける

1/23 9:46

新6合目近くの斜面。ピッケルとかアイゼンの刃物無いと滑り落ちます。少しでも何か刺されば滑落停止は余裕です

1/23 11:10

6合目小屋目指して頑張りました。吹雪いて来た

1/23 11:10

下山方向も見えるのでまだまだ余裕でしたが…

1/23 12:02

今回のテスト1。テンチョの端3点をカラナビで繋いでツェルトみたいに使う。結果〜丈夫な生地なのでバタつきがマイルドで合格♪そんな事より…外がホワイトアウトしてる…

1/23 12:21

テスト2。スノーブレード（ショートスキー）。登山靴ではエッジが立たず10mで中止した。怖すぎでした！次郎坊から下でテストすれば良かった…

1/23 14:54

大石茶屋で安堵の休憩。ホワイトアウトしても富士山は風の流れ早いからパニくらずに見晴らし効く瞬間に方向確認

1/23 15:49

無事下山。JAF会員だけど、自力でスタックを何とかしないと山男じゃないよね

1/23 15:49

ピッケルでかなり掘って90分で脱出。タイヤの接地面積はハガキ程度なので、核心部を何とかする事

撮影機器：

Xperia Z2 SO-03F SONY

感想

カネノキ

午後から天候悪くなる予報だったけど、いい経験になると思い突入しました。スノーシューとかワカンは購入検討中なのでツボ足で頑張りました。

見かけた人は1人でスキーかスノーシューで次郎坊近くを軽快に歩いてました。
6合目小屋の吹き溜まりの雪をどかしてテンチョ設営は強風来なくて成功でしたが…
一気にスキー下山は失敗。アイゼンに履き換えたり、モタモタ準備中、強風で粉雪があらゆる所に入り込み、ゴーグルが凍りついて使えなくなってしまいました。手袋も雪まみれだけど予備はザックの奥…面倒なのでそのまま使用。

ホワイトアウトしてて靴しか見えませんでしたが、5時間歩ける自信ありましたし、崖から落ちる所も無いので右斜めに下りるを意識して歩きました。
こんな時に有難いのが道標になってる柱ですね。
柱を見つけた頃には視界が良くなって来たのでお尻で滑って遊びながら下りました。

今回は吹雪の中での準備の難しさや、使える装備や使えない装備など色々勉強になりました。モンベルのオレンジ色の分厚いウールインナー手袋はビショ濡れなのに冷たくないのが感心しました。濡れて外気が遮断されたから？

簡単に登れない山が近くにある…だから楽しいのです。
家で毎回アイゼン研いだり足首にテーピングしたり準備に6時間は掛けてます。
スノーシュー買ってまたチャレンジ！