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Yamareco

記録ID: 8014560
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

筑波山の北側で花活

2025年04月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:43
距離
9.7km
登り
832m
下り
501m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:18
休憩
0:18
合計
5:36
距離 9.7km 登り 832m 下り 501m
10:33
120
13:28
49
14:17
14:23
15
14:38
14:39
6
14:45
14:46
4
14:50
5
14:55
14:56
11
15:07
15:13
3
15:17
15:19
11
15:30
15:31
15
15:46
10
15:56
15:57
7
16:04
11
16:15
16:16
0
16:17
ゴール地点
天候 晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
筑波山北側の自然
初めて北側に行ってみましたが、かなり原生感があって素敵でした。

今回はつつじヶ丘に車を駐めて、おたつ石コースからの周回を考えていましたが、ふと思い立って、筑波山の北側を歩いてみることにしました。

つつじヶ丘の駐車場の奥の方にトイレがあり、ルートはその先に続いていて、緩やかに下りながら林道に出ます。
途中ルートを間違えて登りルートに入ってしまいましたが、藪漕ぎとなり、おたつ石コースに出るような方向でしたので、戻って林道をキャンプ場方向に進みました。
林道もだらだらと下りで、景色は無くつまらないなぁと歩いていたところ、途中から森林の中を歩くコースになり、そこには原生の景色が広がる世界がありました。
渡渉も数本あり、なかなか本格的な原野歩き。
ルートの表示もちゃんとしてありますが、幾分ルートを誤りやすい場所はあります。
再び林道に出てしばらく歩くと、道端の水たまりにネコノメソウが群生していて、その先に女体山への登山口があり、進んでみるとカタクリが群生しているお花畑がありました。
その先は女体山への登山道となりましたが、キャンプ場へはまだ遠く、そこから男体山へは時間的にも厳しそうなので、そのまま女体山に登ることにしました。
ルートにはずっとカタクリなどの花があり、楽しい道ではありましたが、何箇所か猛烈に滑る場所があり、トレッキングポールを突き刺しても埒が明かず。
表面は木の葉に覆われていても、踏んた下が数センチ剥がれて粘土の上をスライドしてしまい、気をつけないとあっという間にに2〜3m程もスッテンしてしまいそうでした。
1箇所は、どうしても道に留まることが出来ずに、脇の茂みに掴まって、植物を乗り越える様に通過しました。
その先の坂もそれなりに大変。
特に最後のころはかなりの傾斜。
路面は全て土で階段は無いので、ステップのペースは取りやすく、乳酸が溜まりにくくはあります。
ただ、粘土質なのでかなり滑りやすいのと、ほぼ直登なので、びっくりするような急登は無いけれど、傾斜はきつくはあります。

女体山に出て山頂に登頂。
御幸ヶ原を経て男体山に登頂。
観光地化されているので、特に新しいこともなく、また、途中に咲いていた花もそれ程ではありません。
男体山山頂から自然研究路に進み、今回は右回りに大石重ねに向かいます。
カタクリの花は至る所に点在。
どんどん下ってニリンソウの群生地に出ましたが、少し花数が少ないかな?
大石重ねからは登り返しで御幸ヶ原に戻りました。
女体山の登頂前に摂ったエナジーゼリーが効いていて体力的にはまだ頑張れそうでしたが、膝に若干痛みが出たのと、時間的にそろそろ切り上げないと難しくなってきて、それより何より、スリッピーな下山の危険を考えて、今回はゴンドラでつつじヶ丘に降りました。
僅かに6分程度で下りてしまいます。

今回使用したドリンクは、ペットボトルの日本茶が丁度一本。
行動食は、コロッケパン、卵蒸しパン、エナジーゼリーが各1でした。

気温は活動するには快適で、薄手の長袖シャツで大丈夫でした。
ただ湿度は高めで、顔汗に少し悩みました。
メマトイはまだ本格的ではありませんでしたが、そろそろ虫に悩まされる季節に入ってきた様です。

最後に、
植物は山麓の遊歩道にたくさんあるので、登らずに裾野歩きだけでもかなり楽しめそうです。
ただ、道は山道そのものなので、シューズなどの準備は必要にはなりそうです。
オオイヌノフグリ
2025年04月14日 10:39撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/14 10:39
オオイヌノフグリ
ミヤマシキミ
艶のある丈夫そうな葉で、生き生きとして見えます。
2025年04月14日 11:07撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/14 11:07
ミヤマシキミ
艶のある丈夫そうな葉で、生き生きとして見えます。
遊歩道は原野感満載
2025年04月14日 11:08撮影 by  SIGMA DP1 Merrill, SIGMA
4/14 11:08
遊歩道は原野感満載
原生の姿がある。
2025年04月14日 11:21撮影 by  SIGMA DP1 Merrill, SIGMA
1
4/14 11:21
原生の姿がある。
ニリンソウ
2025年04月14日 11:51撮影 by  Canon EOS R8, Canon
2
4/14 11:51
ニリンソウ
ニリンソウの群生
2025年04月14日 12:10撮影 by  SIGMA DP1 Merrill, SIGMA
1
4/14 12:10
ニリンソウの群生
ミヤマシキミ
2025年04月14日 12:12撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
4/14 12:12
ミヤマシキミ
渡渉が数本ある。
2025年04月14日 12:15撮影 by  SIGMA DP1 Merrill, SIGMA
4/14 12:15
渡渉が数本ある。
苔の緑も美しい。
2025年04月14日 12:32撮影 by  SIGMA DP1 Merrill, SIGMA
1
4/14 12:32
苔の緑も美しい。
ネコノメソウ
林道の横の流れの縁にありました。
2025年04月14日 12:40撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
4/14 12:40
ネコノメソウ
林道の横の流れの縁にありました。
ヤマエンゴサク
青紫と黄色が可憐に見えます。
2025年04月14日 12:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
4/14 12:45
ヤマエンゴサク
青紫と黄色が可憐に見えます。
エンレイソウ
いきなり大きな葉が突っ立っていて、花が葉の中心からニョキっと出ています。
2025年04月14日 12:48撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
4/14 12:48
エンレイソウ
いきなり大きな葉が突っ立っていて、花が葉の中心からニョキっと出ています。
カタクリは登山口から直ぐの所に群落がありました。
登山道ではどこにいっても常に咲いているのを見ることができました。
2025年04月14日 12:53撮影 by  Canon EOS R8, Canon
3
4/14 12:53
カタクリは登山口から直ぐの所に群落がありました。
登山道ではどこにいっても常に咲いているのを見ることができました。
キクザキイチゲ
青紫の色が鮮烈。
2025年04月14日 13:20撮影 by  Canon EOS R8, Canon
2
4/14 13:20
キクザキイチゲ
青紫の色が鮮烈。
エンレイソウ
2025年04月14日 13:25撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
4/14 13:25
エンレイソウ
夕暮れ時
桜の花もまだたくさんありましたが、雨風に散って、花吹雪と花びらの絨毯になっていました。
2025年04月14日 17:15撮影 by  Canon EOS R8, Canon
2
4/14 17:15
夕暮れ時
桜の花もまだたくさんありましたが、雨風に散って、花吹雪と花びらの絨毯になっていました。

感想

今日は初めて筑波山の北側を歩いてみました。
観光地化された南側とは打って変わって原生の神秘さがありました。
沢が何本かあり、渡渉もあって本格的な山歩き。
植物も間近に、自然のそのままにあるので、かなり満足しました。
しかし、やはり筑波山は険しい。
北側は階段は無く、土の坂なのでステップはマイペースにできますが、めちゃくちゃツルツル滑りました。
トレッキングポールを突き立てて、しがみつくように足を降ろしてみても、ニュル〜っと滑ってしまいます。
落ち葉がカバーしていて、一見大丈夫そうに見えても、足を下ろすと表面から数センチ下まで剥がれてしまい、粘土の上を華麗にスケーティングしてしまいます。
急坂でこれなので、思いの外時間がかかってしまいました。
カタクリは密集した群生ではありませんが、常に見ながら歩けました。
他の植物も楽しげ。
花だけなら下の方のお花畑だけでも十分。
しかし、全部行ってみないと、全体像を掴めないので、頑張って一番上を目指しました。

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