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Yamareco

記録ID: 8017494
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

花雨残雪「霧ヶ岳」

2025年04月16日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:50
距離
8.0km
登り
585m
下り
565m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:03
休憩
0:51
合計
4:54
距離 8.0km 登り 585m 下り 565m
7:25
1
スタート地点
7:27
7:36
112
9:28
9:53
112
11:45
14
11:59
12:17
4
12:21
0
12:21
ゴール地点
天候 曇り時々雨一時霙 下山後に晴れた
西の風0〜5m
視界は少し霞む
花粉は感じなかった

前日の天気予報では 中越は晴れマークだったが朝になると そこそこの雨降り 急遽 天気の良い上越方面に移動したが たどり着いたらやっぱり雨だった

歩き始めて 胸突き八丁付近まで来たら まさかの雨が・・・ はじめから降っていれば山行をやめるほどのふり方だった さらに進むと霰になった! 山頂でやんだけど けっこう濡れてへこんだ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ほくほく街道 国道253沿いの 公園駐車場を利用した
トイレ無し(ふさいであった)
旧霧ヶ岳温泉ゆあみは閉館

24時間営業のコンビニは 上越方向に7km
松代方向は 道の駅とコンビニまで17km離れている
松代方向に6kmほどで“森の駅”というのが有ってトイレは使える
コース状況/
危険箇所等
ゆあみ登山口から小谷島登山口へ 反時計回りで霧ヶ岳に登った

登りのゆあみコースは400mより上 下りの小谷島コースは250mより上で雪がつながる ツリーホールを見ると深いところで2mくらいの残雪が見えた
小谷島側は途切れながら 登山口近くまで雪をつないで歩けた
山頂付近でも尾根上は夏道が出ていた

ゆあみコースの胸突き八丁と 小谷島コースの山頂直下は 急な痩せ尾根で固定ロープが有る
どちらも夏道だったので不安無く歩けた

密生とまではいかないが カタクリは多かった(雪の下はわからないけど) その他には 雪割草・キクザキイチゲ・コシノコバイモ・シュンラン・ツチグリなどを見た
ゆあみコースの登山口から胸突八丁までのカタクリは半開き 小谷島コースの雪解け部はカタクリが葉やつぼみを出していた
その他周辺情報 十日町方向に移動して 千手温泉千年の湯を利用した
新しい施設で混んでいた
少しトロミを感じる 薄い紅茶風のモール泉?
800円 夕方から700円
松代側から向かう
道中見えたのは
黒姫山?
南面でもたくさん雪が残る
2025年04月16日 06:25撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
4/16 6:25
松代側から向かう
道中見えたのは
黒姫山?
南面でもたくさん雪が残る
霧ヶ岳?
2025年04月16日 06:34撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
4/16 6:34
霧ヶ岳?
浦川原の霧ヶ岳公園
2025年04月16日 06:41撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 6:41
浦川原の霧ヶ岳公園
一段上にも駐車場が有る
もう一段上のトイレなど
閉鎖してあった
奥の ゆあみ温泉は閉鎖
2025年04月16日 07:31撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 7:31
一段上にも駐車場が有る
もう一段上のトイレなど
閉鎖してあった
奥の ゆあみ温泉は閉鎖
歩き始めた
振り返れば
曇り空に薄日が射す
2025年04月16日 07:37撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 7:37
歩き始めた
振り返れば
曇り空に薄日が射す
ゆあみコース登山口
周辺には雪が残っていた
2025年04月16日 07:39撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 7:39
ゆあみコース登山口
周辺には雪が残っていた
雪解け直後で
カタクリはつぼみ
2025年04月16日 07:41撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 7:41
雪解け直後で
カタクリはつぼみ
送電鉄塔を横切る
2025年04月16日 07:44撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 7:44
送電鉄塔を横切る
カタクリと
キクザキイチゲ
晴れれば開きそうだ
2025年04月16日 07:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 7:45
カタクリと
キクザキイチゲ
晴れれば開きそうだ
カタクリの多い山だ
2025年04月16日 07:50撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 7:50
カタクリの多い山だ
多い
2025年04月16日 07:54撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 7:54
多い
胸突き八丁の急登が始まる
2025年04月16日 08:07撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 8:07
胸突き八丁の急登が始まる
ヤブコウジに癒される
2025年04月16日 08:09撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 8:09
ヤブコウジに癒される
白いスミレ
2025年04月16日 08:20撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 8:20
白いスミレ
オオバキスミレ
2025年04月16日 08:22撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 8:22
オオバキスミレ
スミレサイシン?

!雨が降りだした
2025年04月16日 08:26撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 8:26
スミレサイシン?

!雨が降りだした
残雪が現れた

雨が霙に変わった
2025年04月16日 08:30撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 8:30
残雪が現れた

雨が霙に変わった
山頂か
やけに雪が多い!
2025年04月16日 08:43撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 8:43
山頂か
やけに雪が多い!
カタクリとスミレの
ツーショット
2025年04月16日 08:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 8:45
カタクリとスミレの
ツーショット
雪がつながる
2025年04月16日 09:00撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:00
雪がつながる
夏道は沢を横切って行く
気のせいか?
沢が深く見える
2025年04月16日 09:14撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:14
夏道は沢を横切って行く
気のせいか?
沢が深く見える
ツリーホールは
深さ2mくらい
2025年04月16日 09:24撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 9:24
ツリーホールは
深さ2mくらい
沢を横切るより
山頂側のコルを目指す
スキーのシュプールも有る
これは心強い
2025年04月16日 09:31撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:31
沢を横切るより
山頂側のコルを目指す
スキーのシュプールも有る
これは心強い
コルから山頂まで
尾根の夏道が
出ていた
2025年04月16日 09:39撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:39
コルから山頂まで
尾根の夏道が
出ていた
山頂に風景看板が有るけど
雨と霧で・・・
本当に霧ヶ岳だった

山頂で雨があがった
2025年04月16日 09:39撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:39
山頂に風景看板が有るけど
雨と霧で・・・
本当に霧ヶ岳だった

山頂で雨があがった
北信五岳が見えるらしい
2025年04月16日 09:40撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:40
北信五岳が見えるらしい
山頂に三角点有り
2025年04月16日 09:40撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:40
山頂に三角点有り
谷川岳から守門岳まで
見えるはず
霧ヶ岳などと名前を
付けるもんだから・・・
2025年04月16日 09:41撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:41
谷川岳から守門岳まで
見えるはず
霧ヶ岳などと名前を
付けるもんだから・・・
帰りは小島谷側へ
2025年04月16日 09:42撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:42
帰りは小島谷側へ
ツチグリだ!去年の
2025年04月16日 09:51撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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ツチグリだ!去年の
山頂から固定ロープの
急痩せ尾根を下る
夏道が出ていて助かった
と 思ったら
コルから雪原の方へ・・・
2025年04月16日 09:56撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:56
山頂から固定ロープの
急痩せ尾根を下る
夏道が出ていて助かった
と 思ったら
コルから雪原の方へ・・・
古いトレースに
励まされて
雪原に踏み出した
2025年04月16日 09:56撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 9:56
古いトレースに
励まされて
雪原に踏み出した
雨があがっても
ガスが濃い
2025年04月16日 09:57撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 9:57
雨があがっても
ガスが濃い
2025年04月16日 09:59撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 9:59
左手の山頂直下は
無木立で雪崩斜面だ
君子危うきに近寄らず
もとい
君爺危うきに近寄らずだ
2025年04月16日 10:20撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 10:20
左手の山頂直下は
無木立で雪崩斜面だ
君子危うきに近寄らず
もとい
君爺危うきに近寄らずだ
奴奈川姫の黒姫山?
2025年04月16日 10:25撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 10:25
奴奈川姫の黒姫山?
米山の雲が取れそう
2025年04月16日 10:26撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 10:26
米山の雲が取れそう
2025年04月16日 10:31撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 10:31
植林に入っても
残雪はタップリ
2025年04月16日 10:37撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 10:37
植林に入っても
残雪はタップリ
夏道に出た
2025年04月16日 11:01撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 11:01
夏道に出た
雪原から
山頂方向を振り返る
2025年04月16日 11:02撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:02
雪原から
山頂方向を振り返る
雪解け直後の
ショウジョウバカマ
2025年04月16日 11:06撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:06
雪解け直後の
ショウジョウバカマ
棚田まで下りても
雪がつながっていた!
2025年04月16日 11:34撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:34
棚田まで下りても
雪がつながっていた!
アズマイチゲ?
2025年04月16日 11:35撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:35
アズマイチゲ?
フキノトウ
オニグルミの殻?
2025年04月16日 11:38撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:38
フキノトウ
オニグルミの殻?
エンゴサク
2025年04月16日 11:39撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:39
エンゴサク
ネコノメソウ
2025年04月16日 11:40撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:40
ネコノメソウ
コシノコバイモ
雨が降っても
これは撮る
1
雨が降っても
これは撮る
シュンランつぼみ
シュンラン
向こうを向いて
1
シュンラン
向こうを向いて
雪解けで増水した川を渡る
2025年04月16日 11:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:45
雪解けで増水した川を渡る
小谷島コース登山口
2025年04月16日 11:46撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 11:46
小谷島コース登山口
国道を歩いて公園まで
2025年04月16日 12:00撮影 by  Canon EOS R8, Canon
4/16 12:00
国道を歩いて公園まで
千手温泉
千年の湯
けっこう混んでいた
2025年04月16日 13:43撮影 by  Canon EOS R8, Canon
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4/16 13:43
千手温泉
千年の湯
けっこう混んでいた
撮影機器:

感想

待ちに待った晴れ予報の朝は 本降りの雨で明けた。
北陸の冬の天気は、雪かカミナリで 3月になると それに雨が加わると聞いていたが、4月も同じような天気が続いている。
予報を調べると、上越方面は天気が良い。

探し出した霧ヶ岳は、標高507m。
念のために ザックに入れたチェーンスパイクが良い仕事をしてくれた。
400mまで上がると、ベッタリと雪が付いている。
夏道は坊金側のピークを通り、コルを経て山頂に至るが、その前に 意外と深い沢(そう見えた)を横切る。
これは・・・ちょっとヤバいな(そう思えた)。
考えてみれば なんのことはない。
夏道の通りに行く必要は無いではないか。
雪がつながっているならば、ダイレクトに山頂を目指してもいいのだ。
緩やかな斜面の雪は、コルまで続いていた。
スキーのシュプールも残っていて、これは心強かった。
雨上がりだから ごく最近のものだろう。
ツリーホールを見ると、深いところでは2mくらいの積雪だ。
コルで尾根に乗ると、夏道が出て、歩き易い。
山頂で 久々に歩いた雪の楽しさを思った。
実は 歩き始めて早々に、まさかの雨が 風をともなって降りだし さらに霙になったりで、少々凹んではいたのだ。

山頂に風景看板が有るけど、霧で何も見えないのは、まさに霧ヶ岳の名前通りの本領発揮だ。
雨はあがっていた。
小谷島コースへ下りる尾根は 固定ロープの急斜面だが、夏道で始まった。
しばらく下りると、道標は尾根から左を示し、その先には雪の斜面が広がっていた。
どこを歩けば良いのか?
よく見れば、坪足が一人分と スキーの跡が二三人分、行けると判断した。
GPSがなければ、進退極まるケースかも?
左側の無木立斜面は 雪崩の流路だろうか?
立木の有る方へと 木の間を下る。
カカトを打ち込むキックステップも、始めは小気味良く決まっていたが、高度を下げてシャーベットになると、ズルズル滑る。
夏道が かいま見えて一安心しても、すぐに雪におおわれる。
小谷島コースは 驚いたことに、標高250mまでベッタリと雪が付いていた。
その後も 雪を拾いながら歩き、チェーンスパイクを外したのは、登山口が見えるところまで下りてからだった。
雪山歩きの楽しさを 存分に味わう山行になった。

雪の無いところには、カタクリをはじめ春の花が出番を待ち構え、多様な楽しみの多い山だと思った。

明日は、一日晴れマークが出ているから こんどこそ気持ち良く晴れてくれるといいな。

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