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Yamareco

記録ID: 8017883
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

バリルートで歩く(↑日蔭指尾根 ↓十二天尾根) 狩倉山と三ノ木戸山

2025年04月16日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:08
距離
7.0km
登り
1,122m
下り
1,125m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:31
休憩
0:33
合計
5:04
距離 7.0km 登り 1,122m 下り 1,125m
8:20
2
スタート地点
8:22
70
11:12
11:22
20
11:41
11:42
3
11:45
7
11:52
11:53
11
12:04
30
13:28
1
13:29
ゴール地点
天候 快晴、風なし、暖か
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
石尾根以外はバリルートです。
新版奥多摩詳細図には記載ありません。
バリルートには道標は一切ありません。

①日蔭指尾根
急登➕岩場の典型的なバリルートです。
3kmで標高差約1100m、歩行3時間です。
取り付きから山頂直下まで急登が続きます。
道型、踏み跡がわかるのは山頂近くだけで、
あとは地形読みとGPS頼りに登ります。

急登が続きますが、それほど滑りません。
ふくらはぎがパンパンになります。

大きな岩場がたくさん出てきますが、
難易度はそう高くはありません。
岩や樹木がホールドになり、
簡単なRFで一気に登れます。

下りよりも登りの方が安全で楽しめます。
エスケープルートはありません。


②十二天尾根
奥多摩詳細図では十二天尾根の上部のみ
緊急避難用として記載されています。
下部は危険としてコースの記載はありません。
全体は2kmで標高差約700m、
歩行約90分です。

実感としては下部の激坂が要注意です。
危険はありませんが、全く道がありません。
支尾根も多く、実際に3箇所で道間違いを
してしまいました。
いずれも警告の前にGPSを確認して
修正しました。
尾根はフカフカで滑ることは少ないですが、
落ち葉、枯れ枝、倒木などが多く、
ほとんど踏まれていないため、
足場が崩れやすく、とても歩きにくいです。

中間地点で不老林道を奥多摩駅まで歩く
エスケープルートがあります。
今日は奥多摩のバリルートである
日蔭指尾根で狩倉山に登り、
三ノ木戸山から十二天尾根で
下山します。

大沢バス停止から車道を少し歩き
大きなカーブのここから入ります。
2025年04月16日 08:29撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 8:29
今日は奥多摩のバリルートである
日蔭指尾根で狩倉山に登り、
三ノ木戸山から十二天尾根で
下山します。

大沢バス停止から車道を少し歩き
大きなカーブのここから入ります。
日蔭指尾根は
いきなりの激坂で始まります。
道はありません。
踏み跡もわかりません。
適当に直登して行きます。
2025年04月16日 08:46撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 8:46
日蔭指尾根は
いきなりの激坂で始まります。
道はありません。
踏み跡もわかりません。
適当に直登して行きます。
45度以上の傾斜です。
2025年04月16日 08:46撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 8:46
45度以上の傾斜です。
立っているのがやっとのくらい
2025年04月16日 08:46撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 8:46
立っているのがやっとのくらい
少しずつ岩場が出てきます。
2025年04月16日 09:19撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 9:19
少しずつ岩場が出てきます。
ここは名前のない小さな岩場です。
左を巻きます。
2025年04月16日 09:23撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 9:23
ここは名前のない小さな岩場です。
左を巻きます。
容赦なく急登が続きます。
2025年04月16日 09:23撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 9:23
容赦なく急登が続きます。
朽ちた倒木が多く
とても歩きにくいです。
2025年04月16日 09:23撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 9:23
朽ちた倒木が多く
とても歩きにくいです。
ここも名もなき岩場です。
左から通れます。
2025年04月16日 09:23撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 9:23
ここも名もなき岩場です。
左から通れます。
ここから第一の岩場です。
左から巻けるようですが、
極端に寄りすぎたのか
怪しいトラバース道に出てしまい
GPSで確認して右に修正しました。
2025年04月16日 09:33撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 9:33
ここから第一の岩場です。
左から巻けるようですが、
極端に寄りすぎたのか
怪しいトラバース道に出てしまい
GPSで確認して右に修正しました。
ここから登りました。
ホールドが豊富でルートが読めれば
危険はありません。
2025年04月16日 09:41撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 9:41
ここから登りました。
ホールドが豊富でルートが読めれば
危険はありません。
途中からかなりの傾斜を 
よじ登ります。
フカフカの土で思いの外
滑りません。
2025年04月16日 09:46撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 9:46
途中からかなりの傾斜を 
よじ登ります。
フカフカの土で思いの外
滑りません。
すぐに第二の岩場です。
ここは中央突破します。
岩はしっかりしており、
簡単に登れます。
一番楽しかった岩場です。
2025年04月16日 10:06撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 10:06
すぐに第二の岩場です。
ここは中央突破します。
岩はしっかりしており、
簡単に登れます。
一番楽しかった岩場です。
振り返ると
右 本仁田山、左 川苔山が
見えました。
2025年04月16日 10:06撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 10:06
振り返ると
右 本仁田山、左 川苔山が
見えました。
ここから第三の岩場までの
急登が今日一番疲れました。
本当に平らなところがありません。
2025年04月16日 10:27撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 10:27
ここから第三の岩場までの
急登が今日一番疲れました。
本当に平らなところがありません。
まだまだ登ります。
2025年04月16日 10:38撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 10:38
まだまだ登ります。
第三の岩場に出ました。
ここも正面中央から
よじ登ります。
傾斜はそれほどでもないです。
2025年04月16日 10:52撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 10:52
第三の岩場に出ました。
ここも正面中央から
よじ登ります。
傾斜はそれほどでもないです。
今日はヘルメット着用です。
2025年04月16日 10:52撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 10:52
今日はヘルメット着用です。
全ての岩場を通過しました。
ようやく少し緩やかになります。
2025年04月16日 11:03撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:03
全ての岩場を通過しました。
ようやく少し緩やかになります。
あとは山ノ神尾根に合流して
狩倉山まではすぐです。
2025年04月16日 11:03撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:03
あとは山ノ神尾根に合流して
狩倉山まではすぐです。
狩倉山の山頂に着きました。
バス停から3時間弱でした。
登ってきた道には
通行止めのロープが
張られていました。
2025年04月16日 11:13撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:13
狩倉山の山頂に着きました。
バス停から3時間弱でした。
登ってきた道には
通行止めのロープが
張られていました。
農大の演習林のようです。
2025年04月16日 11:14撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:14
農大の演習林のようです。
山名標識は見当たらず、
この道標だけでした。
2025年04月16日 11:14撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:14
山名標識は見当たらず、
この道標だけでした。
山頂からは御前山が
良く見えました。
樹林越しに富士山も見えました。
2025年04月16日 11:14撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:14
山頂からは御前山が
良く見えました。
樹林越しに富士山も見えました。
恒例の山頂自撮りです。
2025年04月16日 11:19撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:19
恒例の山頂自撮りです。
山頂はこんな感じです。
この山は巻道を通る人が多く、
ここまで登ってくる人は少なく、
とても静かな山頂です。
2025年04月16日 11:21撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:21
山頂はこんな感じです。
この山は巻道を通る人が多く、
ここまで登ってくる人は少なく、
とても静かな山頂です。
石尾根を三ノ木戸山に向かいます。
さすがに良く整備され快適な道です。
六ツ石山も近いですが、
何度も登っているので
今日はパスしました。
2025年04月16日 11:29撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:29
石尾根を三ノ木戸山に向かいます。
さすがに良く整備され快適な道です。
六ツ石山も近いですが、
何度も登っているので
今日はパスしました。
どーんと大岳山が見えます。
2025年04月16日 11:31撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:31
どーんと大岳山が見えます。
ここは直進します。
2025年04月16日 11:41撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:41
ここは直進します。
この道標の裏から
三ノ木戸山に登ります。
道型、踏み跡あります。
2025年04月16日 11:47撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:47
この道標の裏から
三ノ木戸山に登ります。
道型、踏み跡あります。
このあたりが山頂のようです。
山名標識は見当たりませんでした。
展望はあまりありません。
2025年04月16日 11:55撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 11:55
このあたりが山頂のようです。
山名標識は見当たりませんでした。
展望はあまりありません。
十二天尾根はこのあたりから
降りて行きます。
かすかに踏み跡あります。
道標や目印はありません。
2025年04月16日 12:00撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:00
十二天尾根はこのあたりから
降りて行きます。
かすかに踏み跡あります。
道標や目印はありません。
振り返って
ここから降りています。
2025年04月16日 12:00撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:00
振り返って
ここから降りています。
すぐに石尾根に合流しました。
2025年04月16日 12:03撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:03
すぐに石尾根に合流しました。
石尾根合流箇所から
林道に入って行きます。
農大演習林なのかロープが
張ってありました。
広い林道なので間違って
入り込みやすいです。
2025年04月16日 12:03撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:03
石尾根合流箇所から
林道に入って行きます。
農大演習林なのかロープが
張ってありました。
広い林道なので間違って
入り込みやすいです。
十二天尾根は急降下が続きます。
道型や踏み跡はとても不明瞭です。
2025年04月16日 12:15撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:15
十二天尾根は急降下が続きます。
道型や踏み跡はとても不明瞭です。
道標もありません。
時折り鹿柵が出てきます。
2025年04月16日 12:25撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:25
道標もありません。
時折り鹿柵が出てきます。
こんな傾斜も普通にあります。
2025年04月16日 12:25撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:25
こんな傾斜も普通にあります。
十二天への分岐です。
ここを降りて林道を右に行きます。
2025年04月16日 12:33撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:33
十二天への分岐です。
ここを降りて林道を右に行きます。
十二天社石碑へは
ここから往復できますが、
今日はバスの時間の関係で
寄りません。
2025年04月16日 12:34撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:34
十二天社石碑へは
ここから往復できますが、
今日はバスの時間の関係で
寄りません。
林道を20mくらい歩いて
このあたりから下っていきます。
道標も目印もありませんでした。
かすかに踏み跡らしきものが
上から見えました。
ここはとても判りにくいです。
2025年04月16日 12:38撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:38
林道を20mくらい歩いて
このあたりから下っていきます。
道標も目印もありませんでした。
かすかに踏み跡らしきものが
上から見えました。
ここはとても判りにくいです。
50度以上の急降下が続きます。
フカフカで滑ることはありません。
ところどころ道らしきところも
ありますが、踏まれていないので
崩れることがありました。
2025年04月16日 12:57撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:57
50度以上の急降下が続きます。
フカフカで滑ることはありません。
ところどころ道らしきところも
ありますが、踏まれていないので
崩れることがありました。
こんなところで演習するのも
大変ですね。
2025年04月16日 12:57撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 12:57
こんなところで演習するのも
大変ですね。
岩場もあります。
振り返ってみたところです。
下山では右から通れます。

大沢バス停に降りるには
さらに30分くらい歩きます。
この間は最も急な箇所になり、
道も踏み跡もありません。
尾根末端は直進せず、
右に巻いて降りて行きます。
2025年04月16日 13:03撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 13:03
岩場もあります。
振り返ってみたところです。
下山では右から通れます。

大沢バス停に降りるには
さらに30分くらい歩きます。
この間は最も急な箇所になり、
道も踏み跡もありません。
尾根末端は直進せず、
右に巻いて降りて行きます。
ようやく大沢バス停に着きました。
写真の中央から降りてきました。
途中急いだので予定のバスには
2分前で間に合いました。

今日も無事下山できました。
ありがとうございます。
2025年04月16日 13:32撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 13:32
ようやく大沢バス停に着きました。
写真の中央から降りてきました。
途中急いだので予定のバスには
2分前で間に合いました。

今日も無事下山できました。
ありがとうございます。
おまけ

今回は新調した靴で登りました。
スポルティバの
ウルトララプター2の
ミッドカットワイドです。
8足目ですが、これまでの最高です。
2025年04月16日 13:47撮影 by  iPhone 16, Apple
4/16 13:47
おまけ

今回は新調した靴で登りました。
スポルティバの
ウルトララプター2の
ミッドカットワイドです。
8足目ですが、これまでの最高です。
撮影機器:

感想

久々のハードコースでした。
えげつない激坂の連続で
さすがにふくらはぎがパンパンでした。

日蔭指尾根は事前の調査で岩場の
難易度が高く、少し心配でしたが、
思いの外スムーズに登れました。
危険はないのでむしろ楽しめたくらいです。

奥多摩詳細図には記載がされていませんが、
松浦本には詳述されています。
⭐︎二つでしたが、実感もそんな感じです。


十二天尾根は正直あまり
おすすめできません。
特に下部は激坂下りはRFの
マニア向けかと思います。

むしろ山ノ神尾根を下山した方が
楽しめます。

いずれにせよ
自然の中で静かな一日が楽しめました。
ヘルメットも新しい靴も良かったです。


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