記録ID: 80239
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ハイキング
日光・那須・筑波
根名草山
2007年09月01日(土) [日帰り]



- GPS
- --:--
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,417m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
鬼怒川の源流部に位置するこの山は栃木県側女夫渕温泉からのアプローチが長い事もあり群馬県側の金精峠の登山口から入山するのが一般的と紹介されている。ガイドには栃木県側は下山ルートとして記されている事が多い。そんな事もあり以前から行きたいとは思いながらも先送りにして来た山である。偶然に9月の第一土曜日がポッカリ空いたのと、久々に太陽が出るとの天気予報に誘われて「それじゃあ一丁行きますか!」と車に乗り込んだのである。 女夫渕温泉の駐車場に早朝6時到着。車の中で朝食をとる隊長を尻目に登山の支度にかかる。荷物と言ってもさほど有るわけでもないので瞬く間に準備は終わる。ザックを背負い、カメラを下げ、車の鍵を片手に隊長の朝食が済むのを待つ。そんな格好の私を横目で見ながら二つ目のパンに手を伸ばす隊長。まあ、腹が減っては戦は出来ぬと昔から言われている。 6:20、漸く隊長の身支度が終わり肩を並べて歩き始める。奥鬼怒川温泉郷へお客を運ぶマイクロバス用の林道を4曲がり程歩くと仮登山道入り口の看板が見える。以前は女夫渕温泉駐車場から黒沢沿いの林道を歩き吊り橋を渡って行ったものだが、黒沢林道の崩壊を受けて本流沿いに仮登山道が出来たのだ。そして今は駐車場先の鉄橋を渡った所から斜面に長い階段の設置工事が進められている。良いのか悪いのかは別にしてかなりの段数の階段になりそうである。 仮登山道を抜けて鬼怒川本流に下りる。ここも工事中で立派なコンクリートの基礎を打って新しく橋を架ける様子だ。昨年歩いた橋はもう御用済みのように土砂に埋められていた。何でこういじくり回すのか私には理解出来ない。 鬼怒川の本流沿いを八丁ノ湯、加仁湯、日光沢温泉と進む。日光沢温泉まで約80分〜100分の行程。ここは私たちが今回登る根名草山や高層湿原で有名な鬼怒沼への登山口になっている。双方、この登山口から山頂まで3時間ほど掛かる。ここまでの時間を加えることで山頂までのアプローチはかなり長い事が判るだろう。 7:45、温泉旅館の渡り廊下の下に掲示されている登山口標識に頭を下げて通り過ぎる。いよいよ登山開始だ。 旅館裏の斜面を数m登った所で根名草山と鬼怒沼との分岐がある。私たちはルートを左に取り根名草山へと向かう。 旅館を見下ろしながら暫く進むと旅館が自給している高原野菜の畑に出る。畑の周りには伸び切ったワラビが沢山生えていた。このワラビも旅館の食膳に並ぶ一品なのだろうなぁ・・・と思いながら足を進める。 畑を過ぎると本格的な登山道が始る。斜面をジグザグに登って行く。鬼怒川の沢音がどんどん下方に遠ざかって行く。登り始めから一気に600m程の高度を稼ぐ急登が続く。 歩き始めから一時間は休憩を入れずに登る。かなりキツイ。今年は3月にハイキング程度の山登りしかしていないので身体が重く感じる。隊長も同じ。二人でゼェゼェ息を切らせながら牛のように歩く。1700m地点からは100m上がる毎に休憩を入れる。死にそう・・・。 9:30、1900m付近で手白沢温泉から湯沢噴泉塔へと抜ける登山道の分岐に到着。ここまでが急登でここから暫くはアップダウンを繰り返して進んで行く。そしてこれがまた長い。何が長いかと言うとダラダラとアップダウンを繰り返し一向に高度が上がらないのだ。10m上がっては10m下る。どうせなら平らに真っ直ぐしていれば良いものの、そうは行かないのが登山である。 それでも30分ほど歩くと再び登山道は上がり始める。2000m付近で尾根上に飛び出して、北に鬼怒沼山、東には手白沢から女夫渕方向に視界が広がる。空は青空、吹く風が気持ち良い。 尾根の西側を巻くように登山道は高度を稼いで行く。2200m付近で斜面が大きく崩れた場所を横断する。俗に言うガレ場であるが、うちの隊長はこれが大の苦手である。バランスの問題なのだが足が滑る事ばかり考えるから余計に滑り易い体勢になる。だから滑る。これだから嫌いになるのは仕方が無い。 合計3ヶ所のガレ場を越えると山頂直下の草地に出る。陽射しに照らされながら山頂への急登を登る。南から北に回り込むように草地を上がって行くと上の方から大勢の人たちの声が聞こえて来た。山頂も間近だ。 山頂に這い上がると20人ほどの人たちがいた。人気の無い山だと思っていたので余りの人の多さに驚いたが話を聞いていると全員同じグループの様だ。たまたま出会ってしまったが、このグループが来ていなければ時間的に本日の登山者は私たちだけだったかも知れない。そう思いながらこのグループが山頂から下るのを待つ。言い方が悪いが早く下ってくれないと私たちが腰を下ろす場所も無いのだ。 グループは栃木県側に下って行った。山頂で少しのんびりする事にした。20人からのグループだから少し間を置かないと追い着いてしまうからだ。時刻も11時半を回っているから山頂を占領して昼食にする。隊長のお弁当はネギトロ巻き。私はお稲荷さんと太巻きのセット。隊長からネギトロ巻きを一つ貰った。美味しく食べている間にお稲荷さんを2個食べられてしまった。割の合わないトレードだったがまあ仕方ない。 山頂で昼食を食べてから風景を堪能する。鬼怒川源流を挟んだ向かい側に根名草山よりわずかに低い鬼怒沼が太陽に照らされて銀色に光っている。人気の高い鬼怒沼には今日も沢山の人が訪れている事だろう。 隊長に周囲の山々をひとくされ解説する。そんな中で隊長の目に止まったのは山頂と隣り合わせるピークに這い上がる崩れた斜面だった。 「あそこって歩いて来たガレ場だよね?」 やはり苦手なものは目に付くらしい。 しかし登山用語が普通に口から出て来るようになった隊長に内心私は驚いている。まあ低山ハイキングとはいえ登山歴5年になった隊長だから不思議ではないのだろう。 大人数のグループと30分ほどの時間を置いて山頂から下る。3時間も4時間もかけて目指して来た山頂に30分ほどしか居ない登山の馬鹿馬鹿しさを笑い合いながら山を下って来た。 駐車場帰着は16:30。およそ10時間にわたる歩きの長〜い一日だった。 |
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