記録ID: 80360
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雪山ハイキング
日光・那須・筑波
古峰ヶ原高原
2009年02月28日(土) [日帰り]
oginchan
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 287m
- 下り
- 289m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この山域は地蔵岳・夕日岳、または横根山とこれまでにも山登りで訪れて来た場所。麓を流れる大芦川河畔の鹿沼市草久にはとちぎ自然塾のクラブハウス大芦庵もあり、言わば我らが奥庭と言ったところ。そんな場所に今回はスノーシューフィールドを求めてやって来た。 前日光高原に位置する古峰ヶ原は日光開山の勝道上人の修行の地であり山麓の古峯神社は天狗伝説で知られていて、そんな往時を思わせる史跡が数多く点在している。粕尾峠にかけては標高千三百m前後の高原になっていて、古峰ヶ原湿原から横根山を結ぶ登山道は緩やかな勾配が続き積雪期はスノーシューを楽しめそうだと前々から思っていた。金曜日に天気が崩れ県南から県北山沿いに雪が降った事もあり、明けて土曜日にスノーシュー一式を車に積み込んでやって来たわけである。 元々冬の季節は人の気配が少ない場所であり今日も遊びに来ているのは我々だけ。あとは鹿撃ちハンターの4WDが我が物顔に走り回っているくらいである。今日は禁猟に1日早いために誤射の用心に赤いアウターを着て歩く。何せもう銃で狙われるのは懲り懲り、御免である。 古峰ヶ原湿原は雪化粧を施し墨絵の世界、そんな湿原の畔を登山道へと進む。湿原越しに白く霞んで見えるのは古峰ヶ原高原フュッテ。数年前に強盗がご夫婦の登山者を襲った事件が起きた小屋である。 銀色の鳥居をくぐり緩やかな勾配の登山道を歩く。時折勾配をきつくする場所は無雪期ならば木階段となっている場所である。右に左にと進みながら湿原の東側を進む。葉を落とした広葉樹の樹林を進むと地図にない鳥居を潜る。 鳥居からまた勾配をきつくして標高を上げると巨岩・奇岩が見られるようになり天狗の庭へ到着する。この先にある小ピークに古峰ヶ原高原の最高点とされる1377m三角点がある。御影石は帰りに拝んで帰る事にして三枚石に向かう。 ほどなく金剛山奥の院がある三枚石に到着。石が三枚重なっているように見えることから三枚石と言われ勝道上人がこの石の下で座禅修業したことから三昧石とも呼ばれている。三枚石は奥の院の中まで延び、その石に囲まれて小さな金剛童子が祀られている。 昼にはまだ早い時間なのでこの先15分ほどの方塞山まで往復してくる事にする。隊長には三枚石までの往復と言ってやって来たのでちょっと不満顔だが片道15分と聞いて嫌々ながら歩き始めた。 三枚石から一旦コルへと下り小ピークを一つ越えると平坦なツツジ平に着く。今は雪に覆われているが春ともなればヤシオツツジをはじめ数々のツツジの花で彩られる場所である。まあ今日は雪を蹴散らして進むとしよう。 ツツジ平から緩やかに登って方塞山1388mに着く。方塞山からは横根山方面と足尾峠方面へと道は分かれる。今回はここで折り返す。 三枚石まで戻り昼食。今日は山頂ではないがここでラーメンを作り隊長と分け合う。 天気が良くなる予報だったのに一向に雲が切れず時折雪がチラついているので昼食も早々に帰途につく。途中三角点に立ち寄る事も忘れない。三角点は特に案内も表示杭も無いが地形図を持っていれば簡単に判る筈だ。その証拠に雪に埋もれた三角点標柱でも見つける事が出来た。 三角点を後に帰途は全て下りの行程で順調に進み湿原到着が12:45、約30分の行程だった。バリエーションルートの視察も出来たし来季のスノーシーズンが楽しみな散策が出来た。 |
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