記録ID: 8041927
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山滑走
十勝連峰
十勝岳テレマークBC(2077m)
2007年05月17日(木) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
−備忘録−
日時:2006年5月17日(水)
場所:北海道十勝岳(2077m)
メンバー:ぽち(単独)
ルート:望岳台-十勝岳避難小屋-グラウンド火口−十勝岳山頂(2077m)-1821m地点−避難小屋-望岳台
時間:6h−00m(登り4h−00m、下り1h−00m)
距離:11.0km
当麻岳から下山し旭川経由で美瑛町の望岳台に向かった。美瑛からは新緑バックに十勝連峰が望まれ、牧草の緑が更に山を引き立ててくれる。望岳台にちょうど降りてきた女性テレマーカーがいて情報をもらう。一部火口付近に雪が切れているところがあるが山頂からほぼ滑降可能とのこと・・・
車を展望のいいところに止め食事の支度をする。3日前に熊の目撃情報もあるとかでテントはやめ、車中泊とする。今日の宿はこの「プリウス」だ。今晩のメニューは「本日のカレースープ」(いまや北海道名物?)とポークソテー、パン、ブレミアムモルツだ。今日も夜になっても気温は下がらず快適に眠れた。
03:50 起床!寝過ごした!4時には出発するはずだったが飲み過ぎたのか・・・北海道はこの時期3時半頃から明るくなり始め、4時には完全に明るくなる。朝食の具だくさんの味噌ラーメン(菊水の寒干しラーメン)をすすり出発準備にかかる。
05:00 雪のある沢の方からシールを着けて出発!(930m) 暖かいとはいえ雪面はカリカリに凍っていた。ほぼ快晴で十勝岳、美瑛岳を望みながらの登高は気持ちいい。
06:12-22 十勝岳避難小屋(1312m) 全く疲れはないのだが昨日からの靴擦れがひどくなり、昨日買ったジェル入りのパッドを貼ってみる。本格的な登りはここからで幾本ものシュプールがあり、シュプールのない右の沢を詰めることにする。前十勝コースは立ち入り禁止なのでその間を登る。
07:25 火口まであと少しというところで雪壁が現れアイゼンを装着する。(1600m) 時間が早すぎたせいもあってカチカチでシール、つぼ足では不可能だ。
07:30 フロントポイントで一気に直登し鞍部に出た。(1676m) そのままアイゼンで行こうとしたが既に日が差しており、今度はズブズブで膝下まで潜ってしまうのスキーに履き替える。ここが火口の入口であり、前十勝を回り込み少し進むと十勝岳が正面に見えてくる。火口を周遊する夏道は雪がないのでコース取りを思案するが、火口中央を縦断してできるだけシールで登高することにする。
08:15 1825m地点で夏道と合流しほんの少しスキーを脱ぐ。雪のあるところから再びシールで直登しピークを目指す。
08:50 さすがに頂上付近は風がありカリカリのバーンになっている。あと少しというところでシールを断念してつぼ足に切り替え夏道を辿る。
09:00 十勝岳(2077m)登頂!当然だれもいない。360度の眺望を楽しみながら雪がゆるむまで小1時間ほど大休止する。風は少しあるが岩陰に隠れれば日差しは暖かく昼寝には最適だ。
10:00 滑降開始!上部はカリカリだが、今シーズン最後だからいい滑りをしないとと自分でプレッシャーをかけ過ぎたのか?テレターンかアルペンターンか迷ってしまいいきなり転倒!3mほど滑落して止まった。今度は確実にターンできそうなところまで斜滑降で降り、気を取り直して再び滑降開始。
10:10 あっけなく1810m地点に到着し第1ステージ終了。何度も自分のシュプールを見て満足する。ここでスキーを脱ぎ、砂礫帯の夏道を歩く。雪のあるところで再びスキーを履き火口まで一旦下り、次のステージへ向かう。
10:35 第2ステージ滑降開始(1645m) ここからも大斜面が広がり思いのままにターンを刻む。雪質も快適なザラメで一気に下る。避難小屋も通り過ぎノンストップ!
10:40 5分で1250m地点まで到達。途中、登ってくるハイカー、山スキーヤー数人と話したり、写真を撮ったりと名残惜しく大切に下る。
11:00 望岳台到着。今シーズンの滑りを終了した。(多分・・・) 滑ってきた斜面を見ながら後かたづけをし、吹上温泉へ向かった。
日焼け止めを大量に塗ったがこの晴天ではあまり効果はなく、熱いお湯で顔はヒリヒリ、靴擦れは完全にマメがつぶれこちらも痛みを堪えながらの入浴であった。
十勝連峰の下新緑と爽やかな風を受け車を小樽へ走らせた。いやーよかったなぁ!
日時:2006年5月17日(水)
場所:北海道十勝岳(2077m)
メンバー:ぽち(単独)
ルート:望岳台-十勝岳避難小屋-グラウンド火口−十勝岳山頂(2077m)-1821m地点−避難小屋-望岳台
時間:6h−00m(登り4h−00m、下り1h−00m)
距離:11.0km
当麻岳から下山し旭川経由で美瑛町の望岳台に向かった。美瑛からは新緑バックに十勝連峰が望まれ、牧草の緑が更に山を引き立ててくれる。望岳台にちょうど降りてきた女性テレマーカーがいて情報をもらう。一部火口付近に雪が切れているところがあるが山頂からほぼ滑降可能とのこと・・・
車を展望のいいところに止め食事の支度をする。3日前に熊の目撃情報もあるとかでテントはやめ、車中泊とする。今日の宿はこの「プリウス」だ。今晩のメニューは「本日のカレースープ」(いまや北海道名物?)とポークソテー、パン、ブレミアムモルツだ。今日も夜になっても気温は下がらず快適に眠れた。
03:50 起床!寝過ごした!4時には出発するはずだったが飲み過ぎたのか・・・北海道はこの時期3時半頃から明るくなり始め、4時には完全に明るくなる。朝食の具だくさんの味噌ラーメン(菊水の寒干しラーメン)をすすり出発準備にかかる。
05:00 雪のある沢の方からシールを着けて出発!(930m) 暖かいとはいえ雪面はカリカリに凍っていた。ほぼ快晴で十勝岳、美瑛岳を望みながらの登高は気持ちいい。
06:12-22 十勝岳避難小屋(1312m) 全く疲れはないのだが昨日からの靴擦れがひどくなり、昨日買ったジェル入りのパッドを貼ってみる。本格的な登りはここからで幾本ものシュプールがあり、シュプールのない右の沢を詰めることにする。前十勝コースは立ち入り禁止なのでその間を登る。
07:25 火口まであと少しというところで雪壁が現れアイゼンを装着する。(1600m) 時間が早すぎたせいもあってカチカチでシール、つぼ足では不可能だ。
07:30 フロントポイントで一気に直登し鞍部に出た。(1676m) そのままアイゼンで行こうとしたが既に日が差しており、今度はズブズブで膝下まで潜ってしまうのスキーに履き替える。ここが火口の入口であり、前十勝を回り込み少し進むと十勝岳が正面に見えてくる。火口を周遊する夏道は雪がないのでコース取りを思案するが、火口中央を縦断してできるだけシールで登高することにする。
08:15 1825m地点で夏道と合流しほんの少しスキーを脱ぐ。雪のあるところから再びシールで直登しピークを目指す。
08:50 さすがに頂上付近は風がありカリカリのバーンになっている。あと少しというところでシールを断念してつぼ足に切り替え夏道を辿る。
09:00 十勝岳(2077m)登頂!当然だれもいない。360度の眺望を楽しみながら雪がゆるむまで小1時間ほど大休止する。風は少しあるが岩陰に隠れれば日差しは暖かく昼寝には最適だ。
10:00 滑降開始!上部はカリカリだが、今シーズン最後だからいい滑りをしないとと自分でプレッシャーをかけ過ぎたのか?テレターンかアルペンターンか迷ってしまいいきなり転倒!3mほど滑落して止まった。今度は確実にターンできそうなところまで斜滑降で降り、気を取り直して再び滑降開始。
10:10 あっけなく1810m地点に到着し第1ステージ終了。何度も自分のシュプールを見て満足する。ここでスキーを脱ぎ、砂礫帯の夏道を歩く。雪のあるところで再びスキーを履き火口まで一旦下り、次のステージへ向かう。
10:35 第2ステージ滑降開始(1645m) ここからも大斜面が広がり思いのままにターンを刻む。雪質も快適なザラメで一気に下る。避難小屋も通り過ぎノンストップ!
10:40 5分で1250m地点まで到達。途中、登ってくるハイカー、山スキーヤー数人と話したり、写真を撮ったりと名残惜しく大切に下る。
11:00 望岳台到着。今シーズンの滑りを終了した。(多分・・・) 滑ってきた斜面を見ながら後かたづけをし、吹上温泉へ向かった。
日焼け止めを大量に塗ったがこの晴天ではあまり効果はなく、熱いお湯で顔はヒリヒリ、靴擦れは完全にマメがつぶれこちらも痛みを堪えながらの入浴であった。
十勝連峰の下新緑と爽やかな風を受け車を小樽へ走らせた。いやーよかったなぁ!
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
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