巻機山
新潟県
おーいーしー
ymv
体力度について
- GPS
- 06:53
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,521m
- 下り
- 1,523m
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| 天候 | 曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
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感想
今日はymvと2人で巻機山へ。
午後から天気が崩れる予報なのでサっと行ってサっと帰ろうと4時スタート。あとの2名は遅れて来るらしい。
この時期に来るのは初めてだが雪は多い。ただ連日の雨でツリーホールも大きくなっている。
5合目にテント1張り。主には7合目手前で出会った。ガスがひどくて退却とのこと。
森林限界を抜けると確かにガスは濃くなるが、以前ニセ巻でホワイトアウトを食らったときよりはマシだ。米子沢はデブリだらけに見えた。
高度を上げるとガスも濃くなる。視界がないと7合目付近の広い尾根の通過に気をつかうが、トレースがたくさんあって問題はなかった。急登に取り付く頃にはガスが晴れ出した。
夏道は既に結構な笹が出ている。左を巻けば行けそうに見えたが、上部に巨大なクラックがある。ちょうどそのとき割引沢側でごうごうと雪崩の音が聞こえてきた。
クラックの通過は危険と判断し、大人しく板を外して夏道を登る。幸い100mほどでまた雪が出てきた。
晴れは期待できないがニセ巻機山からは谷川連峰などは十分見える。シールのまま雪に完全に埋もれた避難小屋を通過して山頂へ。ケルン付近だけ雪がなくなっていた。
2人で記念撮影をしたらymvに先に降りてもらって滑走準備をする。
米子沢の源頭にも大きなクラックがあり巻いて降りた。
避難小屋まで戻ったらシールで登り返す。9合目まで戻ったところで後続の2人に無線で呼びかけてみたら、ちょうど5合目の見晴台まで登ったところだった。
2kmくらいは離れているはずだが特定小電力無線でちゃんと通話できたので、ちょっと感動。
ガスや雪切れもあるのであまり飛ばさずゆっくり降りていく。他の後続は10人くらいいた。雪はいい感じのザラメだが樹林帯は大きめの枝が多数落ちていて気をつかった。
5合目まで戻って2人と合流。あとは井戸の壁を滑って降りるだけだが、ツリーホールが大きいのでここも慎重に。ヌクビ沢との分岐まで戻ってようやく一安心。
桜坂駐車場から下はどこでも滑れて駐車地点に帰還。天気の割には楽しめた。
天気悪い予報なので天気が持ちそうな場所を目指して巻機山でした
巻機山は以前ヌクビ沢の沢登りで連れて行ってもらって以来2度目、登山道を登るのは初です。ルートが長めで気温も上がりそうだったので水は多め、1.8L持っていって1.4Lほど消費しました
5合目直下の標高1,000-1,100m区間の直登はさすがに斜度がかなりあり、場所によっては相応の緊張感がありました
まなび：
下山中、井戸の壁の急斜面で先行のパーティー（自分たちよりも前にスキー装備で登頂した人は居なかったはずなので、5合目あたりで滑って引き返した人が居たのだと思います）のスキー滑走跡がある部分を降りていく場面がありました
このとき、広めのスキー面で滑った跡がある急斜面箇所をアイゼンで降りる際、なんでもない場所で案外滑ることがある、と感じました。
先日の輝山でも少し感じつつ言語化するには至っていなかった違和感の正体がこれです。
もう少し丁寧に考えてみます。
スキーのターン動作（skiddingとcarvingの差は私には分かりませんが）によってツボが削られつつ半端に埋め固められている箇所へ足を踏み入れると、ツボから外れた場所に足を置く可能性が高めです。そしてスキーによって斜面へ数cm被さった柔らかめの雪層はアイゼンが引っかかるより前に剥離して滑り始めます。
スキーで削られた斜面は元々よりも急になっていることも手伝って今回一度プチ滑落し、50cmほど滑ってピッケルで停止しました。
おそらくその状態で5秒ぐらいもたついていたらスピードがついてゴロゴロと数十m落ちていたところでした。
教訓としては、「いけるんかなこれ？」と思ったら雪山では大抵いけないので落ち着いてスローダウン、安全行動を取る。
良い訓練になりました
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ymvさん、こんにちは、ニアミスでしたね！
予報の割に現地は悪くない一日でしたね。
「最近の登山で会ったかも」を見て驚いてコメント差し上げました。
巻機山はとてもオープンバーンでゲレンデスキーしかしたことない自分でも滑りたくなり
「山スキーの方がとても羨ましいです。」
ymvさんも色々気づきがあったみたいですね
相変わらず勉強家で見習わないとです
我々は雪の状態が悪い箇所があり予定より遅くなってしまい
お会いする事が出来ませんでしたが、また何処かで…
その時はどうぞよろしくお願いいたします。
RaVie
ニアミスでしたね。昨年の冬季女峰山ぶりの遭遇チャンスでありました
引き続き精力的に歩いていらっしゃって記録を日々参考にさせて頂いております。またどこかの山でぜひ！
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