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Yamareco

記録ID: 805022
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

大川入山 〜 治部坂高原からピストン 〜

2016年01月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:21
距離
10.7km
登り
979m
下り
973m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:56
合計
6:11
8:56
9:01
115
10:56
11:46
89
13:15
13:15
40
13:55
13:56
8
14:04
ゴール地点
・展望地で写真撮影や展望を楽しむため何度か長めに休憩しています。
天候 晴れ一時ガス
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇治部坂高原の登山者用駐車場に駐車。
・朝のうち凍結。雪あり。
・スタート時外五台、下山時外六台の車が駐車。
コース状況/
危険箇所等
【駐車場⇔横岳】
▼所々木の根や土が露出している所があるも、登山道は雪に覆われていました。雪に覆われているとはいえ、朝のうちはガチガチにクラストした雪で、スケートリンクのような所もありました。下山時は多少溶けて歩きやすくなっている所もありました。
▼ラッセルの必要なし。深く沈み込むような所もなし。
▼特にお助けロープがかかっている辺りが凍結している上、傾斜も急で、かなり慎重に歩く必要がありました。
▽登山時も、下山時も冬靴でアイゼン等着用せず歩行しましたが、アイゼンを着用した方が楽かつ安全に歩行できる状況でした。下山時は雪が緩み靴底に雪が付着するような状態で、チェーンスパイクはおすすめできない状況でした。
【横岳⇔山頂まで1km標識手前の鞍部】
◆緩やかな起伏を何度も繰り返し、水平距離以上に、疲労感を感じる区間です。
▼往路では凍結して慎重に歩く必要がある所もありましたが、復路では程よく雪が溶け歩きやすくなっていました。
▼ラッセルの必要なし。深く沈み込むような所もなし。
▽登山時も、下山時も冬靴でアイゼン等着用せず歩行しましたが、登りではアイゼンを着用した方が楽かつ安全に歩行できる状況(下りではアイゼン着用の必要は感じられません)でした。
【山頂まで1km標識手前の鞍部⇔山頂】
◆淡々とした登り(下り)です。
▼凍結して慎重に歩く必要がある所が一部ありました。
▼ラッセルの必要なし。深く沈み込むような所もなし。
▽登山時も、下山時も冬靴でアイゼン等着用せず歩行しましたが、登りではアイゼンを着用した方が楽かつ安全に歩行できる状況でした。下る際にもアイゼンを履いていた方が安全かなと思うような凍結箇所もありました。
その他周辺情報 ☆道の駅信州平谷の「ひまわりの湯」で入浴&食事。
駐車場からの舗装路は少し凍結していました。
分岐を左に進みます。
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駐車場からの舗装路は少し凍結していました。
分岐を左に進みます。
登山道入口
ガチガチにクラストしてます。
歩いていて楽しくない ('A`)
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ガチガチにクラストしてます。
歩いていて楽しくない ('A`)
木の根が露出している所もありました。
木の根が凍結していて、スリップしやすく、注意が必要でした。
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木の根が露出している所もありました。
木の根が凍結していて、スリップしやすく、注意が必要でした。
お助けロープがかかっている崩壊地脇を通過します。
この画像の前後10mほどは、今回のルートで最も通過に注意が必要な所でした。傾斜が急な上、凍結しています。
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お助けロープがかかっている崩壊地脇を通過します。
この画像の前後10mほどは、今回のルートで最も通過に注意が必要な所でした。傾斜が急な上、凍結しています。
崩壊地から見た大川入山。
全然雪が無い…。
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崩壊地から見た大川入山。
全然雪が無い…。
中央アルプスが見えました!
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中央アルプスが見えました!
そして、逆光の中、南アルプスも見えた!
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そして、逆光の中、南アルプスも見えた!
横岳到着。
ここで少し休憩。
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横岳到着。
ここで少し休憩。
横岳から先は笹が出てきます。
例年の雪ならスノーシューが必要になってくる(k)。
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横岳から先は笹が出てきます。
例年の雪ならスノーシューが必要になってくる(k)。
雪が溶け地面が露出している所もありました。
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雪が溶け地面が露出している所もありました。
ガスが上がってきました。
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ガスが上がってきました。
山頂手前2km標識。
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山頂手前2km標識。
見た目は綺麗な雪道なんですけど、相変わらずクラストしており、依然として歩いていて楽しくない(u)。
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見た目は綺麗な雪道なんですけど、相変わらずクラストしており、依然として歩いていて楽しくない(u)。
この画像のように凍結している所は足の置場を慎重に選択する必要がありました。
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この画像のように凍結している所は足の置場を慎重に選択する必要がありました。
山頂手前1km標識。
アップダウンを繰り返すため、思うように山頂までの距離が縮まらない。
てか、2km標識と1km標識の間、本当に1km?もっと距離があるような…(u)。
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山頂手前1km標識。
アップダウンを繰り返すため、思うように山頂までの距離が縮まらない。
てか、2km標識と1km標識の間、本当に1km?もっと距離があるような…(u)。
ガスが登山道にも少しかかってきました。
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ガスが登山道にも少しかかってきました。
ここは!例の羊の牧場でしょうか。
残念ながら、羊さんたちはいませんでした。
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ここは!例の羊の牧場でしょうか。
残念ながら、羊さんたちはいませんでした。
山頂へと続く雪道。
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山頂へと続く雪道。
不動岳、鎌崩の頭、丸盆岳、黒法師岳。
超絶逆光ですが、撮影しておきました。復路ではガスに包まれて、見えなくなっていました。
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不動岳、鎌崩の頭、丸盆岳、黒法師岳。
超絶逆光ですが、撮影しておきました。復路ではガスに包まれて、見えなくなっていました。
北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳。
山頂手前から撮影。
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北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳。
山頂手前から撮影。
悪沢岳と荒川岳(重なっています)、赤石岳、聖岳、上河内岳。
赤石岳と聖岳の手前に大沢岳、中盛丸山、小兎岳、兎岳も綺麗に見えてます。
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悪沢岳と荒川岳(重なっています)、赤石岳、聖岳、上河内岳。
赤石岳と聖岳の手前に大沢岳、中盛丸山、小兎岳、兎岳も綺麗に見えてます。
山頂まであと少しです。
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山頂まであと少しです。
山頂到着!
ポカポカ陽気で展望もよかったので、ゆっくり長めに休憩しました。
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山頂到着!
ポカポカ陽気で展望もよかったので、ゆっくり長めに休憩しました。
山頂から見た中央アルプス。
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山頂から見た中央アルプス。
恵那山。
山頂から少し北西方面に下った所から撮影。
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恵那山。
山頂から少し北西方面に下った所から撮影。
御嶽山。
山頂から少し北西方面に下った所から撮影。
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御嶽山。
山頂から少し北西方面に下った所から撮影。
山頂から見た仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳
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山頂から見た仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳
山頂から見た悪沢岳と荒川岳。
赤石岳、聖岳方面の展望は、木に遮られて、イマイチです。
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山頂から見た悪沢岳と荒川岳。
赤石岳、聖岳方面の展望は、木に遮られて、イマイチです。
山頂からの展望を楽しんだので、下山します。
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山頂からの展望を楽しんだので、下山します。
治部坂高原スキー場が見えます。
遠い(u)。
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治部坂高原スキー場が見えます。
遠い(u)。
下山時は気温が上がったことで雪が緩んでいました。
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下山時は気温が上がったことで雪が緩んでいました。
横岳の一つ北の小ピークから見た南アルプス。
南アルプスは、この地点からが一番展望が効きました。
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横岳の一つ北の小ピークから見た南アルプス。
南アルプスは、この地点からが一番展望が効きました。
崩壊地脇のお助けロープかかっている区間の下の部分。
この時点でもツルツルに凍結していて、神経を使いました。
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崩壊地脇のお助けロープかかっている区間の下の部分。
この時点でもツルツルに凍結していて、神経を使いました。
無事に駐車場に辿り着きました。
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無事に駐車場に辿り着きました。

感想

雪山を楽しむため、大川入山に行ってきました。
しかし、…。
登山道に雪はあるものの、ガチガチにクラストしており、所によっては完全に凍結している所もあり、歩きにくいだけの状況でした。
雪の量も少なく、ヤマレコで昨年末からよく話題に登っている「羊たち」とも会うことができませんでした。
スノーシューも担いで、準備万端だったのに!
雪山を楽しむという点では散々な山行となりましたが、展望は楽しむことができました。恵那山、御嶽山、乗鞍岳、中央アルプス、南アルプスなど大川入山とその登山道から眺める周囲の山々の素晴らしいこと!
ただ、雲が湧いて一部の山が隠れてしまったり、温かく水蒸気を含んだ空気のため、この時季にしてはそれほどクリアな視界ではなかったりした点は残念と言えば残念でした。

浜松市から日帰りで登れる山ということで人気の大川入山です。
アクセスも良く153号線は、愛知県からのスキー客が多いので除雪も完璧です。
ヤマレコでの記録がなかったので道の状態がわかりませんでしたが…思っていた以上に雪が少なく驚きました。
少し前に降ったであろう雪も前日の雨によって溶かされ、スノーシューは歩荷となりました。
土や岩が出ていて中央アルプスらしく花崗岩であることを初めて知りました。
無雪期の登山道の状態を窺い知ることができて、逆に新鮮に思えました。

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訪問者数:1112人

コメント

会えない羊さん
usofuyuさん、kitainotoriさん、こんにちわ。

私も大川入山のヒツジさんを見たいと思っているんですが、昨日でも出会えなかったですか
現われたりaries消えたり…運ですかねぇ。

私は昨日は千畳敷カール内で、スノーシューを思いっきり楽しんできましたよlovely
アイゼンで膝までつぼ足で頑張っている人たちの隣を、ウキウキ(浮き)しながらスノーシューで通過。
「スノーシューって、いいなぁ」とボソッと言ってる人もいました。
でも、その人達は山頂を目指すんですからスゴイです。

雪情報、ありがとうございました。
2016/2/1 12:49
Re: 会えない羊さん
こんばんは〜

羊さんは毛が刈り取られた状態です。
雪が一度なくなったので湿気を帯びた雪が降れば
もう一度羊を見られるチャンスがありそうです。
2016/2/1 21:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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