サシルイ川から羅臼岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,708m
- 下り
- 1,595m
コースタイム
【8月20日】標高100m(12:40)-標高270m(14:50)
【8月21日】標高270m(5:15)-標高600m 二俣(8:05〜8:30)-標高850m 二俣(10:10〜10:25)- 羅臼平(12:40〜12:55)-熊の湯分岐(13:15〜14:10)-熊の湯(18:00)
天候 | 【8月19日】曇 【8月20日】雨 【8月21日】曇時々晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
【8月19日】
サシルイ川は、ほとんど海岸から遡行開始。振り返れば、すぐそこに海が見える。堰堤を2つ越えると、その後は穏やかな流れが延々と続く。
1 時間半近く遡行後、暗くなる前に幕とした。川原はけっこう広さはあるのだが、凸凹が多くて案外適地は少ない。夜には鹿が周囲を歩き回っていたようだ。
【8月20日】
台風15号が青森県北部を通過したようで、今日は雨。降水量がどのくらいになるかわからなかったので、とりあえず出発を見合わせて様子を見ることにした。
昼近くなって出発することにした。雨はまだ降っていたが、台風も過ぎ去ったようで、もうこれ以上増水することもなさそうだ。少しでも先へ進んでおきたい。
相変わらず坦々とした遡行が続く。標高270m 辺りまで来ると、両岸に広がっていた河岸が無くなり、開けていた谷は俄かに狭くなる。ここで行動を打ち切る。
【8月21日】
今日の行程は長い。5時過ぎに出発。少し進むとナメ床が続くようになる。その後、巨岩帯となりしだいに高度を上げ始める。
標高600m の二俣。左は屏風岩方面から流れてくる支流で、直線的なナメ滝を懸けている。右は数段に分かれた豪快な滝。
標高700mを超えると、落差のある滝は無くなり、傾斜の緩いナメ滝が多くなる。標高850m の二俣は左へ入り、羅臼平を目指す。
沢はゴーロ状となり、水は岩の間に消える。しばらく登ると傾斜が緩み、草原が広がってきた。上の方には、羅臼平直下にある三角形の雪田が見える。
羅臼平にでると、そこは大勢のハイカーで賑わっていた。
熊の湯へ向けて下降を始めると、すぐ雪田に出遭う。沢タビ、沢靴では滑るので、気が抜けない。
「泊場」を過ぎると、道は谷すじを離れ、山腹を延々とトラバースするようになる。この間、登り下りを繰り返すので、体力を消耗する。
ようやく熊の湯へ下山したときは、もう薄暗くなり始めていた。
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