愛鷹山 バリルートふたつ 林道支線からの馬場平直登と一服峠口から林道本線へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 773m
- 下り
- 795m
コースタイム
天候 | 高曇り。ただし稜線上はガスだった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先日の雪が残っています。早朝は凍結するんじゃあないでしょうか |
写真
感想
最高の一日でした。
愛鷹山のコル部を通らず馬場平に行ける道があるらしいとの事を「風のウワサ」で聞き、地図とにらめっこをしてルートを探しておりました。先秋コル道を歩いた際に、途中で林道支線に抜けられそうな場所は見つけておりました。そこをまっすぐ伸ばしていったら何処へ行く?なんと馬場平北の小ピークに出れるんじゃあないかと確信し、今日歩いて参りました。
水神社に車を置き、林道支線を西進。つるべ落とし入口、いっぷく峠入口、コル道入口を過ぎて愛鷹東稜に入る手前の尾根がターゲット。以前からその尾根筋を登って行けそうな道は知っていましたが、そこに突入します。
多分植林した際に使用していた道路です。なかなか歩きやすい道でした。登れば登るほど道は細くなりますが、赤テープが沢山ついておりますので、まったく迷う心配はありませんでした。
そうこうしているうちにコル道との交差点です。予想通りの場所に出ました。ちょっと嬉しかったです。さぁ次は馬場平方面に抜ける道だ!と探していると、すぐに見つけることができました。とりあえず行ってみるしかないでしょ!
やはりその昔に、馬が通った道のようです。少々倒木もありますが、気にせず進みます。このあたりから先日降った雪が残っていました。ただ雪が丁度良い硬さだったので、あまり苦労はせずに登りました。
しばらくすると、昔からつけられていたような青いテープ発見!青テープを追います。ところがしばらくすると、尾根から外れるようになる。ここでGPSで確認すると、青テープに従っていけば馬場平に出れそうです。でも今回はその北側を目指していたのでテープを無視して急な尾根を登りました。
昇りつめた場所は…目標としていた場所!やはりちょっと嬉しかったネ!当初の予定はこの近くで雲のうごきとすばらしい景色を入れたタイムラプス撮影をすることでしたが、なんと!もの凄い冷たいガスに覆われてしまいました……待っていると凍えてしまいそうなので、諦めて下山することとしました。
馬場平は雪が豊富に残っていて、初めて見る景色でした。ほんと綺麗でしたが、袴腰岳から愛鷹山コル部にかけて春山川から強烈な風が入ってきます。それが冷たいんだからタチが悪い。枯れた大ブナのタイムラプス撮影をしましたが、あえなく20分程で体がカチコチになり撤収しました。
カチコチになった体の副作用でふとももが攣るようになってしまいました。馬場平からの赤土の下りが融雪の影響でズルズルとなっておりコル道は雪が残っていて板状節理の石がツルツルで苦労しました。がしかし、転倒せずに林道支線まで降りてきました。
次はいっぷく峠入口の反対側から林道本線ゲートへ降りること。あれだけ攣っていた足ですが、気温の上昇で体が暖かくなったらかなり大丈夫になってきました。
下降をスタートしましたが、最初で大きなルートミス!!林道から入ってすぐに左に行き、稜線上に出なければいけなかったのを、目の前に現れた立派な道につられて直進!笹藪で行き止まりになった時に素直に戻ればよかったのだが巻いていけばいいや!なんて考えをしたのが間違いのもと…もの凄い苦労をして尾根筋に出るハメとなってしまいました。
そしてその次は激ヤブ!笹じゃあないよ竹ヤブ!昔の踏み跡を頼りに歩いていても、雪の影響で倒れた竹は私の体を容赦なく跳ね返しました。そのたびに少し道を外して元に戻るの繰り返し…でも藪コギはこれが楽しいんだナ!
半分を過ぎると何事もなかったかのような平和な尾根となりました。昔この尾根は、市街地からいっぷく峠に直接出るためのものだったと確信しました。
ただ、この尾根を行こうという方は少ないと思いますが、登りはほぼほぼ問題ないと思います。ただ下る場合下降点を間違えると、桃沢川や高橋川が削り取っていった強烈な崖の上部に出てしまう恐れがあるので、もし行くのであれば、GPSを併用した方がいいと思われます。
やっぱり愛鷹山は楽しい!
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