【身延】篠井山 鯨野川本谷遡行

2025年04月26日(土) [日帰り]

• GPS: 08:12
• 距離: 5.6km
• 登り: 1,096m
• 下り: 1,085m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:01
• 合計: 8:12

距離 5.6km 登り 1,096m 下り 1,085m

9:10 スタート地点
15:53 15:54 天狗の頭
17:22 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

砂防工事用道路の車で行ける終点付近の路肩に駐車

コース状況／危険箇所等

○鯨野川本谷：3級
　詳細は遡行図参照。滝が多い上、ほぼ全ての滝が登れるため、滝登り好きにはかなりお薦めの沢。渓相もまずまず良い。数多い南部町の沢の中でもかなりお薦めの一本。

○下山した尾根は複雑に枝分かれしており、GPSによる地図読みができないと厳しい。RF以外に特に難しい所はない。

その他周辺情報

・ヤマビルは１個体確認、被害なし

【地名】
　本記録・遡行図で使用している地名は「指導標 篠井山特集号」（静岡山の仲間山岳会,1961）に拠る。
　堰堤名は「向田川堰堤」であり、OSMでは「向田川」と記載されていることから、行政上の河川名は「向田川」であると思われる。行政上の「鯨野川」は向田川の225m左俣の沢である。現在地元でどう呼ばれているのかは不明。

【他の記録】
・指導標　篠井山特集号　杉田勝彦（静岡山の仲間山岳会）1961.2.1発行
・フォールナンバー19号　杉山克行（静岡勤労者山岳会）1981.9.23遡行
・源流遡行 第4号　三井貞彦(さがみ山友会) 2000.12.10遡行

確認できた記録はほぼ20年おきにしか出されていない。

写真

4/26 9:14

向田川砂防堰堤：せっかくのスリット堰堤だが、埋まっているので通れず、左から高巻く。

4/26 9:22

堰堤を越えるとすぐに小滝が出てくる

4/26 9:47

8m滝（FN19号に写真が載っている滝）

4/26 9:49

10m滝：ともかく序盤から登れる滝が続く

4/26 9:53

20m滝：この滝は、右から登攀したが、結構難しかった。tamoshimaリード。簡単に巻けるので巻くほうが無難。

4/26 10:37

20m滝をフォローするたな

4/26 10:49

綺麗な3段15m斜滝

4/26 11:19

2段15m滝：たながリード。激シャワー。

4/26 11:51

4mCS滝：結構登りにくい

4/26 12:13

巨岩2条7m滝

4/26 12:35

巨岩2段5m滝：なかなか特徴的な滝だがこれも水線直登

4/26 13:16

8mCS滝：これは左から巻き気味に登攀（この写真の位置より手前から）

4/26 13:40

8m滝

4/26 14:10

最後の大物、25m滝。この滝は脆くて登りにくかった。1p目はtamoshimaリード。

4/26 14:54

2p目はたなリード

4/26 15:41

詰めていると、新鮮な鹿の死体が。なぜ、死んだのだろう。

5/2 14:35

遡行図

撮影機器：

SCV41 samsung

901SO Sony

装備

備考

ラバー適

感想

tamoshima

　翌日の御堂川右俣本谷の前哨戦のようなつもりで遡行したが、まさかの数多い全ての滝が登れるという沢で、個人的にはこちらの方が好みの沢だった。フリクションが良く快適で渓相も良く、こんなにマイナーなのが勿体ない。