2年ぶりの残雪期の燕岳＆燕山荘

2025年04月29日(火) 〜 2025年04月30日(水)

• GPS: 08:34
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,652m
• 下り: 1,648m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:04
• 休憩: 2:40
• 合計: 6:44

距離 7.1km 登り 1,461m 下り 211m

7:58 スタート地点
7:59 8:00 中房温泉バス停
8:25 第１ベンチ
8:46 8:56 第２ベンチ
9:24 9:28 第３ベンチ
9:50 9:55 富士見ベンチ
10:30 10:33 合戦小屋
10:47 10:48 合戦山
11:31 13:01 燕山荘
13:05 いるか岩
13:19 めがね岩
13:26 14:04 燕岳
14:07 14:10 めがね岩
14:10 燕岳
14:17 14:18 めがね岩
14:33 14:37 いるか岩
14:42 燕山荘

2日目

• 山行: 2:08
• 休憩: 1:04
• 合計: 3:12

距離 6.6km 登り 191m 下り 1,437m

6:16 燕山荘
6:21 いるか岩
6:32 6:36 めがね岩
6:39 7:10 燕岳
7:15 めがね岩
7:24 いるか岩
7:34 7:38 燕山荘
7:55 合戦山
8:01 8:12 合戦小屋
8:22 8:25 富士見ベンチ
8:34 第３ベンチ
8:50 9:01 第２ベンチ
9:11 第１ベンチ
9:28 中房温泉登山口

天候

1日目
曇りのち晴れのち曇り。
稜線は爆風で晴れは常念山脈と槍ヶ岳辺りのみ。
2日目
快晴。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

穂高駅から中房温泉までは乗合バス。
ただし林道（中房線）は崩落して直通では運行していない。
マイカーは使えない。
情報は Web サイトで適宜更新しているので確認すること。
https://azumino-e-tabi.net/archives/2474

コース状況／危険箇所等

登山道上の積雪は第二ベンチ手前から。
しっかりと積雪があるのは第三ベンチから。
私は登る時は第二ベンチでアイゼンを装着。下山時も第二ベンチで外しました。

当日の気温等でも変化するので適宜判断するのが良いが、チェーンスパイクは効かないと思った。10本、12本のアイゼンが良いと思う。

その他周辺情報

中房温泉
https://nakabusa.com/
営業してます。

穂高神社
http://www.hotakajinja.com/

穂高駅前の安曇野ブルワリー
https://azumino-brewery.com/

松本駅近くにある松本つなぐ横丁
https://matsumoto-yokocho.jp/

写真

4/29 7:25

中房線の崩落個所。一ノ沢の林道とは異なり復旧作業が進んでいるように感じた。

4/29 7:59

登山口に到着。

4/29 8:25

第一ベンチ。

4/29 8:47

第二ベンチ。この辺から登山道上に雪が増える。私はここでアイゼンを装着して先に進みました。

4/29 9:17

第二ベンチの先にある展望所。出発時よりも青空が増えてきて良い感じ。

4/29 9:24

第三ベンチ。

4/29 9:50

富士見ベンチ。年末年始の時は完全に埋まっていて気が付かなかったので、その時よりは雪が減っていると分かった。

4/29 10:12

夏道なら大きな岩のある場所で大天井岳を眺める。

4/29 10:16

西側から雲がかかっているように見える。間違いなく風が強いと分かる空だった。

4/29 10:48

合戦小屋からの急登を登りきると爆風が待ち構えていた。

4/29 10:49

燕山荘と燕岳。

4/29 10:49

大天井岳方面。こちらは燕岳方面と異なり雲多め。

4/29 10:49

燕岳。

4/29 11:02

少し進むと燕山荘と燕岳がより綺麗に見えてくる。

4/29 11:03

再び燕岳。

4/29 11:03

燕山荘が更に近付く。

4/29 11:03

雲が無いと槍ヶ岳が見えるところ。

4/29 11:14

もう一つ小さな登りを越えると燕山荘だ。

4/29 11:14

燕岳の西側は雲が多そう。

4/29 11:20

多分雪が無いとベンチがある最後の場所。夏道はほぼ真ん中を進むけど雪がある時は左側から直登していく。

4/29 11:21

大天井岳、槍ヶ岳方面。

4/29 11:21

薄っすらと槍ヶ岳の形が分かる時があったけどうまく映らず。

4/29 11:23

大天井岳。

4/29 11:25

燕山荘へ向かう最後の登り。この時期に霧氷を見れて嬉しい。

4/29 11:32

小屋の裏から眺める大天井岳、槍ヶ岳方面の眺め。

4/29 11:37

燕山荘の前に到着。何度見ても燕岳の姿は美しくて良い。

4/29 11:37

燕岳はとても綺麗に見えているけど立山や黒部川源流域方面は雲に覆われていた。

4/29 11:38

燕山荘。年末年始以来。残雪期は2年ぶり。

4/29 12:06

チキンインドカレー。骨付き肉はスプーンで簡単にほぐせるくらい柔らかい。山でこんなに美味しいカレーを食べれるのが素晴らしい。

4/29 12:58

荷物整理をして外に出ると槍ヶ岳が姿を見せ始めていた。

4/29 13:07

雲の中から姿を見せる槍ヶ岳が格好良い。

4/29 13:31

山頂に到着。北燕岳方面を眺める。立山、後立山連峰は見えない。

4/29 13:33

槍ヶ岳と大天井岳、常念岳方面。雲に覆われていないのはこの辺のみかも。運が良い。

4/29 13:35

雲の流れが凄まじくて分単位で景色が変化する。そして風が強くてカメラを構えてられない。

4/29 13:35

燕山荘から大天井岳、常念岳。

4/29 13:36

水晶岳方面。綺麗に山頂付近が雲に覆われていた。

4/29 13:36

本当に槍ヶ岳のみが見えている西側。

4/29 13:44

富士山、八ヶ岳、南アルプスは白い姿をここからでも確認出来た。

4/29 14:00

雲が良い感じ。快晴はある程度狙えるけど、こういう景色は狙って見れないので貴重。

4/29 14:00

槍ヶ岳と穂高連峰。

4/29 14:06

槍ヶ岳と大天井岳。

4/29 14:06

槍ヶ岳。風で雲がかかり気味な景色が最高。

4/29 14:07

槍ヶ岳と笠ヶ岳方面。

4/29 14:07

槍ヶ岳と大天井岳、常念岳。

4/29 14:08

燕山荘と大天井岳、常念岳。

4/29 14:12

槍ヶ岳と穂高連峰。穂高連峰がチラッと見えたり隠れたりしていた。

4/29 14:12

大天井岳から常念岳。

4/29 14:16

めがね岩と槍ヶ岳。

4/29 14:31

燕岳を振り返る。西側の雲が嘘のように快晴。

4/29 14:34

いるか岩と槍ヶ岳。

4/29 14:35

構図を変えて撮影。

4/29 14:36

いるか岩を挟んで槍ヶ岳と大天井岳。

4/29 14:55

ヘリポートから燕山荘と燕岳を眺める。

4/29 14:55

燕岳から餓鬼岳方面は見えているけど他は雲の中。

4/29 14:56

ヘリポートからの槍ヶ岳、大天井岳方面の眺めも良い。

4/29 14:56

槍ヶ岳と穂高連峰、大天井岳。

4/29 14:56

槍ヶ岳を覆う雲は無くなった。

4/29 14:57

大天井岳から常念岳。

4/29 14:57

槍ヶ岳。白さ増しでとても良い。

4/29 14:57

穂先を最大ズームで撮影してみた。さすがに誰も山頂にはいない。

4/29 14:57

大天井岳。

4/29 14:58

常念岳。

4/29 14:59

合戦尾根と有明山。

4/29 14:59

八ヶ岳。

4/29 15:00

南アルプス。

4/29 15:05

合戦尾根の白さが良い。

4/29 15:08

槍ヶ岳方面が再び雲に覆われ始める。この後、燕岳の辺りも雲に覆われました。

4/29 17:31

燕山荘の夕食。

4/30 4:28

夜明け前。ヘリポートから日の出と朝焼けを待機。

4/30 4:29

槍ヶ岳と大天井岳。

4/30 4:29

槍ヶ岳と笠ヶ岳。

4/30 4:29

富士山、八ヶ岳、南アルプスがとても綺麗に見える。

4/30 4:30

有明山と浅間山。

4/30 4:30

夜明け前の燕山荘と燕岳。

4/30 4:45

日の出直前。明るくなってきた。

4/30 4:45

槍ヶ岳と大天井岳。

4/30 4:45

大天井岳から常念岳。

4/30 4:45

槍ヶ岳と笠ヶ岳。

4/30 4:46

燕山荘方面も空の色が変化してきた。

4/30 4:52

綺麗なビーナスベルトが出現。

4/30 4:53

ビーナスベルトの出るこの時間帯が一番好きかも。

4/30 4:54

日の出の瞬間。

4/30 4:55

水平線を一気に赤く染める。

4/30 4:56

雪化粧をした山肌が赤く染まり始める。

4/30 4:56

槍ヶ岳方面の朝焼けを見るならここ（ヘリポート）が最高。

4/30 4:56

燕岳と燕山荘も染まり始める。

4/30 4:57

1分単位で色が変化するので何枚も撮影していた。

4/30 4:57

朝焼けの槍ヶ岳と大天井岳。

4/30 4:57

槍ヶ岳と穂高連峰。

4/30 4:57

大天井岳から常念岳。こちら側も焼ける。

4/30 4:57

ここまで出てくると眩しい。

4/30 4:58

朝焼けは更に進む。

4/30 4:58

空の色と共に変化するのを眺めるのは楽しい時間。

4/30 4:59

朝焼けはこの辺が綺麗なピーク。

4/30 5:00

槍ヶ岳の穂先。

4/30 5:04

裏銀座縦走路の峰々。

4/30 5:04

双六岳方面まで。

4/30 5:04

鷲羽岳から槍ヶ岳。この時間帯も良い。

4/30 5:05

小屋の裏から眺める槍ヶ岳と大天井岳方面。

4/30 5:08

燕岳。

4/30 5:08

燕岳と立山、野口五郎岳。

4/30 5:09

鷲羽岳と水晶岳。真っ白で最高。

4/30 5:30

朝焼けを楽しんだ後は燕山荘で朝食。前日の夕食もだけど野菜って前からこんなに盛ってたかな。

4/30 6:16

朝食後。すっかりと朝の色は終わって綺麗な青空。

4/30 6:16

真っ白な山肌に太陽の光が当たると眩しい。

4/30 6:16

燕岳はやはり小屋の前から眺めるこの姿が最高。

4/30 6:41

山頂に到着。前日とは異なり快晴。更に夜に少し雪が降って白くなった景色が最高。

4/30 6:42

槍ヶ岳と穂高連峰、大天井岳。

4/30 6:42

槍ヶ岳。迫力の北鎌尾根。

4/30 6:42

穂高連峰。

4/30 6:43

大天井岳。来年は直登して常念岳まで行こうかな。

4/30 6:43

常念岳。

4/30 6:45

槍ヶ岳と笠ヶ岳、双六岳。

4/30 6:45

笠ヶ岳から鷲羽岳。燕岳から眺めるこの景色は北アルプスの壁。

4/30 6:45

鷲羽岳から野口五郎岳。この辺までが壁。

4/30 6:45

槍ヶ岳と笠ヶ岳。北鎌尾根と西鎌尾根を眺められる。

4/30 6:45

笠ヶ岳。真っ白。

4/30 6:46

双六岳と三俣蓮華岳。

4/30 6:46

鷲羽岳と水晶岳。

4/30 6:46

鷲羽岳。

4/30 6:46

水晶岳。

4/30 6:46

野口五郎岳。

4/30 6:46

北燕岳。背後には立山、後立山連峰。真っ白。

4/30 6:47

北燕岳と立山、剱岳。

4/30 6:47

真っ白な五色ヶ原。手前には烏帽子岳も見える。

4/30 6:47

龍王岳、立山、剱岳。

4/30 6:48

北燕岳と立山、後立山連峰。

4/30 6:48

針ノ木岳と蓮華岳。

4/30 6:48

針ノ木岳。

4/30 6:48

蓮華岳。

4/30 6:49

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳。奥には白馬岳と旭岳も見える。

4/30 6:54

山頂を去る前にこの景色を目に焼き付けておく。

4/30 6:55

槍ヶ岳と穂高連峰。

4/30 6:56

槍ヶ岳。

4/30 6:56

穂高連峰。

4/30 6:56

槍ヶ岳の穂先。

4/30 7:14

めがね岩と槍ヶ岳、大天井岳の眺め。

4/30 7:24

いるか岩と槍ヶ岳。

4/30 7:24

色々と構図を変えて眺めてみる。

4/30 7:24

いるか岩と槍ヶ岳、大天井岳。

4/30 7:30

燕山荘の前に戻ってきた。

4/30 7:30

最後に燕山荘の前から北アルプスを眺める。まずは槍ヶ岳方面。

4/30 7:30

鷲羽岳方面。

4/30 7:30

野口五郎岳方面。

4/30 7:31

今回も快適でした。ありがとう燕山荘。

4/30 7:36

小屋の裏から眺める槍ヶ岳、大天井岳方面。

4/30 7:36

笠ヶ岳方面も含めて撮影。

4/30 7:37

朝焼けの時間とは違う景色を見せてくれる。

4/30 7:37

青空と白い山の姿は最高だと感じる朝でした。

4/30 7:37

大天井岳と常念岳。花が咲く頃にまた行きます。

4/30 7:37

槍ヶ岳と穂高連峰。今年は眺めるだけになるかも。

4/30 7:38

最後に槍ヶ岳の穂先。

4/30 7:42

下山時も振り返って絶景を楽しむ。登る時の雲と共演していた景色とはまた違う美しさ。

4/30 7:43

徐々に槍ヶ岳の中腹以下が見えなくなってくる。

4/30 7:45

また振り返る。

4/30 7:55

合戦山。燕山荘と燕岳とはここでお別れ。

4/30 7:55

槍ヶ岳ともここでお別れ。

4/30 8:14

合戦小屋から少し下った所で大天井岳ともお別れ。

4/30 8:38

第二ベンチ手前。登る時とは違って快晴。

4/30 9:27

サクッと下山完了。

4/30 9:27

麓は緑が綺麗でした。

4/30 17:13

松本で後泊。年末年始の時にも利用したお店で上田の日本酒。最高です。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

Galaxy A55 5G samsung

装備

個人装備

長袖シャツ 半袖インナー ハードシェル ウィンドブレーカー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン チェーンスパイク 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ピッケル

感想

sola

残雪期は2年ぶりの燕山荘＆燕岳。

林道の崩落で燕山荘はキャンセルが多く、GWでも〇の状態。
歩けば行けると思ったけど時間制限有りで諦めていたところ、観音峠までは乗合バスが運行。
そこから中房温泉まで3時間弱歩いて登れば行けると判断して予約。

年末年始の時と同様に林道歩き用にローカットの靴を持って穂高駅へ。
そうすると観音峠からは崩落個所を徒歩で通過後、ジャンボタクシーで中房温泉まで運んでくれると説明がありました。
私が計画して予約した後に情報が更新されていたようで、毎日情報を確認するべきだったと思いました。
（無駄に重い荷物を背負って登った）

1日目は天気予報としては悪い日。
気温は低く爆風の日だったので合戦小屋から登って稜線に出ると強風でした。
しかし燕岳辺りは青空が広がっていて眺めは良く、風も年末年始の時に比べると大したことは無いので個人的には快適でした。

燕山荘まで登ると晴れているのは常念山脈のみ。
槍ヶ岳方面等も見えないので山頂に行く前にチェックイン。
名簿を見るとこの日、穂高駅から移動してきた中では最初に着いたようだった。

荷物を整理して美味しいカレーを食べてから山頂へ。
そうすると槍ヶ岳が雲の中から姿を見せてくれました。
快晴の日は何度も来ているけど、この日のように雲の中から姿を見せる景色は狙っても見れないので最高。
風が強くてカメラを構えられない等あったけど良かったです。

2日目は快晴。
1日目の夕方から雲に覆われて少し降雪もあったようなので、北アルプスはより白くなっていて美しさが増していた。
朝焼けや日が登った後の青空と白い北アルプスの景色は素晴らしいものでした。

十分に景色を楽しんだ後はサクッと下山。
林道を歩くつもりで計画していたので松本駅近くの宿で後泊。
そのおかげで美味しいお酒を楽しむことも出来て常念岳に続いて最高の残雪期の山行となりました。