陣馬形山（長野県中川村）

2016年02月06日(土) 〜 2016年02月07日(日)

• GPS: 05:22
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,042m
• 下り: 1,033m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:44
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:59

12:15 スタート地点
13:15 13:23 陣馬形山登山口
14:13 14:13 東屋
14:28 14:35 ブナの大木
15:14 陣馬形山

2日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:40

6:26 陣馬形山
6:55 6:55 ブナの大木
7:27 7:27 陣馬形山登山口
8:06 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中川村役場から谷田川沿いの車道を登って行くと、美里集落への分岐のところに登山者用駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

登山者用駐車場、道標、キャンプ場施設などなど、大変良く整備されています。中川村はじめ、関係の方々に感謝します。

写真

2/6 9:40

朝、十分に明るくなってから自宅を出発し、中央道を西へ。釈迦堂PAでトイレ休憩。ここには展望台があって、白根三山などの南アルプス主稜の眺望を楽しめます。

2/6 11:56

登山者用駐車場の案内図。夏ならば、車で山頂直下まで行ってしまうところ。今回は、下から登山道を歩いて登ります。

2/6 13:04

登山道には案内板がしっかりと整備されていて迷うことはありません。一ヶ所、鹿避けフェンスを通過します。

2/6 13:13

車道を縫うように近道して進みます。

2/6 14:29

ブナの大木。かなりお年のようでして、杖（つっかえ棒）が何本も支えていました。

2/6 14:29

丸尾のブナのいわれ。「風鎮（かぜしずめ）の神」だそうです。諏訪大社より下付されたという「薙鎌」が原寸大で図示されているのも○。

2/6 14:50

頂上台地にはアンテナ鉄塔があります。（だから車道が山頂まで登っているのでしょう）

2/6 14:59

頂上手前で南アルプス側の展望が開けたところがあります。胸がすくとはこのことかな？

2/6 14:59

こちらは南アルプス北部。

2/6 15:03

右に行くと折草峠だそうです。陣馬形山山頂は左へ。

2/6 15:09

キャンプ場入口。

2/6 15:10

こちらが休憩舎。

2/6 15:11

中を覗いてみると、かなり広いです。奥の方は畳が敷いてあります。

2/6 15:12

芝生で、水場や炊事場なども整備された快適なキャンプ場ですね。

2/6 15:15

木製の広い階段を登ると・・・

2/6 15:17

山頂です。この写真に写っているいる通り、三角点、山岳同定盤、ベンチ、それに、望遠鏡（これが凄い！）が設置されています。

2/6 15:18

山頂からキャンプ場を振り返ったところ。

2/6 15:18

南アルプス南部。

2/6 15:19

南アルプス北部。

2/6 15:20

山岳同定盤。上下2段構成になっていて、南アルプスと中央アルプスの大パノラマの共演です。

2/6 15:21

仙丈岳。

2/6 15:22

北岳〜中白根山〜間ノ岳。

2/6 15:23

塩見岳。

2/6 15:23

烏帽子岳〜小河内岳〜悪沢岳（中央奥）〜荒川中岳・前岳〜小赤石岳。

2/6 15:23

小赤石岳・赤石岳〜奥聖岳・聖岳・大沢岳〜兎岳。聖岳と大沢岳が重なっています。

2/6 15:26

中央アルプスをバックにセルフタイマー。

2/6 15:27

伊那の向こうに経ヶ岳。

2/6 15:27

中央アルプス北部。あいにく、主稜頂稜部には雲がかかっています。里は、駒ヶ根市。

2/6 15:27

中央アルプス中央部。

2/6 15:28

中央アルプス南部。中央の黒い山頂は、烏帽子ヶ岳。

2/6 15:51

貸切りなので、好きなところにテントを張りました。

2/6 15:54

テントの中から北岳が見えます。

2/6 16:08

夕食の段取りを済ませてから再度、山頂へ。望遠鏡を試しに覗いたら・・・釘付けです。これは北岳。

2/6 16:10

間ノ岳。

2/6 16:10

西農鳥岳。右手前は二児山の稜線。

2/6 16:12

塩見岳。

2/6 16:14

悪沢岳。

2/6 16:15

荒川中岳〜前岳。

2/6 16:16

赤石岳。

2/6 16:17

奥聖岳〜聖岳、大沢岳。

2/6 16:18

兎岳。

2/6 16:22

望遠鏡でパワーアップした南アルプス展望に現を抜かしている間に、中央アルプスも雲が取れてきたようです。これは、仙涯嶺。

2/6 16:22

南駒ヶ岳。

2/6 16:25

千畳敷カール。ロープウェイの山頂駅が見えますね。宝剣岳もガスが少しかかっていますが、なんとか視認できます。

2/6 16:26

空木岳。

2/6 16:27

中央アルプス中央部と伊那谷俯瞰。

2/6 16:41

南アルプス最北部の鋸岳。大ギャップの切れ込みが迫力ですね。

2/6 17:18

夕闇迫る仙丈岳。

2/6 17:19

日没。

2/6 18:18

飯田市の夜景。

2/6 18:25

夜は冷えます…

2/7 6:28

夜明け前の南アルプス。やや左に仙丈岳、右に北岳〜間ノ岳。雲が棚引いているのがナイスです。

2/7 6:30

北岳〜兎岳。中央に塩見岳。

2/7 6:31

中央アルプスは雲の中。モルゲンロートの中央アルプスを期待して来ただけに、さすがに残念ですが、これでまた来る理由（宿題）ができたという解釈で行きましょう。

2/7 6:33

平野部は晴れているのに残念。

2/7 6:35

おおっ、あんな上の方に！　空木岳でしょう。

2/7 6:43

北岳〜中白根山〜間ノ岳。

2/7 6:44

仙丈岳。

2/7 6:44

南アルプスは快晴ですね。

2/7 7:39

下りは途中から車道を歩いてみました。風三郎神社。

2/7 7:41

朝日を浴びた市街地。

2/7 7:43

中央アルプスも雲が取れ始めたようですね。

2/7 7:54

左に大川入山。右の風越山には薄い雲がかかっているようです。

2/7 8:06

登山者用駐車場（左）に戻りました。

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

感想

nomoshin

　通算600回目の山行となるタイミングでしたので、展望の良い山頂でテントでも張ってのんびりしたいと思い、前々から気になっていた陣馬形山にしました。「馬」の字がつくことから、午年（うまどし）だった2014年の1月号の「山と渓谷」にガイドが載っています。その他、ヤマレコでも中央アルプスの大展望台として、多くの方が絶賛しており、一度は行きたいと思って温めていた場所です。頂上まで車道が通じているので、混雑期は避けたいとも思っていたので、2月の厳冬期がうってつけかと。

　期待を裏切らない大展望。しかも東（南アルプス）と西（中央アルプス）の両方向という豪華絢爛さ。さらに山頂に設置されている望遠鏡を覗くと、もう虜になってしまいました。キャンプ場も貸切で、独り占めが申し訳ないほど。次は、孫でも連れてサマーキャンピングに来たいと思いました。

　大変良く整備されていて、安心して気持ち良く歩くことができます。中川村、やるじゃん、て感じです。一方で、自分勝手ではありますが、あんまり人が増えてオーバーユースにならないで欲しいとも…

（最後に）積雪を想定してスノーシューを持って行ったのですが、結果的には無用の長物でした。今年（2016年）が異常なのでしょうか？