七面山と希望峰


- GPS
- 03:57
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,830m
- 下り
- 1,826m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は、七面山と希望峰を登ってきた。他の人の登山記録を見て、急登が長く続く様子に惹かれたのがきっかけだった。そこで、今回はトレランモードで登ってみることにした。
登山者専用の駐車場はすでに満車だったため、少し下った場所に車を停めた。登山は元丁目からのスタート。序盤は整備された階段が続き、順調に進んだものの、徐々にペースが落ちていく。五十丁目が最終地点となるため、数字が上がっていくたびに「あと少し」と気力を振り絞る。
途中には休憩にちょうどいいベンチがいくつもあり、「休める坊」ではセルフながらドリンクを購入できるスペースとテーブルもあった。メニュー表のような看板もあったが、売店が営業している様子はなかった。
道中、時折見える富士山や南アルプスの稜線に、自分が登ってきた標高の高さを実感する。やがて敬慎院の前の広場に到着。そこでは、富士山が目の前にどんと構えていた。
そのまま希望峰へと進む。敬慎院を過ぎると、整備された階段道から自然味あふれる気持ちのよい樹林帯へと変わる。霧の多い地帯らしく、サルオガセも多く見られた。
山頂手前では、山肌が大きく崩れた「ナナイタガレ」を見ることができ、その迫力に圧倒された。七面山の山頂には、ちょうど3組の夫婦が食事をしており、私はそのまま通過して希望峰へ向かう。道はやや細くなるが、希望峰に着くと、南アルプスの大パノラマが目の前に広がっていた。上部はまだ雪が多く、雄大な風景に息をのむ。
静かな空間で絶景を独り占めしながら、持ってきたパンをゆっくりと食べる。下山の前に、せっかくなので七面山の最高地点にも立ち寄った。展望はあまりないが、最高点の看板が設置されていた。
再び三角点のある場所に戻ると、誰もいなかった山頂に一人きり。最後に敬慎院にも立ち寄り、正門から入ると、木を輪切りにした階段が印象的だった。境内では、お坊さんが何か作業をしていた。
帰路は、整備された落ち葉のない道を安全に下ることができた。目の前に広がる南アルプスを見ていると、憧れとともに「今年の夏はあの山々に挑戦してみたい」という気持ちが湧いてきた。
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