修行の山 石尊山

2025年05月01日(木) [日帰り]

• GPS: 05:15
• 距離: 15.3km
• 登り: 762m
• 下り: 767m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:15

距離 15.3km 登り 762m 下り 767m

7:02 追分宿駐車場
7:14 追分宿
7:23 7:30 1000m林道 石尊山登山口
8:43 赤滝
8:56 ケルン
9:01 血の池
9:19 9:21 石尊平
9:27 9:42 石尊山
9:48 石尊平
10:06 10:07 血の池
10:09 ケルン
10:30 10:50 座禅窟
11:09 赤滝
11:57 12:02 1000m林道 石尊山登山口
12:10 追分宿
12:17 追分宿駐車場

アクセス

利用交通機関：

自家用車

追分宿駐車場（無料・ウォシュレットトイレあり）を利用

コース状況／危険箇所等

整備された登山道で危険なところはありません。
登山口から約4Kmほど緩勾配のほぼ一直線の道が続きます。その後勾配は増しますが急登と言えるのは石尊山山頂直下の数十mほどのみ

写真

5/1 7:02

追分宿駐車場を出発。右の建物はトイレ

5/1 7:04

お隣、追分公園の浅間神社で登山安全祈願

5/1 7:13

町並みには宿場の情緒が残っています

5/1 7:14

旧本陣跡には明治天皇追分行在所の碑も

5/1 7:14

高札場も復元されています

5/1 7:15

高札場横から別荘横を抜けて登山口に向かいます

5/1 7:23

8分ほど歩いて登山口に到着

5/1 7:23

登山届を出して登山開始です

5/1 7:49

ほぼ平坦な道を進み、30分弱で駒飼いの土手を通過

5/1 8:12

3つ目の林道交差点が中間点。石尊山へ約3km

5/1 8:28

一旦、林道に合流し

5/1 8:30

100mほど先から再び登山道へ入ります

5/1 8:31

登山道の左に泥水のような滝が落ちています

5/1 8:35

登山道には火山弾らしき溶岩石が散乱

5/1 8:37

ベンチのある広場。石尊山まで約2km

5/1 8:38

正面に浅間山の山影が見えてきました

5/1 8:43

赤滝横を通過します

5/1 8:46

座禅窟分岐に到着。石尊山まで約1.7km

5/1 8:58

軽井沢町の電波塔(たぶん防災無線)を過ぎると

5/1 8:59

血の池に着きますが池はありません

5/1 9:00

その先の坂を上がるとおはぐろ池

5/1 9:04

おはぐろ池を過ぎると道は勾配を増し

5/1 9:15

斜面を斜めに上がると

5/1 9:19

石尊平に着きます

5/1 9:20

浅間山に向かう道は当然、立入禁止

5/1 9:22

石尊山を抜けると山頂はすぐそこ

5/1 9:24

急斜面を一直線に上がれば

5/1 9:27

石尊山山頂に到着です

5/1 9:28

振返れば浅間山

5/1 9:29

なかなかの迫力です

5/1 9:31

霞んでいますが東には赤城山

5/1 9:31

東南東、軽井沢の離山の右には妙義山と裏妙義の山々

5/1 9:32

南南東には荒船山など西上州の山々。その奥には雲取山など奥多摩の山々

5/1 9:34

その右には甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山など奥秩父の山々

5/1 9:35

南南西には八ヶ岳がくっきり見えました

5/1 9:44

下山を開始すると正面に剣ヶ峰と前掛山が間近に見えました

5/1 10:05

おはぐろ池に戻ってきました

5/1 10:05

池の淵の湧水には第一源泉と書かれた棒がありました

5/1 10:06

行きに気付かなかった血の池弁財天神社

5/1 10:17

座禅窟分岐に戻り座禅窟に向かいます

5/1 10:24

座禅窟までは平坦な林道歩き

5/1 10:27

案内も道標もありませんがこの階段を上がると

5/1 10:30

座禅窟に着きます

5/1 10:31

フムフム

5/1 10:34

まずは上の座禅窟。急斜面を登り、大岩の間を抜けると

5/1 10:36

広い岩窟にポツンと元文2年(1737)の石仏が鎮座

5/1 10:37

天窓のような穴を覗いてみるとその先は崖でした

5/1 10:48

下の座禅窟を覗いてみると

5/1 10:49

たくさんの石仏。現在は22体が安置されているとか

5/1 11:09

赤滝まで戻りました。あとはひたすら歩くのみ

5/1 12:17

追分宿駐車場に無事帰還。このフェンス裏には天皇陛下御製碑があります

5/1 12:23

平成天皇は約30年ぶりに石尊山を訪れており「長き年の後に来たりし山の上にはくさんふうろ再び発見」と詠んだとか

撮影機器：

F-51E FCNT

感想

simtak

登山口から約4Km ほどは林の中のほぼ一直線の道を緩やかに登って行きます。景色も変わらず、足元には小さなスミレが咲いているのみ。無の心境でひたすら足を進めるそんな登山道。
血の池を過ぎる登山道らしい山道となり、山頂では展望が大きくひらけ、後には大きな浅間山。雄大な景色に心もパッと開き、まさに修行のような登山でした。
帰りに寄った座禅窟は、林道もない時代によくぞここを見つけたと思わせる修行の場。昔の修験者の修行にはいつもながら驚かされるばかりです。