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ハイキング
北陸
【三百名山 残雪の医王山】見上峠〜白兀山〜奥医王山
2025年05月01日(木) [日帰り]


- GPS
- 06:39
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 770m
- 下り
- 770m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 6:39
距離 13.8km
登り 770m
下り 770m
11:05
11:15
9分
補給休憩
14:36
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 見上峠から医王の里までは残雪は全くなかったですが、西尾平を過ぎると徐々に残雪が増え始めるとともに、雪の重みで倒された木の枝が歩行の邪魔をして歩きづらい箇所が出てきます。特に、前山を過ぎ、白兀山への登りに入ると、残雪と倒木が連続するようになって時間を要しました。 ・ 白兀山頂手前の小兀は、気持ちの良い展望地。白兀山頂は、ベンチや展望台が設けられていて休憩に良いところですが、周囲は灌木に遮られていて、それほど展望はよくありません。 ・ 白兀山から先は、残雪が増えて雪山の様相になってきます。特に蛇尾山へと向かい始めるとすぐに雪の急斜面のトラバースとなりますが、ここの通過は左手がかなり高度感のある谷になっているので、滑落には要注意です。 ・ 蛇尾山を過ぎ日当たりの良い南斜面になると残雪は消え、登山道歩きとなり、やがて白兀平ヒュッテの立つ夕霧峠に到着。ヒュッテ2階は展望台になっています。 ・ 夕霧峠から奥医王山の山頂へと取り付き、288段の階段を上れば、見返り杉に到着。でも山頂まではまだ20分ほど残雪の斜面を登りました。 ・ 奥医王山の山頂へは、正午頃に到着。こちらにも展望台があって、歩いてきた白兀山〜蛇尾山の眺めが良いですが、白山方面は樹木で視界が遮られてよく見えません。ここでゆっくりとランチ休憩後、北西側の尾根を下ろうかと少し進んでみましたが、残雪が深くトレースも無かったので、夕霧峠に戻って車道歩きで下山することにしました。 ・ 夕霧峠からの林道歩きでは、最初の頃、背丈を超えるような高さの積雪があって驚きましたが、次第に残雪は消えていき、しらがくびの駐車場から下部はクルマの通行も可能でした。夕霧峠から1時間25分ほど歩いて、見上峠に戻りました。 ・ この日はストック(一本)+ツボ足で歩き通しました。残雪のあるところでも、雪は柔らかかったので、チェーンアイゼンは必要なかったです。それよりも歩行に邪魔な枝を払うための、ミニのこぎりが役立ちました。 |
その他周辺情報 | 下山後の入浴は、カーナビで検索して出てきた浅の川温泉湯楽(490円)。露天風呂は2カ所、サウナもあって良いところですが、石鹸・シャンプー・リンスはおいていませんのでご注意下さい。なお、見上峠からの道路は狭い箇所が多く、通行注意です。金沢方面にもいくつも入浴施設があるようなので、金沢市内に向かった方が安心かもしれません。 |
写真
展望台の上から見た山頂の様子。先着していた3人のハイカーと話が弾んで楽しかったです。埼玉から遠征してきて、日本百低山のこの山頂を目指したとのこと。奥医王山へは行かずに下山していきました。
感想
・ 笈ヶ岳を日帰り登山した翌日に、同じ石川県内に位置する日本三百名山である医王山(奥医王山)に登りました。標高千メートルに満たない低山なので、簡単に登れるだろうと考えていたのですが、実際に歩いてみると、残雪の多さに驚きました。さすがに豪雪地帯の山ですね。しかも、雪の重みで倒された木の枝が歩行の邪魔をして歩きづらい箇所が多くて疲れましたし、時間もかかりました。この山を甘く見てはいけません。
・ それでも、季節は春を迎え、そこかしこに可憐な春の花が咲いていて癒やされました。この山は、新花の百名山にも選ばれている花の名所だそうですね。また白兀山〜蛇尾山のブナの新緑と残雪の白さの組み合わせも見事でした。指導標もよく整備されているので、雪が消えれば、快適に歩けるのではないでしょうか。
・ 今回の北陸遠征で笈ヶ岳と医王山に登ることができたので、残りの二百名山は14座、三百名山は33座となりました。まだ先は長いですが、70歳到達前の、あと2〜3年のうちには完登したいと思います。
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