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Yamareco

記録ID: 8096923
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雪山ハイキング
鳥海山

【鳥海山】想定外の交通規制に翻弄される

2025年05月01日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:57
距離
13.8km
登り
1,395m
下り
1,397m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:59
休憩
0:59
合計
6:58
距離 13.8km 登り 1,395m 下り 1,397m
8:30
76
スタート地点
9:46
23
10:09
10:21
47
11:08
11:14
75
12:29
12:31
11
12:42
13:17
5
13:48
13:52
48
14:40
18
14:58
30
15:28
ゴール地点
天候 晴れ、午前中は強風でしたが昼過ぎから穏やかに
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
4/25に開通した鳥海ブルーラインは凍結のためしばらく17時〜8時まで閉鎖。
秋田側で待機してると除雪車がやってきて「除雪・融雪作業のため開通見込み10時」という看板を置いて行きました。がーん!そんなの聞いてないし。山形側なら大丈夫かもと車をかっ飛ばして山形側ゲートに移動。予定通り8時に開いたものの、鉾立まであと1.5kmの地点でゲート閉鎖。全く想定外でした。こんなこともあるので最低気温の予報は要チェックです。
コース状況/
危険箇所等
全く予定してなかったゲート脇の名もなき駐車場から登るハメに。
笙ヶ岳からの稜線に上がるまではVRですが、雪は全部繋がっていて踏み抜きもなく、危険なところや難しいところもなく快適に歩けました。

今回のコースで唯一危ないと感じたのは外輪山から千蛇谷へ下降するところ。
ここはかなりの急傾斜で雪も緩く足場があまり良くありません。ピッケルがあった方が安心かも。
その他周辺情報 ◆道の駅 鳥海ふらっと
ブルーライン入り口も近いし、日帰り温泉のあぽん西浜も徒歩で行ける距離。4時から23時まで営業してるデイリーヤマザキが道路の向かい側にあるし、トイレもウォッシュレット。鳥海山登山の車中泊にはもってこい。

◆あぽん西浜
400円と安い! ナトリウム塩化物泉 うぐいす色のお湯です
広めの内風呂、露天風呂、サウナもついてこの値段はかなりお得です。
気に入ったので前泊も下山後もこちらを利用。

◆割烹綾Ryo
やや値は張りますが、せっかく東北に来たので美味しい地の物が食べたくて酒田市のこちらへ。月山で採れた焼きネマガリダケや山菜の天ぷらなどいただきました。
ゲートに向かう途中からの鳥海山。期待に胸が高鳴ります。
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ゲートに向かう途中からの鳥海山。期待に胸が高鳴ります。
6:40秋田側のゲートに到着すると、3番手でした。
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6:40秋田側のゲートに到着すると、3番手でした。
まもなくすると除雪車がやってきてとある看板を置いていきました。その看板には...
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まもなくすると除雪車がやってきてとある看板を置いていきました。その看板には...
慌てて山形側に移動。8時にゲートは開いたものの、鉾立駐車場1.5km手前でゲート閉鎖。止むを得ずゲート手前のこの駐車場から斜面を登って行きます。こりゃゲート閉鎖前には帰れないかも。
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慌てて山形側に移動。8時にゲートは開いたものの、鉾立駐車場1.5km手前でゲート閉鎖。止むを得ずゲート手前のこの駐車場から斜面を登って行きます。こりゃゲート閉鎖前には帰れないかも。
全く想定外のコースからの登山ですが、ヤマレコ地図の足あとと先行者を頼りに登って行きます。
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全く想定外のコースからの登山ですが、ヤマレコ地図の足あとと先行者を頼りに登って行きます。
振り返ると日本海。続々と人が登ってきますが9割以上はスキーヤーで、今日ここから山頂を目指した人はワタシを含めて3名だったみたいです。
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振り返ると日本海。続々と人が登ってきますが9割以上はスキーヤーで、今日ここから山頂を目指した人はワタシを含めて3名だったみたいです。
山頂を目指す人ばかりではなさそうなので、先行者をアテにせず、地図を見ながら自分で登るラインを決めて進みました。
山頂を目指す人ばかりではなさそうなので、先行者をアテにせず、地図を見ながら自分で登るラインを決めて進みました。
左のハイカーさんと抜きつ抜かれつ。
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左のハイカーさんと抜きつ抜かれつ。
気がつくとノントレース。先行していたスキーヤーの皆さんは笙ヶ岳方面へ行かれたようです。
気がつくとノントレース。先行していたスキーヤーの皆さんは笙ヶ岳方面へ行かれたようです。
今日は日帰り装備なので足取りも軽く、気持ちいのいい雪山ハイク。もうゲート閉鎖に間に合わなくてもいいや。
今日は日帰り装備なので足取りも軽く、気持ちいのいい雪山ハイク。もうゲート閉鎖に間に合わなくてもいいや。
笙ヶ岳からの稜線に乗ると外輪山と山頂がお出迎え。そして強風に見舞われます。
笙ヶ岳からの稜線に乗ると外輪山と山頂がお出迎え。そして強風に見舞われます。
霞んで見えるのは予報が良ければ明日行くつもりだった月山。
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霞んで見えるのは予報が良ければ明日行くつもりだった月山。
御浜小屋に到着。あれ?予定よりも早く着いたぞ?これなら制限時間内に帰れるかも。ここで抜きつ抜かれつしていた地元の方とお話し。千蛇谷の方が風が弱いだろうと教えていただき、外輪山コースから千蛇谷コースにルート変更。
御浜小屋に到着。あれ?予定よりも早く着いたぞ?これなら制限時間内に帰れるかも。ここで抜きつ抜かれつしていた地元の方とお話し。千蛇谷の方が風が弱いだろうと教えていただき、外輪山コースから千蛇谷コースにルート変更。
迫力の景色を眺めながら登ります。
迫力の景色を眺めながら登ります。
いい感じ。
気分は上々。
外輪山と千蛇谷の分岐。ここからが要注意です。
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外輪山と千蛇谷の分岐。ここからが要注意です。
この左手を降りて行きますが、かなり急傾斜です。先行者1名のトレースをたどります。
この左手を降りて行きますが、かなり急傾斜です。先行者1名のトレースをたどります。
千蛇谷へイン。
こんなところを歩けるなんて幸せでしかありません。
こんなところを歩けるなんて幸せでしかありません。
外輪山も歩きたかったなあ。
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外輪山も歩きたかったなあ。
新山が近づいてきました。
新山が近づいてきました。
千蛇谷には多くのスキーヤーが。みなさん中島台からでしょうか。
千蛇谷には多くのスキーヤーが。みなさん中島台からでしょうか。
迫力の外輪山。
振り返ると日本海。
振り返ると日本海。
ハロ。やはり天気は下り坂なのでしょう。
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ハロ。やはり天気は下り坂なのでしょう。
みなさん谷筋をずっと行かれてますが、地図を見て左上します。
みなさん谷筋をずっと行かれてますが、地図を見て左上します。
環水平アーク!出だしはついてないなんて思ってましたが、ご褒美いっぱいですっかりご機嫌。
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環水平アーク!出だしはついてないなんて思ってましたが、ご褒美いっぱいですっかりご機嫌。
登ってきた千蛇谷。
登ってきた千蛇谷。
御室参籠所まできました。ここまで来ればあと少しです。とりあえずお参り。
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御室参籠所まできました。ここまで来ればあと少しです。とりあえずお参り。
まだ冬の名残が。
まだ冬の名残が。
対面の外輪山の岸壁が禍々しい。
対面の外輪山の岸壁が禍々しい。
最後のひと登り。
最後のひと登り。
着いたけどどれが山頂?
着いたけどどれが山頂?
3つ目の顔法にありました、山頂標。なんとか制限時間内に着けました。これでゲート閉鎖前に帰れそうです。
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3つ目の顔法にありました、山頂標。なんとか制限時間内に着けました。これでゲート閉鎖前に帰れそうです。
日本海。
山頂にはまだ冬の面影が。
山頂にはまだ冬の面影が。
七高山の奥に見えるのは栗駒山だそうです。
七高山の奥に見えるのは栗駒山だそうです。
月山の左奥に蔵王。
月山の左奥に蔵王。
七高山に行く余裕もあったけれど混んでそうなのでパス。
七高山に行く余裕もあったけれど混んでそうなのでパス。
さてと帰ります。
さてと帰ります。
帰りも絶景を眺めながら。常に日本海が視界に入ります。
帰りも絶景を眺めながら。常に日本海が視界に入ります。
ここから外輪山に登ります。
ここから外輪山に登ります。
中島台から続く千蛇谷コース。いつかはこちらから歩いてみたい。
中島台から続く千蛇谷コース。いつかはこちらから歩いてみたい。
笙ヶ岳。
雪庇がまだ健在。
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雪庇がまだ健在。
扇子森への最後の登り返し。
扇子森への最後の登り返し。
名残惜しく山頂を振り返ります。
名残惜しく山頂を振り返ります。
多くのスキーヤーが鳥海湖にドロップしてました。
多くのスキーヤーが鳥海湖にドロップしてました。
これで見納め。
駐車場に向かって下降します。
駐車場に向かって下降します。
笙ヶ岳にはたくさんのシュプールとスキーヤー。またBCやろうかな...
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笙ヶ岳にはたくさんのシュプールとスキーヤー。またBCやろうかな...
行きにはなかった赤旗が設置されてましたが、大平口へ続いているようです。
行きにはなかった赤旗が設置されてましたが、大平口へ続いているようです。
帰りも気持ちいい〜
帰りも気持ちいい〜
海に向かって降る感じも良き。
海に向かって降る感じも良き。
駐車場に戻ってきました。ゲート閉鎖には余裕で間に合いました。
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駐車場に戻ってきました。ゲート閉鎖には余裕で間に合いました。
酒田北港から夕日を眺めつつ
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酒田北港から夕日を眺めつつ
鳥海山を鑑賞。なるほど、いい山でした。多分また来るでしょう。
鳥海山を鑑賞。なるほど、いい山でした。多分また来るでしょう。
翌日の予報はこんな感じだったので大人しく帰ります。
翌日の予報はこんな感じだったので大人しく帰ります。

感想

ワタシの知り合いで鳥海山に行った人は皆、口々にその素晴らしさを語るので、いつかは行きたいと思ってましたが、ついにその時が。

でも遠いんだよね〜、東京から6時間半。某山友はよく3回も行ったな〜。
せっかく遠路はるばる行くんだからついでに月山も、だったのですが、翌日の予報が悪く(雨に加えて風速18mって笑うし)、鳥海山単発に。

景色の良さそうな鉾立からのピストンにしましたが、この時期ゲートが開くのが8時から17時まで。最悪間に合わなかった時のために車中泊用の食料を準備して臨みました。

ところが秋田側に行くと8時に開くはずのゲートが凍結のため10時に延期。慌てて山形側に移動するとこちらは予定通り8時に開いて、ほっと一安心したのも束の間、鉾立1.5km手前でゲートが閉鎖。やはり10時にならないと開かないみたいです。諦めて帰っていく人もいました。
とりあえずゲート脇の駐車場にイン。
さてどうする?車中泊覚悟で鉾立まで車道を歩いていくか?
急いで地図をチェック。駐車場から歩いている記録がある、ここから直接行けるみたいだ。でもどれくらい時間かかるんだろ?

全く想定外の展開にすっかり翻弄されましたが、車中泊を覚悟して歩き出したらあとは気持ちのいい雪山ハイクですっかり上機嫌。

強風を避けるために外輪山コースから千蛇谷コースに変更しましたが、千蛇谷から眺める外輪山はど迫力で見応え十分でした。

みんなが口を揃えて「いい山」と言うのが理解できました。
遠路はるばる出かけてもじゅうぶんなお釣りが来ます。
ワタシもすっかりその魅力にハマってしまいました。
次来る時には外輪山コースで。



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