記録ID: 8097977
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雪山ハイキング
富士・御坂
富士山「富士宮口」
2025年05月01日(木) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:12
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:06
距離 7.7km
登り 1,408m
下り 1,408m
8:22
3分
スタート地点
17:35
ゴール地点
天候 | 5月1日の富士山は、風も穏やかで、気温は山頂付近で2℃~-5℃程度。残雪期の山行としては安定したコンディションで、山行にはちょうど良い気温でした。午後からは上層に薄い雲が広がる予報でしたが、視界不良や急変の兆しはなく、特に問題のない天気と判断。 実際の山行中も風は弱く終始穏やか。行動中はソフトシェルで時折少し汗ばむ場面もあるほど。指先にはやや冷えを感じましたが、レイヤリング次第で快適に歩ける一日でした。春の富士山としては、かなり恵まれた気象条件だったと思います。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
同行者さんの車に乗せていただき自宅を6:30に出発。国道246で御殿場へ。ぐみ沢丸田交差点を右折して県道23号の「水ヶ塚公園駐車場」でトイレ休憩。通行止め解除に合わせて富士山スカイラインへ。「富士山新五合目駐車場」に8:30頃に到着 富士スバルラインは凍結のため午後5時~翌朝午前8時まで通行止め。今回は、特に凍結箇所等なく、17時過ぎても出るのは大丈夫でした。 ■復路 新五合目を17:30頃に出発。御殿場の台湾料理屋さんでニラレバ定食食べてから帰路へ。国道246号線を秦野へ。昔はかなり渋滞したと思いますが、まったく渋滞無しでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈富士宮口五合目~六合目〉 グズグス雪だったり火山灰だったり 〈六合目~新七合目~元祖七合目~八合目〉 雪渓歩き。でも登山道歩いたほうが速そう😥 〈八合目~九合目~九合五勺~富士宮口山頂〉 八合目から登山道を登る 〈富士宮口山頂~剣ヶ峰〉 場所によっては昨年よりも雪が少ないですね、風もなく剣ヶ峰まで特に危険箇所は無し。静かでのどかな山頂でした。 |
その他周辺情報 | ■【静岡県】富士山登山道周辺の道路情報 https://www.pref.shizuoka.jp/machizukuri/doro/fujisandoro/1029307.html 5月中旬頃まで、午後5時~翌朝午前8時夜間通行止め ■ 夏山期間以外における注意事項について ※ 富士登山における安全確保のためのガイドライン https://www.fujisan-climb.jp/risk/guidelines.html ①万全な準備をしない登山者の夏山期間以外の登山「禁止」 ②夏山期間以外については、「登山計画書」を必ず作成・提出すること ③山中のトイレが使用できない夏山期間以外において、万全な準備をした登山者が登山を行う場合、携帯トイレを持参して、自らの排泄物を回収し、持ち帰ること ■Conpass定型登山届「富士山」 https://www.mt-compass.com/qrtodoke_fujisan.php |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
グローブ(マムート)
防寒着上(mont-bell プラズマ1000 ダウンジャケット )
防寒着下(finetrack ポリゴンUL パンツ)
ハードシェル上(マムート)
ハードシェル下(マムート)
ゴーグル(SWANS)
バラクラバ(finetrark)
アイゼン(PETZLサルケン)
ピッケル(BLUE ICE ブルーバード)
ベースレイヤー上(mont-bell ジオライン クールメッシュ VネックTシャツ)
ベースレイヤー下(mont-bell ジオライン クールメッシュトランクス)
ソフトシェル(マムート)
ネックウォーマー
ザック(フェリーノ INSTINCT40+5)
火器(エスビットチタニウムストーブ)
カップ(エバニューTi 400FD Cup mulTidish)
風防(エバニューTi フーボー)
昼ご飯(惣菜パン)
行動食いろいろ
非常食2食分
飲料水(ポカリ500ml×2・Platypus2Lに水1リットル)
お湯(THERMOS山専用ステンレスボトル750ml)
笛・ハサミ・小型ナイフ
ヘッドランプ(PETZL IKO CORE E104BA00 500ルーメン)
ヘッドランプ予備バッテリー(PETZL コア E99ACA)
予備ヘッドランプ
ファーストエイドキット
衛生用品(簡易トイレキットなど)
日焼け止め
メガネ曇り止め
サングラス
保険証
スマホ(iPhone 14 Pro Max)
モバイルバッテリー(エレコムDE-C51L-10000BK 10000mAh/30W)
Apple Watch
タオル
座布団
ストック(ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ)
ココヘリ
ツェルト(mont-bell U.L.ツェルト)
温泉セット(車に置いてく)
|
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感想
5月1日の富士山は、穏やかな予報となっており、実際に風も弱く、終始静けさの中での登山となりました。登山ルートは相変わらず単調ですが、この時期ならではの雪渓歩きを存分に楽しむことができました。
ただ、この穏やかさの裏には、富士山が持つ怖さも忘れてはいけないように思います。昨年6月、ちょうど同じ残雪期に登頂した際には、3人の登山者が相次いで遭難していました。
火口周辺で2人が消息を絶ち、続く6月22日にはBCで数々の山を登頂していた、経験豊富な登山者までもが行方不明に。いずれも6月26日までに心肺停止の状態で発見され死亡が確認されています。風が一変しホワイトアウトや滑落に繋がる状況は、この時期の富士山では決して珍しい天候ではないのでしょう。
標高3,776メートル。日本一の高さを誇る富士山ですが、他の山と同様に、経験と装備、そして何より天候の判断が命を左右することは間違いありませんね。
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富士・御坂 [2日]
富士山(富士宮口五合目〜八合目〜御殿場ルート〜剣ヶ峰〜御殿場下り六合〜宝永山〜富士宮口合目)
利用交通機関:
車・バイク、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
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