二週連続で二王子岳【二百名山】飯豊連峰の展望台へ(新潟県新発田市、胎内市)


- GPS
- 03:21
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南俣集落から登山口の二王子神社までは、路面舗装されているものの狭くてすれ違いも難しいです。通行注意。 登山者用の駐車場は、くねくねの山道を走って橋を渡ったらすぐ右に折れるとあります。駐車可能台数はおよそ40台。直進すると二王子神社ですが、こちらの駐車場は参拝者用ですので登山者はなるべく駐車しないように。 もしコミュニティバスで行くとするなら、新発田駅から登山口の二王子神社にもっとも近い南俣地区に到着するのは一番の便でも正午過ぎ。登山に使うには現実的ではありません。新発田駅からの往路はまず朝6:55の川東(かわひがし)行きに乗り、終点川東から二王子神社まで約9kmの徒歩となります。 逆に新発田駅行きの復路は使いやすい時間に設定されています。南俣発15:35もしくはその次の16:35に乗車し、川東で乗り継いで新発田駅まで戻れます。なお二王子神社から南俣バス停までは約3km徒歩でおよそ45分かかります。 また時刻は変更になる場合があります。くわしくは新発田市の川東コミュニティバスのサイトで確認お願いします。 https://www.city.shibata.lg.jp/kurashi/kotsu/bus/kawahigashi/1015347.html 【追記】 コミュニティバスは土日祝、お盆、年末年始は基本運休だそうです。ご利用の際はご注意ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新潟県内でも屈指の整備が行き届いた登山道で、無雪期は非常に歩きやすいです。この日2合目付近から断続的に雪道となり、3合目から上は99.9%雪でした(山頂近くは夏道が出ていた)。人気の山なのでトレースはバッチリ。足跡をしっかり辿りながら登ります。無雪期の二王子岳に登ったことがあるなら、そのときと冬道は微妙に異なるところを歩くので、違いを確認しながら歩くのも面白いです。 3合目までの沢沿いの道はスノーブリッジっぽくなってる箇所もあり、踏み抜き注意。3合目から上はコースに危険な雪庇やクラック等は見当たりません。この日の往路は雪が締まっており、アイゼンが効きそうな感じ。ツボ足(滑り止めの道具不使用)だとやや難儀でした。帰りはザクザクのザラメ状で、多少足は取られるものの踏み抜きはほとんどなく歩きやすかったです。私は全区間ノーストック&地下足袋のツボ足で踏破。今回は大半の登山者さんはダブルストック使用。足元は多くの方がアイゼンかチェンスパ着用のようでしたが、ツボ足の方もチラホラいらっしゃいました。朝晩冷えてアイスバーンになった斜面だと滑り止め必携と思いますが、陽が上がって雪面が緩めばそれなりに雪道歩きの経験を積んだ登山者さんならツボ足でいけます。それでもお守りとしてザックに滑り止めを入れておいた方が無難。 所々に急な上り下りはありますが、危険というほどでもありません。基本一本道で足跡を追いながら登るので迷うようなところはないのですが、山頂付近でガスるとのっぺりとしたたおやかな山容のため、進む方向が判りづらくなります。そういうときはヤマレコアプリが役立ちます。 二王子岳のコースタイムは上り240分、下り150分。 |
その他周辺情報 | 国道7号線方面から二王子岳へ向かうときの最後のコンビニは、加治川の橋(安全橋)を渡ったところにあるセブンイレブンです。 下山後の温泉は国道7号線から二王子岳に向かう途中にある「あやめの湯」をどうぞ。料金は大人420円です。中に100円返却式のロッカーがあります。内湯しかない小さな温泉施設ですが、茶褐色のお湯で良いお風呂です。また市街地には「いいでの湯」という昔ながらの銭湯もあります。他に新発田近辺では「百花の里 城山温泉」「聖籠観音の湯ざぶーん」「紫雲の里」もおすすめ。 |
写真
飯豊連峰はガスで見えないので、晴れることに期待して山頂でしばらく待機しましょう
でも強豪のトレイルランナーさんはこの二王子岳を私の下りと同じくらいのペースで上るんだよなあ。もはや超人としかいいようがないです
感想
先週も登った二王子岳(1420m)。先週につづいてまた登ってきました。
この日はスッキリ晴れたら山形県小国町の倉手山に登って至近から残雪まとった飯豊連峰の姿をじっくり眺めるつもりでしたが、天気予報チェックすると晴れるものの快晴までは望めそうにありません。「うーん、どうするかな……。近いしニノジでいっか!!ニノジならいつでも行けるし曇ってても勿体なくないし」ということで当日朝に急遽二王子岳に変更した次第です。
先週問題なかったので、今回も地下足袋のツボ足での登山としました。3合目から上は雪道歩き。ただこの日は夜中雨が降ってて雪が締まっており、アイゼンが効きそうな感じ。ツボ足だとちょっと苦戦しました。でも登れないほどではなく、順調に進んでいきます。5合目を過ぎて山頂方向を見上げると、うーんガスガスだ……。でもお昼に近づくにつれて回復傾向の予報が出てるので、それを信じて登っていきます。あっ、そうそう、話は脱線しますが「テンクラはさっぱり当たらん」って登山者の間では有名ですが、山に行く日が近づいてくるとテンクラをしょっちゅう見てしまうのは何なんですかね(笑)まあテンクラ以外に山に特化した無料の天気予報は無いですからねえ。
無事に山頂到着。ガスが取れるまで待機を決め込むと、すぐに晴れてきました。タイミングよかったです。飯豊連峰の稜線付近にはずっと雲がかかっていましたが、時々朳差岳や北股岳が顔を出してくれましたし、白く彩られた山腹はほぼ見えていたので、眺めてたら山頂に滞在した1時間はあっという間に経過。たっぷり飯豊連峰の姿を楽しむことができました。早く奥胎内ヒュッテまでの道路開通しないかな〜。待ちきれずに大石ダムか飯豊山荘から登ることになるかもw
下山は登山口までタイムアタックに挑戦。目標は1時間。足腰に優しい雪道をガンガン下り、下ってきて雪がなくなっても快調でしたが、結果1時間5分と目標には届かず。うーむ、やはり地下足袋では限界があるか。でも私の力量だとトレランシューズでも1時間は切れない気がします。
今回倉手山の代わりに登った二王子岳ですが、やっぱりこの山は残雪期がいちばん良いですねえ(真冬はわからんが)。これがおそらく今季最後の残雪期二王子岳挑戦。また来年のこの時期が楽しみです。次は他の山へ。倉手山はもちろん、粟ヶ岳や守門岳あたりかな!?
【追記】
YAMAP見てたら倉手山天気良さそうだった……。
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