日本晴れの青空に大展望♪蛇谷ヶ峰☆(グリーンパーク想い出の森ピストン)


- GPS
- 04:36
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 649m
- 下り
- 649m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:28
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.gp-kutsuki.com/access/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場からバンガロー棟を通って舗装路を歩いて行くと10分位で登山口があります。登山口から分岐路には必ず高度と距離標示のある指導標がありました。階段道が多いので比較的急な道が多いかもしれません。トレースがなかったのでこの日はピストンしましたが、いきものふれあいの里からや朽木スキー場からも登山道があるので、組み合わせて周回ルートも組めると思います。 |
その他周辺情報 | くつき温泉 てんくう 大人600円 http://www.gp-kutsuki.com/tencoo/ |
写真
感想
建国記念日の11日は全国的に快晴の予報。
冬に晴天の日が少ない近畿北部の山に登れるチャンスです♪
福井県や但馬の山にも行ってみたかったのですが、アクセスが遠いし翌日は平日で仕事なので、比良山系最北部の蛇谷ヶ峰に行って来ました。
蛇谷ヶ峰は2年前の夏に武奈ヶ岳から北稜を歩いて縦走して以来で冬に登るのは初めてです。登山口のあるグリーンパーク想い出の森に問い合わせをすると、雪不足で朽木スキー場は閉鎖中ですが今週は積雪も少しあり、登山道には雪も残っているとの事でした。
京都市内から国道367号線の鯖街道で滋賀県に入り、安曇川沿いを走って朽木のグリーンパーク想い出の森の駐車場に午前6時半に着きました。
無料の大型駐車場には5〜6台の先着車がありますが、登山者の車かどうかは分かりませんでした。準備をして6時50分に出発です。
登山口の案内がありませんでしたが、前に下山した時にバンガローのある舗装路を歩いた記憶があったのでバンガロー棟の方に向かいます。
駐車場の奥にある綺麗なトイレから少し進むと案の定、蛇谷ヶ峰登山口を示す指導標がありました。バンガロー棟を過ぎて暫くで登山口があり、ここから山道に入って行きます。
登山道には取り付きから雪と土のミックスですが雪が固く歩き難くはありません。高度にして100m毎くらいのペースで指導標が現れて、山頂までの距離標示もあるのでペースの参考になり助かりました。
雪に残った踏み跡に新しい登り分がなかったので、今日ここの登山道を歩くのは私達が最初のようです。
なだらかな登り道が少し下ったと思うと渡渉地点があり、沢を渡った先から少しずつ雪が増えていきます。標高557m地点でいきものふれあいの里からの登山道と合流して、傾斜のある階段道を登って行きます。雪が完全に階段を覆ってはいないので段差の分の楽はできませんでした。
そのうちに単独の男性が登ってこられたので、今日初めての挨拶をして道をお譲りしました。
標高670m地点にベンチがあったのでここでアイゼンを装着して先に進みます。登山口からずっと山の北側を歩いていたのでずっと太陽を見れませんでしたが、8時20分を過ぎて太陽が稜線から顔を出すとポカポカと暖かく、雪が太陽光でキラキラと光って凄く綺麗でした。
登山道の雪はいつの間にか階段を覆い隠して、前日のものかヒップそりの跡や、登山道を外してスノーシューの跡もありました。ヒップそりの跡はその部分が圧雪された状態になって固く締まっていて登り易かったです。
標高813mのカツラ谷分岐辺りでは琵琶湖や伊吹山の展望が見れました。
登山道に霧氷はなかったですが、斜面には白い霧氷の木々もありました。
やがて蛇谷ヶ峰の肩の部分になる朽木スキー場への分岐点から、山頂まで200mの最後の登り道になります。真っすぐに伸びるトレースを辿って、スタートから2時間20分で蛇谷ヶ峰の山頂に到着しました。
広い頂上は無人だったので、先程の単独の男性はどちらかに移動されたのでしょうね。どなたかの力作の可愛い雪ダルマがとってもいい感じです。雲一つない快晴の青空に360°どこまでも見渡せそうな大展望です。北稜の稜線には釣瓶岳と武奈ヶ岳がどっしりと構え、西に安曇川沿いの朽木の集落の向こうに京都の北山から、高島トレイルの峰々へと続いています。
琵琶湖を隔てた東方向には伊吹山から金糞岳、能郷白山のピークが連なっていて、真っ白い雪をたっぷりと纏った白山も見れました。
頂上が少し寒かったのでスキー場分岐まで下りてコーヒーとココアで休憩しました。20分程の休憩のあと、帰り道は閉鎖中のスキー場のゲレンデを通って下山しようかとも思っていたのですが、トレースがなかったので来た道をピストンで戻る事にします。
下山を開始し始めると、時間も10時になっていたので次々と登山者が登って来られます。10組程の皆さんと山頂の展望の話など言葉を交わしながら下りていきました。雪が少なくなったミックス路では心配していた泥濘もなく、まだ朝の雪の固さが残っていて快適に歩けました。
渡渉地点の沢でアイゼンを外して洗い、すぐに登山口に下りました。
屋根の雪が融けて滝の様に水が落ちるバンガロー棟を通って11時過ぎに駐車場に戻ると、朝は5〜6台だった車は30台以上に増えていました。
スキー場は閉鎖されていますが、敷地内に隣接された温泉目的で来られる方もきっと多いんですね。私達も駐車場からすぐの朽木温泉「てんくう」でゆっくりしました。
今シーズン初めての比良山系でしたが、思っていたより雪もたっぷりとあってので良かったです。雪の蛇谷ヶ峰は往復で4時間以内でピストンできるお手軽登山でした。ルートを変えれば色々と変化も楽しめそうなので、また晴れた日を狙って再訪したいと思います。
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