黒姫山(東尾根)
- GPS
- 06:39
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 905m
- 下り
- 1,186m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:40
13:55 黒姫山 14:26 -> スキー滑降
16:11 ゲレンデ合流 -> ゲレンデ内スキー滑降(コースタイム外)
16:16 ゲレンデベース
天候 | 曇り(ガス)のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
リフト2本。50周年特別料金の対象年齢だったため1日券50円で乗車。 ※通常は計1800円(下のリフトはチケット2枚要。昨年は計800円だったのに・・・) |
その他周辺情報 | 長野 若槻温泉 \500 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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感想
木曜の祝日は日本海側も好天らしいが、大量降雪後のため雪崩が怖く、白馬の雪崩情報なんかを見ても非常に危険なコンディションとなっている。なので樹林帯の黒姫山東尾根を滑ることにしました。
理由はもう一つ。起点となる黒姫スノーパークは50周年のワンコインプランを実施しており、対象年齢の私は1日券が50円で買えるのです。今シーズンから1回券の値段が躊躇するほど高くなったので、これを利用しない手はありません。
さて行ってみると、新雪はノートラックのまま残っているけど若干重め。いつも上質のドライパウダーを味わっていたので今回も期待していたのですが、それほどでもありませんでした。まぁいつもほどではないというだけで、十分に楽しめたのではありますが。
問題は下部。ルートにもよるのですが、まだまだヤブだらけで快適とはほど遠い状態。それまでの楽しさを台無しにするくらいイヤになりました。
そのためか、冷静に考えるとけっして悪くはなかったはずなのに、印象としてはイマイチ感の強い山行になってしまいました。
09:31 1180m 第2ペアリフトトップ。
せっかくの1日券なのでゲレンデを何本か滑った後に入山。深いガスの中、廃止されたゲレンデ跡を登る。
一昨日60cm増えたというが、それでもヤブはかなり目立つ。昨シーズン12月末に来た時よりも遥かに雪が少ない。
先行は3組4名。20分程で先頭に追いつき、ラッセルを交代。ラッセルはスキーを履けば30cm程度で、昨年登ったときに比べればだいぶマシ。これなら先頭でもだいぶ粘れそう。
10:39 1535m 旧ゲレンデトップ。
後続は追いついて来ず、引き続き1人でラッセル。
ここからは樹林帯。下部は細木が多くてうるさい感じだが、ブナ林からダケカンバの混成林、そして針葉樹林と雰囲気のいい斜面が続く。
やがてガスも晴れはじめ、長野盆地を覆った雲海の上に志賀などの高山が浮かび上がる。
相変わらず後続はなし。まぁ交代でラッセルする時のような変なプレッシャーがなく、マイペースで登っていけるのでかえって良かったかもしれない。
13:04 1985m 外輪山。
ここをゴールとして隣の尾根(北側の東尾根)を滑るという手もあるが、個人的には人の少ない南側の東尾根を滑るほうが好きで、その場合、どうせ山頂近くまで行く必要がある。
ということで引き続き外輪山上を歩いて山頂へ。
いつものことだが、外輪山上は狭い上に雪面が大きく波打っているので非常に歩きづらい。雪の少ない今年は窪みが埋まっておらずにいつも以上にたいへん。右や左に巻きながら苦労して登る。
13:55 2050m 黒姫山。
ここまで4時間半。さすがに時間がかかった。
場合によっては西面の七ツ池シュートを滑るか、せめてエントリーポイントまで下りて様子をみようと思ったのだが、もはやそんな気力も時間もない。休憩後、このまま滑り降りましょう。
14:26 滑降開始。
外輪山上は滑れないので東側をトラバースし、表登山道の辺りで東斜面へドロップ。急勾配の針葉樹林帯の中を縫うように滑る。
深い新雪のツリーランだが、雪はちょっと重め。ほんのちょっとだがクラストした斜面もある。楽しめはするが、これまでこの斜面では最高の雪を味わってきただけに、今日はちょっと残念な感じ。ここまでラッセルしてきた甲斐がない。
1750mくらいからブナ林へ。こちらのほうが雪は良く、ドライ感を保っている。ヤブは埋まりきっておらず、場所によっては見た目うるさく感じるところもあるが、思い通りにターンが決まるので邪魔にはならない。そのまま1200mくらいまで快適に滑ることができる。
1200mくらいからはゲレンデに近づくべく尾根の左端へ。そのまま北東に延びる枝尾根を滑る予定だったが、このルートはヤブだらけでろくに滑れない。しばらく頑張ってみたが、途中でイヤになって尾根真ん中の杉林に逃げる。こちらは滑りやすい。ゲレンデからちょっと離れるが、始めからこちらを滑っていればよかった。
15:43 983m 林道横断。
滑降はここまで。この先は非常に緩やかなので、この雪質、雪の量では滑らない。シールを貼るほどでもないが、ゲレンデまでクロカンのように歩いて戻る必要がある。
途中に小沢があり、ここを渡れるかどうか心配だったが、今日はたまたまスノーブリッジのある場所に出る。スノーブリッジというより、橋かなにかしっかりした土台がある感じ。今後もここに出られるよう、場所をしっかり覚えておこう。
16:11 883m ゲレンデ合流。
といっても即座に滑れるわけではなく、車の止めてあるコスモプラザ側へ戻るためにはゲレンデを横断していく必要がある。
ともあれやっと終了。登り標高差は900mにも満たないコースなのに、えらい時間がかかってしまった。
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