逃げる（撤退）は恥だが役に立つ？（五竜岳・遠見尾根）

2025年05月04日(日) 〜 2025年05月05日(月)

• GPS: 08:28
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,307m
• 下り: 1,410m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:18
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:26

距離 5.9km 登り 985m 下り 137m

8:50 リフト終点
8:51 8:57 地蔵の頭
10:09 10:10 小遠見山
10:32 10:33 中遠見山
11:17 大遠見山
12:20 西遠見山
13:16 五竜山荘

2日目

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:01

距離 7.8km 登り 322m 下り 1,273m

7:12 五竜山荘
7:44 7:48 撤退ポイント
8:11 8:24 五竜山荘
8:53 8:55 西遠見山
9:38 大遠見山
10:08 中遠見山
10:24 10:31 小遠見山
11:01 地蔵の頭
11:13 白馬五竜アルプス平

天候

4日：暴風　曇りのちみぞれ　5日：暴風のち西の風　曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

五竜テレキャビン：JR大糸線神城下車徒歩30分
テレキャビン：往路（地蔵の頭手前リフトまで）1,900円
　　　　　　　復路（テレキャビンのみ）1,600円（復路はリフトに乗れない。テレ　　　
　　　　　　　キャビン乗り場まで徒歩）

コース状況／危険箇所等

遠見尾根（西遠見山まで）：小登降多い、一部ナイフリッジ有（写真あり）落ちたら下まで直行。西風をまともに受ける。西遠見はテント適地（結構張っていた）
西遠見から五竜山荘：片側切れ落ちている。白岳をトラバース。風は山で弱い（西風の場合。だから西遠見はテント適地なのだろう）
五竜山荘から途中（撤退ポイント）：爆風まともに受ける。ミックス。トラバース道の一部でピッケルが刺さらない。道も細くかつ雪も緩い。落ちると下まで一直線、要注意。分岐ポイント（撤退ポイント、写真あり）、トラバースし岩場直登かか雪壁登攀か。

その他周辺情報

テレキャビンに日帰り温泉（12時から、入浴料800円）

写真

リフトを降りアイゼン装着。ここから登山の領域。

地蔵の頭、白馬方面展望。

拡大（白馬乗鞍か。小蓮華は雲の中）

小遠見山山頂、辛うじて五竜と鹿島槍の展望。

これから行く遠見尾根。小登降が多く辛そう。

中遠見山

鹿島槍とカクネ里

遠見尾根を振り返る

西遠見山、ここはテント適地（左下）

五竜山荘への登山道。白岳を斜面をトラバース、道細い。左側急斜面。この後、ホワイトアウト。恐怖しかない。

五竜山荘、夕食はカレー、遠見尾根が一瞬見えた。下界は晴れている。というか、雲は五竜周辺しかない（五竜山荘無料WiFiあり。レーダーで確認😞）

五竜岳も一瞬見えた。

5日朝、爆風（八方尾根リフトも朝運休）でアタックできず。

7時、風もほんの少し弱まりアタック。白馬岳方面。

ここは展望を見る余裕。

トラバース道。五竜斜面に先行者。

撤退ポイント。雪壁登攀かトラバースし岩場直登か（虫の知らせを感じ撤退）

帰りはスイスイ。五竜岳

青空と五竜岳

鹿島槍

五竜岳と白岳

鹿島槍、カクネ里

五竜と鹿島槍

五竜と遠見尾根

白岳、大黒岳、唐松岳

豪快、鹿島槍とカクネ里

ナイフリッジ、でも五竜と鹿島槍の展望は素晴らしい。

白馬岳も見える。手前は八方尾根。

鹿島槍・爺ヶ岳、餓鬼・燕岳方面？（中遠見山）

小遠見山から。ようやく見えた槍ヶ岳（小さくてわかりにくい）と鹿島槍

なので拡大

この景色も見納め

テレキャビン方面へ下る。手前に地蔵の頭。妙高方面を遠望。

テレキャビン乗り場到着。

感想

yarihoBB

天気予報は4・5日とも良かったが、4日は曇りと爆風で意気消沈、5日朝も爆風でアタックが遅れた（予報は8時まで曇り＋爆風）。朝まで曇ったせいか意外と寒くなかった（気温の話。体感は爆風で強烈な寒さ。八方尾根のゴンゴラアダムなどリフト、朝は運転見合わせ）ので雪が締まらず緩かった。噂の雪壁、見ると先日の西穂独標やピラミット登降と同程度と思ったが虫の知らせを感じ撤退を決意。帰路は五竜と鹿島槍などの絶景を堪能、行きの怠かった登降は何だったのか？
撤退は悔しいが、絶景を堪能でき、早帰りで電車も楽ちんでスムーズに帰宅できた。JR東日本のシステムエラーでケチがついたが・・・。
今回の宿題は夏に柏原新道から白馬岳まで縦走し返すことを決意！