八塩山(前平、鳥居ノ沢、深山林道登山口を巡回)



- GPS
- 05:55
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 471m
- 下り
- 462m
コースタイム
天候 | 晴れ。気温15℃くらい。一部稜線でやや風あり、ほかは微風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳥居ノ沢登山口の駐車場は10台ちょっと。トイレなし水場なし。シーズンには割とすぐ満車になる。一方、前平登山口の向かいにも駐車帯があり、こちらは詰めて10台ほどで、だいたい空いている。同じくトイレ、水場なし。前平登山口から歩いて15分ほどに「ボツメキ湧水地」があり、20台ほどの駐車スペースと公衆トイレがある。そこからスタートするのも選択肢だろう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
どのコースも急坂で、油断すると滑る。標高とコースタイムで甘く見ると危険な低山の典型であり、注意が必要。地形図の道も当てにならないため、登りはともかく下りは道間違いに注意。ただしエリアは小さいのでロードを歩いて戻れる。各コースにコメントする。 前平コース。急坂だが、階段状、又は葛折りに整備されているので、慌てずに歩けばさほど問題はない。滑るトラバースに注意。P444の見晴らしが良い。山頂直下は登るのは良いが下りではスピードを出しすぎないように。緑の乏しい秋と雪解け直後は踏み跡がわかりづらい。 鳥居長根コース。尾根直登の急坂だが、比較的広く、足の置き場所も多いため、見た目ほど大変ではない。休みやすみ行けばどうということはないだろう。東側の眺めも良い。いちばん好きなコースである。今日は歩いていない。 深山林道コース。作業道として作られたのか、かなり歩きやすい。急なところもほとんどない。初心者向けであるが、アクセスが悪い。風ぴらコースと深山林道コースの連絡路は狭いトラバースで滑落に注意が必要。雨後はドロドロな部分があるので注意。最後まで雪が残るコースでもある。谷を何度も渡る斜面なので、利用するなら雪解け以降が無難。夏以降は少々藪っぽい。 風ぴらコース。分岐する急坂コースは文字通りの急坂。細尾根を直登で、滑れば非常に危険であり、特に下りではあまり勧めない。迂回路コースは巨木などの見所もあるが、やはり危険な急坂箇所はあって、幾分マシという程度でこちらもあまりお勧めはできない。枯葉が積もる季節になると、踏み跡も不明瞭。どうしてこのコースが初心者向けとして紹介されているのか、ちょっと分からない。ただ人は多い。 主稜線は平和である。 どういう意図かわかりかねるが重機があちこちに入っているため、そちらに吸い込まれないように留意が必要である。 前平登山口と鳥居ノ沢登山口の間は20分ほどのロード歩きでつながるため、前平+鳥居長根の組み合わせが無難。雪解けも早い。ただ風ぴらコース序盤の谷間、540mあたりの沢沿いに豊かな湧出口(風ぴら清水)があり、そこはちょっと寄っても面白いだろう。山頂近くにあるとされる観音清水は今はもう確認できない。 なお今回、前平から鳥居ノ沢まで変なところを歩いているが、正規のルートではないので、登山が目的であれば真似をしてはいけない。大人しくロードを歩こう。 |
その他周辺情報 | 温泉は国道107号線の道の駅「東由利」にある。宿泊は民宿を除けば近場だと「八塩いこいの森」のキャンプ場しかない(山頂付近にテントが張れる広さはある)。ただしいまいち営業状況がよく分からない。車で30分ほどの、由利本荘市や横手市の中心部まで行けばいろいろある。 |
写真
感想
【水・食料】
凡例:消費量/持参量+現地調達量
水・スポドリ:1.50L/3.50L
行動食・非常食:ゼリー飲料1/4袋、小型羊羹1/3個、おにぎり1/1個
食事:おにぎり1/1個、即席カップめん1/1個
【以下日記】
職場はカレンダーどおりなのであまり面白くもない連休である。今回は備忘しておきたいことがたくさんある山歩きとなった。
一つ目。金曜日に献血をした。そのためややハードになるかと思いきや、意外とバテなかった。意識してゆっくり歩いたせいかもしれない。それとも最近の徒歩通勤が効いているのか。血液検査の数値も悪くなかった。
二つ目。深山林道コースの雪を甘く見た。夏道がわからないほどだったら引き返すつもりではいたが、半端に歩けないこともないレベルだったので進んでしまった。雪はさほど堅くなくステップを作りながら行けばそこまで問題があるわけではないと思うが、想定以上の疲労となった。フキノトウはたくさん採れたが……。風ぴら清水が出ていないうちは行かない方が無難ではないか。ただ雪が消えるのを待っていてはイワウチワには間に合わない。
三つ目。バックパックのショルダーハーネスが破損した。枝の跳ね上げに難渋するなどしているうちに引っかけたら、下部のストラップとの縫い目があっさりちぎれた。序盤だったら撤退ものだが、引き返すには進みすぎていたし、応急処置もできたのでそれで続行。どんなバックパックでも構造上、壊れやすい部分だとは思う。同じく構造上、同じように応急処置もできるだろう。32回目の使用だった。ちなみに先代のバックパックは172回の山行に耐え、まだ使える状態だったが、スタイルと合わなくなってきたしさすがに飽きてきたため引退させている。
四つ目。写真撮影を担当するスマホをApple iPhone 15 Pro MaxからAQUOS R8 proに変えてみた。一目瞭然でR8 proが良い。もっと早く買うべきだった……。IIJmioのセールが安かった。iPhoneは職業的な義務感から動向を把握しておくために仕方なく使っており、解像度も大きいからとカメラ代わりにしていたが、もうR8 pro以外の選択肢は考えられない。RAWとオート現像JPEGの両方を同時に保存できたら良いのだが、そういう機能はないようで残念。ちゃんとしたカメラを買うほどの気持ちはない。
五つ目……もあったはずだが、忘れてしまった。
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