【信州ふるさと120山】二児山

2025年05月16日(金) [日帰り]

• GPS: 05:01
• 距離: 8.6km
• 登り: 614m
• 下り: 614m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:02

距離 8.6km 登り 614m 下り 614m

8:18 スタート地点
9:09 9:23 天空の池
10:49 10:51 二児山西峰
11:12 11:30 二児山
12:29 12:44 天空の池
13:20 ゴール地点

天候

晴れ（予報は曇りでしたが、最高の天気でした☺️）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

茅野市の自宅　カバヲ号で5：30に出発。
杖突峠→高遠→長谷→分杭峠→大鹿村鹿塩→黒川牧場入口駐車場着　7：55

コース状況／危険箇所等

😃 黒川牧場入口→天空の池；　基本的には林道上を歩きます。スタートしてしばらくは簡易舗装されていましたが、途中から石ゴロのダートに変わりました。崩落箇所や抉れた箇所もあって車両は通行止めですが、歩行は可能でした（私たちは、一部牧場内の芝の上をショートカットして通過しました）。石ゴロ区間は多少歩きにくさを感じましたが、それでも危険はありませんでした。
😀 天空の池→避難小屋・崖崩れ地点；　相変わらず石ゴロの林道上（遊歩道）を進みます。多少のアップダウンがありましたが、中央アルプスや南アルプスの展望を楽しみながら歩けるので、苦には感じませんでした。避難小屋のすぐ手前、右側から崖が崩れていましたが、踏み跡がはっきりしており、特に危険はありませんでした。咲いていた花は、コミヤマカタバミとバイカオウレン、ズダヤクシュ程度で、物足りなさを感じました。
😀 避難小屋→二児山分岐（西峰と東峰の分岐）；　初めて登山道らしい道でした。特に急傾斜の箇所はなく、とても歩きやすかったです。
😞 西峰への道；　踏み跡は薄く分かりづらかったものの、ピンクのテープが密に付けられており、ルートははっきり分かりました。倒木を乗り越えたり、迂回したり、くぐったりして、冒険気分を味わうことができました。なお、ここまでで十分に大展望を楽しむことができていたので、敢えて岩峰には立ち寄りませんでした。
😁 東峰への道；　西峰とは別次元の歩きやすい登山道でした。頂上の直下に、倒木や張り出した木の根が藪で見づらくなっている箇所がありました。ちょうど、仙丈ヶ岳が大きく見え始める辺りでしたので、注意してください。

その他周辺情報

鹿塩温泉の外れに、「sol-ka 塩の道直売所」があります。ここで山塩を購入しました。テレビ番組で紹介されたこともあって、大人気だそうです。私は運良く最後の１袋を購入できました。他にも塩羊羹、塩麹も購入しました。

写真

登山口に向かう途中、立ち寄った「道の駅　南アルプスむら」から、くっきりと二児山が見えました。左のピークが「頂上」とされる東峰です。

カバヲくんの安全運転のおかげで、無事、黒川牧場登山口に到着しました。天気予報各サイトによれば、今日のこの地域は「曇り」「降水確率30−40％」でしたが、予報が大きく外れてくれて嬉しいです。

遠く乗鞍岳まで望めました。

早くも二児山西峰が見えました。

この辺りの山々は、20代の頃にバアバと二日間かけて縦走しました。

三ノ沢岳から茶臼山までの区間も何度か歩いたことがあります。

改めて、登山口の風景。カバヲ号の貸切でした。

この池は「天空の池」ではありません。

二児山へ向けて出発！

有名な道路崩落箇所。

ヤマレコマップを見ながら、道路をショートカットしました。

懐かしの恵那山。

雲がずいぶん湧いてきました。天気予報通りなのでしょうか？

待望の「天空の池」は、本当に小さな池でした。もし池の後方（山側）にハイジブランコを設置すれば、猛烈な人気になることでしょうね。ただ、アクセス道路が・・・😥

残念ながら、水面に中央アルプスは映らないみたいです。

ヤマアカガエルがいました。また、アズマヒキガエルの鳴き声も聞きました。モリアオガエルは確認できませんでした。

二児山西峰がますます近づいてきました。

「どうせ曇りだから」と、出発前にミラーレスカメラを自宅階段に置いてきたことが悔やまれました😭

伊那山地の稜線に道路が延びているのですね。

ここで初めて塩見岳とご対面‼️

カッコ良すぎです‼️

カメラを持ってくればよかった😢

かつてカバヲくんと登った奥茶臼山。あの時は膝痛で大変でした😭

荒川三山‼️

赤石岳や聖岳も見え、大感激😍

宿題の一つ、熊伏山もうっすら見えました。

今年はお初かな？

とても歩きやすい遊歩道でした。

白っぽい岩の露頭。かなり褶曲しているのが分かります。石灰岩のようにも見えますが、チャートでしょうか❓

西峰まであと少しです。

歩けるうちに奥茶臼山に登っておいてよかったです。今はもう無理でしょう。

避難小屋。ドアのガラスが割れています。おそらく落石のせいでしょうか。

バイケイソウだらけです。シカが多いということでしょうか？

いかにも「南アルプス」の雰囲気です。

西峰への「道」。テープがなければ、絶対に登れませんでした。

西峰頂上。地味ですね。

マーク様様でした。

やっとの思いで分岐に戻りました。標識には「二児山」の文字しかありません。行政では、「二児山＝東峰」と見做しているようです。

そして、難なく東峰の頂上。

間ノ岳

北岳

カッコ良すぎです‼️

これは何に使ったのでしょうか❓三角点の測量用かな？

西峰はずいぶん低いですね。

仙丈ヶ岳、大きいですね‼️

南アルプスと見比べると、中央アルプスは見劣りしてしまいますね😂

そんな中央アルプスでも、空木岳と南駒ヶ岳（と三ノ沢岳）は別格です‼️大好きです‼️

奥茶かな？

天空の池まで戻りました。

ここへ来ることは、もう無いでしょう。

往路ではこの看板は「意味不」でしたが、どうやら「牧場を突っ切ってショートカットすべし」という意味だったのでしょう。

今日の収穫。かなりのお値段に驚きましたが、美味しくいただきました。

感想

だるまがえる

今回の目的地は、「ふたごやま」でした。「ふたごやま」と言う名の山は、日本中にたくさんあります（多分）。私が真っ先に思い浮かべるのは、地元北八ヶ岳の双子山です。埼玉県の二子山にも憧れています。でも、今回の「ふたごやま」は、長野県南部・大鹿村にある「二児山」でした。

さて、この二児山、私にとって何年も前からずっとずっと「登りたくて堪らない山」でした。と言うのも、
・ チャレンジ中の「信州ふるさと120山」に選定されている
・ 数年前の豪雨災害によりアクセス道路が崩落してしまい、通行禁止が続いてきたが、昨年、ようやく部分復旧された
・ 南アルプスの前衛峰で降水量が多いが、標高は2200mを超えていてヤマビルの不安が無い
・ 「ふたご」の名の通り、遠くから眺めてもすぐにそれと分かるような顕著な双耳峰で、登高欲をそそる
などの理由からです。

今回もまた、相棒カバヲくんとのチャレンジになりました。ハイキングそのものは、🐻以外の不安はありませんでした。むしろ、登山口までのアクセスが核心部であると言っても過言ではありませんでした。我が家の前から登山口に至る国道152号は分杭峠以南の道幅が狭く、対向車がある場合の待避所も多くはありません。況してや、大鹿村鹿塩温泉から黒川牧場入口までの林道は、車1台がようやく通れるくらいの道幅しかありません（十数年前に一度だけ、昆虫採集目的でカバヲくんと来たことがありました。その時は、大池高原のお蕎麦屋さんで、宮崎駿さんご一行の隣席になりました）。そんな最大の難関部分も、「運転大好き」なカバヲくんのおかげで無事クリアできました。カバヲくん、ありがとう😊

ハイキング自体では、特筆するようなことはありませんでした。天気予報とは裏腹に爽やかな晴天になり、中央アルプスや南アルプスなどの大展望を楽しみながら、のんびりと初夏の山歩きを満喫できました。私にとっては、「信州ふるさと120山」全117山のうち、107山目の登頂でした。残すところはあと10山となりました。ただし、鳥甲山、鎌ヶ峰、有明山、池口岳などの難関が残っているので、全山踏破は難しいかな・・・😓 とにかく、頑張ります。

コメント

🍣oshuchan

だるまがえるさん、二児山登頂おめでとうございます🎉
藤沢城で教えていただいたツインピークですね。逆に二児山からは藤沢城が見えるのかなって思いました。
信州ふるさと120山は、あと10山とのこと。難しいかな・・・、なんて仰らず、ぜひ達成してください。楽しみにしています。

だるまがえる

🍣oshuchanさん、こんばんは。
嬉しいお言葉をありがとうございました。藤沢城から見えたあのピークです！
私も霧ヶ峰や八ヶ岳、藤沢城方面が見えるのかどうか、頂上からよーく目を凝らして見ました。あいにく雲が出始めていて、伊那谷北部は戸倉山と高烏谷山あたりまではかろうじて分かりましたが、それより北、諏訪の山々も含めて見ることができませんでした。条件が良ければ、きっと見えるのではないか、と思います。
ふるさと１２０山、できる限り頑張ってみたいです。もしご一緒できそうな山があれば、是非🙏と思います。