残雪期 雪上トレーニング2025

2025年05月16日(金) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/16 10:00

5/16 11:58

5/16 13:29

5/16 15:18

5/16 15:19

撮影機器：

SC-51B samsung

感想

雪華

5月10日〜11日に開催した「残雪期講習会」。
春の嵐の為、室内ロープワークのみで終わってしまった。
今年入会した会員さんにアイゼン・ピッケルの使い方を教えてほしいとリクエストを頂いたので、雪がたんまりある八幡平で屋外トレーニング。
ツェルトを利用した休憩方法も実施（雪山初心者さんにはこれが一番大事）。

ちなみにこの内容は、雪華がソロ活していた時に受講したモンベルの講習会（谷川岳の天神平で受けた内容）より濃くしている。

いろもんさんやサイトウ君にはスノーバーを使用した雪上確保やSABを覚えて頂く。
例えば東北の山だと、残雪期の山スキー縦走でシビアな稜線通過の際に使ったりする技術だ。クラックの入った斜面を通過する際に、リーダーになる人はやはり確保技術の習得が必須であると思う。
特にスノーバーの使用には注意が必要だ。角度によってシステムが正しく作動する。使用する角度を間違えばスルっとすぐ外れてしまう（利点でもある）ので知識だけでなく体でも覚えて頂く必要がある。

雪上の制動停止もそうだ。
なぜシビアなルートだとスタカットでなければダメなのか、なぜ肩絡みだけではダメなのか。なぜスリングはその長さでないとダメなのか。などなど。
そうゆう引き出しをたくさん持った確保技術を習得して、雪山に行く必要がある。

できれば残雪期アルパインルートである「谷川岳東陵尾根」を、26’3月にはやりたい。

まぁ色々練習したけれど、一番良かったのは「晴れた八幡平」＋「いい斜面」がすぐそこにあったことだ。
滑落停止とかして雪とはしゃいでたくさん楽しんだ。