第31回野辺山ウルトラマラソン出場


- GPS
- 09:57
- 距離
- 101km
- 登り
- 2,261m
- 下り
- 2,262m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 9:57
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
三鷹市川上郷自然の村に前泊して3時30分発の送迎バスで現地入り ■帰り 小海線野辺山駅15時38分発の列車に乗車 列車を乗り継ぎ帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道部分が前日の雨で荒れていることを危惧していたが特に問題無し |
その他周辺情報 | 野辺山駅付近に諸々あり |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
非常食
日焼け止め
携帯
時計
タオル
|
---|---|
備考 | 以下、持参した装備の詳細 ・ザックは20L ・800mL入りボトル1本(実際に中身を消費し始めたのは55km付近以降で90km付近ですべて消費) ・雨具は上のみ ・補給食として男梅1パック、スポーツドリンクの素1つ ・定期入れにPASMOと千円札2枚 ・日焼け止め ・タオル ・スマホ ・コップ ■反省点他 ・20Lのザックは明らかに過剰 ・ボトルの中身は最初は空でも良かったかもしれない。晴れてきてから中身を入れてエイド以外で補給する方針の方が重量を削減できた。 ・持参した補給食と現金は使用せず。 ■服装 ・上は半袖のサイクルジャージ、下はハーフタイム ・アームフォーマ、手袋を装着 それほど寒くなかったため、手袋は5km手前、アームウォーマーも10kmまでの間に外し、その後は使用せず。 ■エイドでの補給 エイドは最初の1つ目以外は全て立ち寄る。 毎回、飲料はマイカップで2杯〜3杯ほど、食料は梅干し、菓子パン、おにぎり、など後半は特に多めで一度に2〜3個補給 |
感想
■はじめに
初のウルトラマラソンとして野辺山ウルトラマラソンに出場。難易度の高さに魅力を感じたのと自宅から比較的アクセスしやすいことから選択。
■リザルト(速報)
9時間48分43秒(ネットタイム)
■事前の想定
なんとなく最低でも10時間を切りたいと思いつつも、コースの詳細やペース設定は全く考えておらず(初めてのウルトラマラソンということで未知数だらけのため、考えるのが面倒だったというのが本音)、その時々の調子に合わせて進む予定。一応中間点まではキロ5。その後は行けるところまでキロ6という大雑把な目安だけ想定していたが、アップダウンばかりであることに加えて後から分かったことだが50km地点はコース中最低標高でスタート地点よりも標高が500m近く低いので、そのあたりを補正してペース設定しておく必要が有った。以下実際のレースの詳細。
■スタート〜10km
アップダウンはあるもののまだそこまで一気に標高を稼ぐわけではなく、キロ5を少し切るペースで順調に進む。スタート時点でも寒さを感じるほどではなく、寒さ対策のアームウォーマーと手袋は早々に外してしまったが特に問題無し。前日雨だったがオフロードの林道部分も大して荒れていなく一安心。
■10km〜20km
本格的な登りでペースダウンするもそれでもキロ6程度では走れていたので心配せずそのまま進む。個人的にはオフロードの方が足への負担が少なくありがたい。道中の最高地点を越えてから少し長めの下りへ。
■20km〜30km
下りの勢いを殺さずにしようと走り25km地点付近まででかなり順位を上げるも無理をしすぎた感があり、この後はハムの辺りに痛みを感じながらの走りに。25kmを過ぎて舗装路になると上り下りともにジリジリ順位を落としていく。ハムが痛くてスピードがでず下りで無理をしたことを後悔したが、未舗装路故にダメージ少なく下れると思ってしまった。
■30km〜40km
前半は相変わらずアップダウンの連続でベース上がらず。しかししばらくすると漸く林道が終了し県道へ。ここから急な下りで難儀するも少しすると歩道部分が芝生になっておりこちらを走行する。足の負担を和らげることができかなり助かった。
■40km〜50km
再びアスファルトの路面に戻り引き続き急な下り。とはいえしばらく芝を走ったことで負担が和らいだ気がしてペースアップ。しかし45kmを過ぎたあたりからは一気にペースダウンして集団から置いていかれてしまった。そしてこれ以降はとにかく足への負担から苦しい走りとなり著しくペースダウン。
■50km〜60km
若干持ち直したような気がしたがすぐに耐えられなくなり、後続のランナーにガンガン抜かれる。またこの区間は大体往復で7km位の折り返しのコースになっており自分の後から来る何人ものランナーとすれ違った。このままでは更に順位を落としそうだなと思っていた。
■60km〜70km
60kmまでと同様に抜かされるばかり。ただ、残り全部歩いても時間制限には引っかからないかななどと考えていた。一方でこのあたりからサブ10は厳しいかなとも考えていた。68キロのエイドを過ぎたあたりの登りで本日初のウォーキング。馬越峠の登りまでは何とか歩かないつもりだったのだが仕方ない。
■70km〜80km
馬越峠への本格的な登りが始まる。ただ傾斜が急すぎる故に足の接地時のダメージが少ないように感じ、ゆっくりではあるが走ることができて結果的にはタイムの稼ぎどころとなった。とはいえ終盤は歩いてしまったが。
馬越峠を越えると急な下り。ダメージが大きくここも大幅ペースダウン。早く終わってくれと思いながらの下りとなり、こんな調子では下りが終わったとしてももう走れないのではないかと考えていた。
■80km〜90km
漸く急な下りも終わり今日初めての平地区間(実際には非常に緩やかな下り)。嬉しい誤算でこの区間では足にダメージはあるもののペースアップすることができ、サブ10が再び現実的になってきた。後半に再び登り坂が続いたがそれまでと比較すると緩やかでなるべくペースを維持して登っていく。この区間でかなり気持ちも前向きになった。
■90km〜100km
それまでのペースを維持して登坂を試みるも向かい風が強くなってきてまたペースダウン。95kmを過ぎて漸く平坦になったが強風は相変わらずで最後も非常に苦しい走り。しかしラスト1kmで追い風区間となりわずか500mほどではあるがペースアップしてゴール。なんとかサブ10を達成することができた。
■総括
道中で常に意識していたことは、辛いタイミングがあっても耐えていれば楽になるタイミングがあるはずだということで、辛くてもなるべく大幅失速は避けるように心がけていた。補給のおかげかペースを抑えたことによる疲労回復なのかはわからないが、実際に耐えていると再びましになるタイミングが何度もあり諦めないことが本当に大事だと感じた。
それから、たまたま今日だけという可能性もあるが比較的自分が得意と感じたのはオフロードの上り下りやアスファルトの急な上り。一方でアスファルトの下りはまるでダメだった。
結果としては完走かつサブ10達成はもちろん満足。とはいえウルトラマラソンを楽しむにはウルトラ向けのトレーニングをしておかないと厳しそう。今回も事前の練習は10km程度のジョグばかりで、長距離のランはトレランばかり。ロードのロング走をしておかないとなかなか厳しいと改めて感じた。
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