雪山（シュエシャン）で狂った後 投稿者:ハイカーなかよし

2025年05月12日(月) 〜 2025年05月13日(火)

• GPS: 12:39
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,523m
• 下り: 1,263m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:09
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:09

距離 1.8km 登り 377m 下り 24m

16:46 雪山登山口
17:56 七卡山莊
17:56 宿泊地

2日目

• 山行: 11:52
• 休憩: 0:37
• 合計: 12:29

距離 14.5km 登り 1,147m 下り 1,239m

4:07 宿泊地
4:51 4:58 哭坡觀景台
5:10 5:17 哭坡
5:59 6:19 雪山東峰
6:22 6:23 雪山東峰停機坪
7:15 7:16 三六九山莊
7:31 7:32 雪山雪北叉路
11:05 雪山
13:55 雪山雪北叉路
14:30 三六九山莊
15:13 雪山東峰停機坪
15:23 雪山東峰
15:47 15:48 哭坡
15:52 哭坡觀景台
16:39 七卡山莊

天候

全行程通じて晴れ。

アクセス

利用交通機関：

バス

宜蘭から国光客運で武陵農場までバスあり。一日2便。

コース状況／危険箇所等

国定公園ということもあり、よく整備されていて歩きやすい。危険箇所もなし。

その他周辺情報

2025/5現在なし。物資は近場の街で調達する必要あり。

写真

5/20 16:26

雪山（シュエシャン）登山口に到着ってやつ。ここもパスポート開示が必要なはずなんだけど、なんか顔パスで入れちゃったみたい。

5/20 18:30

今回もキジがお出迎え。今回の台湾旅行はサービスが良すぎて逆に不安になる。

5/20 17:56

シチカ山荘に到着。時間も時間なので、今日はここで一眠り。無人の山荘にしてはトイレが綺麗だぜ！

5/21 1:53

台湾の山は先住民の人がガイドやポーターをしてくれるんだけど、俺はブヌン族っていう、顔のパーツが色濃い南国のジャニ系イケメンくんに案内してもらったぜ。

5/21 4:04

明朝は夜明け前に行動開始。まずは雪山東峰を目指す。

5/21 4:48

やっぱり台湾の山の名前は覚えられない！そしてポンポン3000m峰が出てくるもんだからマジ狂い！

3時間ほどで雪山東峰に到着。まだ半分も行ってないぜ〜。

5/21 7:15

三六九（サンリューチュー）山荘は改装工事中だからシチカ山荘を使わざるを得なかったんだよな！
テント場は使える模様。

5/21 6:15

品田山ってやつは岩肌の層がカーブしてて面白い形してるんだよな。クライミングの技術が必要なんだけど、いつかチャレンジしてみたいぜ！

5/21 6:41

ツツジとともに品田山。

5/21 6:26

黒森林と呼ばれる、長い樹林帯に突入。台湾では標高3200mでもまだ植生豊かです。

5/21 7:51

マジで台湾の木はデカい。山が蓄える水の量も莫大だ。ここで蓄えた水が台湾の食料事情を支えているんだとガタイで分析。

5/21 8:33

がれ場もあり、バリエーション豊かな道が続く。

5/21 9:30

台湾のピンクテープはとにかく豪華。反射板仕様になっている！

5/21 10:00

いよいよ雪山主峰手前のカールに到着。シャクナゲ畑が素敵すぎる！

5/21 10:02

シャクナゲとカール。

森林限界も過ぎて、後少し。

到着！玉山で高度順応できたからかもだけど、今回はへっちゃらだったぜー！

5/21 12:25

タイワンキンバネガビチョウも登山の労を労いに来てくれたぜ。にしても名前長いよ！

5/21 11:14

山頂にもシャクナゲがびっしり。
こんなとこで何考えて過ごしてるんだろーな。

とにかく、サイコーな旅でした！

撮影機器：

ILCE-7CM2 SONY

iPhone 14 Apple

感想

なかよし

玉山から帰りのトンプー温泉で台湾ビールぶち込んでマジ狂い。早朝は一気に武陵農場まで走破して登山口で入山手続きしようとしたらパスポートいらねー、好きなだけ登れって答え。

登ること2時間半、シチカ山荘に到着してトレッキングスタイルにエプロンつけたジャニ系イケメンくんの手料理に舌鼓。イケメンくんは今回俺たちのパーティの腹を満たしてくれる、ブヌン族のポーターくんだ。

翌朝は日の出前に飯食っていよいよ台湾式インパール作戦、往復13時間の雪山行脚が始まりマジ狂い！2時間以上？3時間以内？でやっと雪山東峰に到着！汗ドロドロになって野獣の匂いプンプンさせながら、プレートテクトニクス？で断層がひん曲がって面白いことになってる品田山を横目に山頂めざして狂ったように歩きまくる。

喉が乾いたろ、と言われて途中何回も水分補給して、黒森林を歩く様はまさに北京原人。最後に岩から染み出す天然水を水筒に入れて、すでにある市販のミネラルウォーターとカクテルして飲んだぜ。その日は曇天だったので雨が降りそうな空だったけど、大カールを目の前にして雲が晴れて青空が見えたとのこと。オレ玉山で高度順応してて高山病にならなくてよかったぜ。標高3880mの天空に、シャクナゲと俺が雲海眺めて黄昏てる。こんなことしてたらオレマジに壊れるな。