立山 山崎カールと真砂岳



- GPS
- 09:56
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,120m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:42
天候 | 曇/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
今年の板納めになるかもと思い、思い切って1泊2日で立山へ。近年値上がりが激しい立山黒部アルペンルートなので日帰りはあまりにもったいない。倹約倹約とテント泊を考えたけど、2日目が昼前から確実に雨予報。雨の中でテント撤収する根性なく、今回は雷鳥荘泊りで実に優雅な温泉旅行スキーとなりました(笑)
一昨年、スキー同好会の重鎮に連れられて、雄山神社の社務所裏から滑ったのが初めての立山スキー。夏山ハイキングでは何度も訪れているが、真っ白に雪に覆われた立山は別格の美しさ。どこでも滑れそうに見えるけど、どんな危険が潜んでいるいるか不安なので一人ではなかなか来れない。今年、何度もスキーをご一緒しているGOさんとコースを熟知しているSさんにご同行願って、念願の山崎カールへ行くことができました。
今年は雪が多かったとはいえ5月も終盤、一昨年のように一ノ越から雄山の稜線に出てドロップインは難しそう。1週間前のレコをアップされていたmiyamakoさんの書き込みを参考にさせていただいて計画を立てた。実際、室堂に降り立つとすぐに山岳警備隊の方から登山計画書の提示を求められるとともに、「稜線に上がってしまうと雪はつながっていないので岩場のクライムダウンになるよ」と忠告を受ける。一般登山でアイゼンピッケル装備なら何とかなるでしょうが、スキーブーツにシートラでクライムダウンはヘボな私には怖すぎる。最初っからカール内をハイクアップすることにして、雷鳥荘玄関前の斜面からドロップインしてスタート。山崎カールは結構きつい斜面だが、モレーンごとに少し平らな部分が現れるのでそこまでは頑張ろうと登って行ける。スタートが遅かったので凍結は無かったが、シールハイクの下手な私にとって緩んだ雪面は思いのほか滑るのでヒヤヒヤする。Sさんはどんな急登でも正面切って直登、GOさんはジグ切りながら大股でグイグイ。私は恐る恐る小股でジグ切って登るので遅い…
それでも何とか目標のロウソク岩まで辿り着いた。下から雄山神社を礼拝し、ゆっくり休憩してから滑走開始。登りで危険個所は確認しているので安心して滑ることができる。それに思ったほど雪面にクラックは入っておらず、たまにモレーン内に大きな窪みがあるけどまだ落石もほとんどなかった。広々とした長い斜面を堪能。下部では若干縦縞に苦労したが、キャンプ場の近くまで快適な滑走ができた。雷鳥荘へは滑り降りた斜面を直登して帰還。温泉と生ビールで初日終了。
2日目、SCWでは10時頃から雨雲がかかる予報。雷鳥沢コースと大走りから真砂岳コースどちらにするか3人で検討のうえ、夏山でも歩いたことのない大走りへ行ってみようということになって真砂岳を目指す。この日同時にスタートしたパーティはみんな雷鳥沢へ向かっていき、大走りに向かったのは私達だけ。前日の疲れと雨への不安で、「今日は偵察程度でいいよね?」と言いながら向かうが、気持ち良さげな斜面をみたら「もう少しもう少し」と登ってしまう。当初は2650mまで登るつもりだったけど、2500m地点まで登った時点で9時半。雨が降り出す時間が10時とのことなので今回はここで終了し滑走開始にする。大日連山を見ながら素晴らしく雄大な滑走が楽しめる。「山スキールート212]によると北側の沢を滑るようになっているが、登ってきた大走りの緩い尾根がとても魅力的だったので尾根を滑ることにする。トレースも沢より尾根の方にたくさんついていた。沢の方はちょうどハーフパイプのようになっていて、バンクターン好きな方やボーダーさんには凄く楽しめそう。ちなみにこちらの大走りコースは小石、クレバス(まだ滑落するほどではないけど)、斜面の陥没等がいくつか見られ、前日の山崎カールよりは注意が必要かと思います。
10時に雷鳥荘へ帰還と同時に小雨がパラパラ。本降りになる前に室堂へ戻ることができた。今回はスキーの楽しみもさることながら、ライチョウの繁殖期にあたるため、いたるところでオスライチョウ同士の戦いが見られ面白かった。時期的にカップリングは形成されていて、オスはメスをアブレオスに奪われないよう厳重警戒中。一時も離れず寄り添い、アブレが近づくとすぐに飛んで行って威嚇攻撃して追っ払う。室堂は植生が豊かで国内有数の繁殖地だそうだ。そろそろメスは卵を産みだす頃なので、6月の終わりから7月の初旬にかけて可愛い雛がたくさん孵化することだろう。楽しみ!
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