奥武蔵自然歩道、縦走ハイキング。


- GPS
- 06:56
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 749m
- 下り
- 691m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:56
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
グローブ
雨具
アルミシート
眼鏡
ストック
昼ご飯
行動食
非常食
水(昼食分含む)
常備薬・ファーストエイド
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ予備入れて2つ
乾電池・携帯充電池
GPS
筆記用具
お風呂セット(長袖/靴下/下着/手ぬぐい/コスメ)
現金と保険証
携帯電話(Suica補充したもの)
GoPro
ツェルト/浄水器/サバイバルシート/携帯トイレ
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感想
雨続きだった週末。ようやく曇り予報の土曜日が回ってきた。夜はまた雨予報だけど、サクッと歩きに行こう。
たった2週間なのに、久しぶりに感じる山歩き。夏に向けての新しいザックも試してみたいし、仕事も忙しかったこともあり、しみじみのんびり歩きたかった。
ちょっと近場で距離を歩けるルートを見つけた。奥武蔵は西武秩父線の高麗駅から日和田山を経て物見山、そのまま奥武蔵自然歩道を歩いて、同沿線、吾野駅へ下山するハイキングコース。
そんなこの日もジョンコナー隊長と山歩き。
早朝の電車。やたらとハイカーさんの姿が目に入る。トレランさんもそうだ。西武線の乗り換えると、その濃度がさらに増してきて、飯能駅に至る頃には車内のほとんどが、そうなのではないかというくらいになっていた。
そうだよね、ずっと週末は天候不順だったし、そうだよねそうだよね、と、勝手に共感していた。
7時20分、高麗駅。薄曇りだけど、外で遊べることはとても嬉しい。ハイカーさんも沢山いる。
空気はなんとなく湿気を感じる。でも、涼しい。少しずつだけど、また梅雨前の様なムンムンとした湿度と、気温もさらに高くなって、肌がぴとぴとし始める、あのいやーな季節を思い出させる。
日和田山の登山口では田部井淳子さんの碑が建てられていた。「日和田山からエベレストまで」。とてもスケールが大きいけど、日和田山がなければエベレストもなかったのかな、と勝手に妄想する。
さっそく女坂と男坂に振り分けられる。迷うことなく男坂でしょう。と隊長は勇んで歩き始める。男が厳しい、女は優しい、という時代ではもうないとは思う。今は女性の方が断然強そうなので、そろそろ逆にしてみるのもあるかも知れない。
なんて、しょうもないことを考えながら、男坂を登る。男男しい岩岩した岩場が現れる。久しぶりに歩く岩の上に、今まで歩いた岩場のあった色々な山々を思い出した。
登っていくと、どんどんと見晴らしが良くなって、高麗の町並みのはるか向こうに新宿が見えた。日和田山の山頂には四等三角点があった。
アスファルトの道に出た。少し外れたところに高指山があった。またぶらぶらと舗装道を歩いて、再び山道に入る。この日はそういう感じの繰り返しで、リハビリにはちょうど良い。
物見山に着いて、近所に一等三角点があったので、写真を撮りにいった。物見山山頂には大きなテーブル状のベンチがあって、荷物も下ろして、景色を眺めながら暫しのんびりまったりする。のんびり過ごすって、こういうこと。
さらに歩を進めて、小さなピークが、細かな登り下りを繰り返して、過ぎていく。歩いていると急にお腹が減ってきた。お腹が減る時は突然にくる。
茶之岳山というピークを過ぎたあたりで、ちょっとした丘に平坦な場所を見つけて、倒木がうまくベンチの様に並んでいた。
お店を広げる。お湯を沸かす間、小さいトマトや茄子の塩漬けや茹で卵を開けて、今日も持ち上がったビールで一息。うーん、美味しい。カップ麺を食べてお腹いっぱい。
お腹がいっぱいだと力が戻る。
あとは吾妻駅まで少し上がって、下るだけ。ここまで来るとトレランさんによくすれ違う。この辺りはトレランのメッカなのか、トレランを呼び込む広告があったと隊長も言っていた。日高市は遠足の聖地とも謳っている。都心から2時間でこの山々。羨ましい。
諏訪神社を過ぎると歩きやすい林道の様な山道でぶらぶらと歩くことができる。大きな幹線道路が現れる頃には吾妻宿の界隈に、その道幅が宿場町の面影を残す。ちょうど去年の4月末頃、正丸峠から子の権現を歩いて吾妻駅の近所にあるEnjoy Aganoという、ほんわかと気のいいご夫婦が営む小さなレストランがあって、美味しい酒の肴を楽しんだ。
この日も実はそれを楽しみにしていて、1年ぶりに訪れることができた。
お店に入るなり、ハイカー&トレランさんで席が埋まっていた。いろいろお話にも花が咲く。荷物を軽くする議題と如何にテントも軽くできるか、なんかを話していた。荷物を如何に軽くするかが今一番のホットトピックスである。〆のキーマカレーピザが美味しかった。
新しいザックも、この日は水を少し多めに持ってどんなもんかと試してみた。これに収まるくらいで、この夏の山歩きを楽しめそうという予感がした。
帰り道は空模様も何やら怪しく。
帰りの乗り換えでは雨が少し降っていた。最寄りの駅ではなんとかギリギリで雨に降られずに済んだ。
やっぱり歩くとよく寝れる。仕事だけで終わってしまう日常はいくら疲れていても、夜中に目が覚めたりして、ぐっすり寝ている感がとても薄い。
山歩きの後は、一度も起きることもなく朝を向かえる。達成感に満ち溢れます。
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