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記録ID: 821132
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雪山ハイキング
奥武蔵

伊豆ヶ岳

2016年01月31日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.2km
登り
704m
下り
811m

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
0:37
合計
5:30
7:30
0
7:30
60
8:30
15
8:45
15
9:00
23
9:23
10:00
26
10:26
14
11:00
40
11:40
80
13:00
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
2016年01月31日 08:59撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 8:59

感想

週末に都内でも大雪という予報を聞いてギリギリまでボルダリングにするかどうか迷っていた。
が、なんとか日曜は回復するようだったので登山を選んだ。
雪がヤバイことも頭に入れて、無難に伊豆ヶ岳。
1月は飯能、秩父、奥武蔵を攻める。

前日に久々に夕方近くまで寝てしまったため、夜眠れずに結局一時間ほどしか眠れず。
でもこれくらいのほうが浅い眠りから冷めやすく、二度寝の心配は少ないかも。
ということで始発で行ったった。始発で。
しかもわざわざ三回も乗り換えして。

これもルーティンになるのか、近所のファミマでブリトーとコーヒーを朝ごはんとし、一服して地下に潜る。
しかし深い。
ここいらは四路線使えるという素晴らしい環境だが、大江戸線と南北線は深すぎる。
しかも駅もきちんと整理されてなくて地下にいると全くどこにいるのかわからない。
2年ほど住んでも大江戸線にいたってはどこがベストな入り口なのかがわからない。
ま、最近ちょっと工事してたりするし、白山通り沿いも区画整理があったりだから改善されるかも。
その時にはいたくない。

5時すぎの始発に乗って、7時すぎに出発点である正丸に着く。
駅からスタートできるのは大概本数の少ないバスを気にする必要がないため心に優しい。
降りたのは合計7組ほどか。
やはり冬でも人は山に登る。しかし平日はさすがにガラガラだろう。
冬の休日の山、夏の平日の山。これくらいがちょうどいい。

駅前にいいベンチがあるので近所のフランスパン(伊勢丹の半額くらい)にツナマヨで一服。
7時半出発。天気は良好。
寒い朝の歩き始めは自然と早歩きになる。
ネットでチェックした安産地蔵尊あたりまでは車道で、そこから直接伊豆ヶ岳に向かう道と正丸峠を経由する分岐になる。
正丸峠方面の最後の民家では、けっこう低音をブリンブリンさせていた。

すぐに右足に違和感。
靴紐の締めすぎか寝不足かわからないけど、そのせいでなんでもない道がちょっとキツイ。
とはいえ、ほんのり積もった雪の山道に朝日が差し込む様はやはりはっとさせられる。
元来樹林帯歩きは退屈で嫌いだが、なんでもない情景が森と雪と太陽でこんなにも美しくなる。
しかし雪が少ない。週末に降らなかったのだろうか。
正丸峠までの最後はちょっと急登。右足が足を引っ張る。
正丸峠あたりで、日が昇って気温が上がったからか、木々に積もった雪が溶けてポタポタと落ちてくる。
そのため暑くてレインも脱ぎたいが、ひとまず我慢。

正丸峠からは尾根道歩き。森越しに遠くの山々が見える。
その山々ももちろん冠雪していて、遠くから眺める僕の目を満足させてくれる。
やはり僕は雪が好きなのだな。つまらない樹林帯でも冬ならば満足できる。
ふと思えば全然ピンクテープがなくて困るんですけど。

伊豆ヶ岳への最後の登りが現れ、なかなかの急登でしかも鎖場らしくテンションが上ったが、正面の立て札は危険なので迂回してくれとのこと。
トレースもあったから大丈夫なんだろうが、まあ無理はしない。
「チャートでできた山」らしい。武甲山が石灰岩だった。こんな近くでも色んな石でできてるんだな。もうちょっと踏み込んでみたい。
しかも迂回した女坂という道も崩落しているらしく、新たな道が作られている。
さすがに最後はまあまあの傾斜。それでも休まずに行ける。
伊豆ヶ岳の「イズ」はアイヌ語…こんなとこにもアイヌが。

9時伊豆ヶ岳851メートル。
木が邪魔だけど、まあまあいい感じ。
汗だく。びしょびしょ。
飯を食うには少し早く、小休止だけで先をゆく。

かと思えばすぐ先の古御岳に東屋があったのと、ちょうど先客が出発したとこだったので、ここで飯とする。ブランチ。
前回と同じく味噌煮込みうどん。急遽前日に用意したためなんの工夫もない。
ようやくガス缶を一つ使いきった。意外ともつんだな。
いい天気でぬくぬくとお食事できました。

30分ほど休んで出発。
もう上から汁がひっきりなしにポタポタと落ちてくる。
ここから何度もアップダウンを繰り返すが、やはり今年の登山の頻度がいいのか、膝は以前のように軟弱に悲鳴をあげずに、なんだかたのもしい。

いいペースで歩いていたのに、天目指峠(!)で道迷い。
ちょうど車道を渡渉するところでわかりづらく、そのまま作業道のようなところに入ってしまった。
前から人が引き返してきたが、そのことを僕に教えてはくれなかった。

そしてその天目指峠から愛宕山への道が一番きつかった。
体力がちょっとなくなってきたせいもあり、だいぶペースも落ちたと思う。
それでもキツくて立ち止まるというほどではない。
途中で道無き道をゆく青年と出会う。すげーな。楽しそう。

子ノ権現の手前に雪?で作った釈迦の手みたいなものがあった!なんだあれ!
11時45分子ノ権現。
檀家がいないとのことだがやけに立派なお寺。豪奢。システムがわからない。
なんでもスカイツリーが見えるそうで、しかもここはスカイツリーと同じ標高だということで展望台へ。しかし見えず。時間が遅いか。
ここいらには年配のハイカーたちがたくさん。
もう車道歩きになってしまうかと思ったら、もう少し山道を下ることができた。

12時半浅見茶屋。
さっきうどんも食ったけど、小腹が減ったのといい感じの店構えに惹かれて店内へ。
昭和7年創業!古民家カフェ!いい!
肉汁うどんが押しで、冬限定で鍋焼きうどんもあったけど、ここは鶏つくねうどん。
昼過ぎのこんな場所ということを考えれば人が入っているほうだろうか。
でも店内に置いてある本から、東京カレンダーなんかでも紹介されているらしい。
オージーなど外国人もいる。
むやみに塩を使わない硬派な麺。安定のつゆ。美しきつくね。
もっと空腹で食べたかった。
そしてそこそこ観光化されてるはずなのに、店員さんがみんないい感じ!また来たい。

ひたすらに車道を下って人里に下りる。
川沿いを歩いていると、突然猪が3頭川を渡って逃げていった。
山の中で見なかった動物が人里に降りてから見るとは。

13時45分奥武蔵休暇村のこもれびの湯。
保養所って感じか。
吾野駅行のバスの時刻を確認してイン。
なんかいろいろ便利そうだが、こういう施設ではあまり期待しない。
風呂は…静かだ…
なぜだ。人がいないからか。いや、ボイラーみたいのが作動する音とかが全くないからか。
無音というのはなんとも気まずいものだと悟る。
のんびりしたいのはやまやまだが、一時間に一本のバスを思ってちゃちゃっと上がる。
ビールも飲まずにバスに乗り込む。

やはり膝もそれほどでもなく、トレーニングの効果があると感じる。
バスで吾野まで行き、飯能でレッドアロー号に乗り換えて帰る。
調度よい。

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