鏡山残雪多し

2025年05月27日(火) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,133m
• 下り: 1,133m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:06
• 合計: 7:19

距離 15.2km 登り 1,133m 下り 1,133m

5:14 スタート地点
5:18 弥平四郎バス停
6:38 6:39 祓川駐車場
8:37 上ノ越
9:25 9:30 鏡山
10:12 上ノ越
11:18 祓川駐車場
12:30 弥平四郎バス停
12:33 ゴール地点

シーズン最初の山行に、それ程大変で無い祓川駐車場から鏡山往復と言う最短コースで登る事にしました。
ところが、祓川駐車場への林道は、鎖で塞がれ通行止めです。
歩いてみましたか、結構遠いし、山は予想以上に残雪が多くてかなりなハードルートとなってしまいました。
チェーンスパイクも出来ればあった方が良さそうです。
でも、飯豊山の展望は抜群。最高の展望を楽しみました。虫が多くて、とてもゆっくり楽しむような感じじゃなかったのが残念です。虫除けスプレー必須かも。

天候

曇り後晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西会津のインターを降り、国道49号線に出ますので左折。途中から喜多方方面の看板に従って右折。およそ40分で弥平四郎の集落に着く。

コース状況／危険箇所等

1082mのピークから上の越に向かう途中のトラバース部分は急斜面で、かなり危険。
ピッケルと、軽アイゼン(チェーンスパイク)があった方が良い。

その他周辺情報

宮古の蕎麦屋が近いので、おすすめ。
お風呂は、ふれあいランド高郷が良いかと思っていたが、火曜日は休み。
会津の町中の大江戸温泉物語あいづを利用させていただきました。日帰り入浴400円です。

写真

5/27 4:17

西会津の道の駅から走ってゆくと、雲海が見れました。
今日あたり、夢幻の渡しに行けば素晴らしい写真が撮れたかも。

5/27 5:16

旧奥川小学校弥平四郎分校の校庭に車を停め、歩き始めます。

5/27 5:26

登山届を提出し、集落の外れの川を渡ると、道路が鎖で閉ざされてます。
四ッ沢の方から行った方が良いのかもしれませんが、計画のルートではないので、頑張って歩きます。

5/27 6:25

これは通行止めになるわ。
雪崩で道路が塞がれてました。
当分は無理でしょう。でも、通れ無いのは此処だけでした。

5/27 6:34

松平峠方面の登山道を分けると駐車場はすぐです。
勿論車は1台もいません。

5/27 6:56

しばらく登ると、尾根がしっかりしてきます。急登です。

5/27 7:19

町の方に雲海が見えました。

5/27 7:21

やっとイワウチワ見れました。今年、花の季節に丁度コロナに感染してしまって見れなかったので嬉しいです。

5/27 7:31

1028mのピーク付近は凄い雪です。
地図を見れば良かったのですが、斜面につられてどんどん雪の上を進み藪漕ぎになってしまいました。
ここは、左手側に巻き気味に進むのが正解です。

5/27 7:39

今日は、イワウチワの当たり日。ずっとイワウチワの花が続いています。

5/27 7:39

アップでも写してます。

5/27 7:43

右手の方面が開けて疣岩山の方面も見えてきました。

5/27 7:46

タムシバでしょうか。このあたりから随分咲いてます。

5/27 7:54

稜線への登り口に着きました。一面の雪。
さっきの失敗に懲りてますので、ここはGPSに頼ります。道は右寄りに進んでます。探して見ると、ドンピシャに道が見当たりました。地図とGPSは凄い。

5/27 8:11

ショウジョウバカマも咲いてました。少し早かったのか、この1輪のみです。

5/27 8:20

ここが最大の難所でした。
雪はまだ固く、キックステップも上手く蹴り込めず、何度も蹴り込んで足場を固めて進みます。ブロック雪崩でしょうか。雪の塊もあちこちにあります。

5/27 8:30

結構な雪。こんな状態と思わず、ピッケル持ってきませんでした。
少なくとも軽アイゼンはあった方が良さそうです。

5/27 8:35

上ノ越に着きます。まるっきり雪の中です。

5/27 8:41

突然、ドーンという感じで大日岳が見えました。
予想してなかったので大感激です。

5/27 8:42

安達太良山の方面かな。

5/27 8:45

この稜線も、イワウチワ三昧です。もう最高。

5/27 8:46

巻岩山でしょうか。大きなピークです。

5/27 8:54

もう雪原と言えるでしょう。5月ももう終わると言うのに凄い雪です。

5/27 8:54

こんな斜面が続きます。夏道が出てる所が時々あるので、そこは夏道使って時間稼ぎします。

5/27 9:10

オオカメノキでしょうか。綺麗に咲いてました。

5/27 9:16

小さな黄色い花も咲いてました。

5/27 9:23

ウーン、素晴らしい。

5/27 9:24

そして遂に山頂到着。

5/27 9:24

白い小さな花が咲き乱れてますので、踏まないように進みます。

5/27 9:25

そして大展望。これです。これが見たかった。

5/27 9:25

こつちは飯豊本山の方ですかね。

5/27 9:25

山頂の看板越しに飯豊本山です。
来て良かった。

5/27 9:26

最高の天気です。

5/27 9:27

会津の盆地方面も見えてます。

5/27 9:31

大日岳は矢張り凄い迫力です。アップで写します。

5/27 9:47

山頂を振り返ります。大展望でした。

5/27 10:08

そして大日岳も見納めです。
今度は登ってみたいです

5/27 10:08

素晴らしい山頂と雪の斜面。ゼブラ模様と言うのでしょうか。

5/27 13:15

下山して、飯豊連峰展望広場と言う所から飯豊山見て見ました。
山頂にはいつの間にか雲がかかってました。

撮影機器：

Pixel 3a Google

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 常備薬

備考

ピッケル、アイゼン(軽アイゼン)はあった方が良い。

感想

Tonpei

とにかく、こんなに残雪が多いとは思って無くて、色んな花を見ながら登れるものと思って臨みましたが、計画が甘かったようです。
残雪が多いのは良いのですが、上ノ越に向かうトラバースルートは、何か所も雪面を横切らなければならない場所がありました。
何気無く書いてますが、急斜面のトラバースは誤ってスリップすればただでは済まないような急斜面です。しっかりとしたキックステップが必要。
早い時間なので雪面も固く、何度も、足を蹴り込まないとしっかりとした足場ができない所もあって緊張しました。
あと、今回のルートでは使っているジオグラフィカが非常に役に立ちました。雪で道を見失ないそうな場所でも画面で確認し正しい登山道にすくに復帰出来ました。
途中の1082mピークで道を見失った経験が上部でのルート選択に役に立ったのが良かったです。