アセモ尾根歩道、飛龍山東面林道


- GPS
- 07:52
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,583m
- 下り
- 1,581m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:51
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
当初、ブナ窪右岸尾根を下る予定だったが、思わぬ形で幻の飛龍山東面林道に出合ってしまいその下部を歩いた。またそれによって、長尾根支尾根の末端の道も思いがけず発見でき面白い山行だった。
片倉橋ゲートから1時間歩き、先日の中段林道(仮称)の入口の少し先、ピンクリボンが付いたガードレールの切れ目から踏み跡に沿っ後山川へ下る。
年季の入った橋を渡り、20分ほど登ると下段林道(後山林道旧道)に出る。左は通行禁止のロープが張ってあり、右へ進みすぐに下段林道と分かれ左上する山道に入る。
1100m圏でアセモ尾根に向かう道と別れ直進する。
アセモ沢を通過し、折り返すあたりから踏み跡が薄くなるが1250m圏で中段林道に合流する。
アセモ尾根方向へ返し、尾根を右に回り込めばサヲラ峠の少し丹波天平寄りに出る。
ミサカ尾根を登り1520m圏(赤帽白杭と林班界標がある)からブナ窪右岸尾根に入る。
下り始めてすぐに左右に横切る薄い山道に出合う。サヲラ峠から三条の湯への上段林道(仮称)はもう少し下だし、もっとしっかりした山道のはず。
もしかして、飛龍山東面林道ではないか。位置的にみてもそれしか考えられない。
「飛龍山東面林道」
昭和7年に完成したとされる、サヲラ峠と北天ノタルを結ぶ水源林道。現在通して歩くことは無理なようで、カンバ谷支流悪谷の渡谷は不可能とされている。
歩行記録としては、富永滋「奥秩父・奥多摩の古林道」とS.Tom「樵路巡遊」を読むことができる。両者とも匍匐前進で笹ヤブ漕ぎをするほどの困難を極めている。
思わぬ形で出合ってしまい、飛龍山方面へ進んでみる。
踏み跡は薄いが迷うことはない。
御岳沢右岸尾根の手前で大倒木を越えると、10mほどの土砂崩れ斜面が現れステップを刻みながら渡りきる。
この先の状況が不明なことと、明るい内に後山林道に下るために御岳沢右岸尾根を下ることにする。
上段林道(仮称)に出て、遠回りだが三条の湯経由で下山しようとしたが、長尾根支尾根を回り込むところで伐採作業をしていた作業員に聞くと、ここから支尾根伝いに青岩谷出合いに下れるという。鹿柵があるから扉は閉めるようにとのこと。
踏み跡はしっかりしており、鹿柵を出て2連木橋で後山川を渡ると青岩谷出合いで後山林道終点に出た。
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