ネコブ山・下津川山、早々の撤退で意気消沈
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 583m
- 下り
- 569m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:20
- 山行
- 0:55
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:05
天候 | 両日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三国川ダム右岸は管理事務所から全面積雪あり、スノーシューで10~20cm潜る。 導水管横の階段が積雪で埋まり危険、導水管途中で撤退。 帰りの三国川ダム右岸道は20〜40cm潜った。 |
写真
装備
個人装備 |
ピッケル
アイゼン
スノーシュー
ストック
テント
|
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感想
上越の天気いいので、2週間後に計画している中ノ岳~巻機山のエスケープルートとして見込む下津川山・ネコブ山に偵察に出かけた。唯一気温の高さが気がかりだったが予感的中した。
3/5(土)塩沢石打SAに前泊し三国川ダムへ。しゃくなげ公園の手前清水瀬三叉路で進入禁止表示あり、路肩に停める。三国川ダム管理事務所まで雪のない道路を辿る。事務所から右岸道路は全面積雪、すでに高温でツボ足だと膝まで踏み抜く、シュー履くも10cm程潜る。来る前から右足甲が痛く庇って歩いていたら右股関節まで痛くなる。十字峡が近くなると登山口の導水管沿いの階段が見えてきた。半分雪に埋まり難儀しそうだ。さらに十字峡登山センター(閉鎖中)辺りで踏み抜いて転倒、左ふくらはぎにしこりができた。満身創痍だなあ、こりゃ。
十字峡トンネルを抜け、導水管脇の階段へ。シュー脱ぎ、アイゼン・ピッケルに。取付きの雪が緩んでいて胸まで潜る。何とかもがいて脱出。雪ない階段を手すりにつかまり上へ、また雪現る。キックで雪を崩し階段に足を置きつつ急傾斜なので右手すりに両手でしがみつく。真ん中過ぎ、その上は手すりまで雪に埋もれている。手すりが見えないと階段の位置がわからない、階段以外を踏み抜くとその下はどうなっているか、空洞かもしれない、それまでもあった恐怖心がマックスになる。一服して熟考する。満身創痍でリスク犯せるか、答えはノーだ、雪硬ければ登れるのだが。下りよう。早々の撤退を決定。意気消沈し導水管を下る。時期が早すぎたか。
十字峡からは丹後山と八海山の稜線が真っ白。うーっ、無念。帰りは更に雪緩みシューで20〜40cm潜る。気温16度もある。対岸の左岸道はデブリ多く、この時期は右岸がいいのだろう。行きでも間違えたしゃくなげ湖オートキャンプ場でもう一度真っ白稜線を見ようと立ち寄る。利根源流の大水上山、兎岳、日向山から中ノ岳といい眺めだ。1時間あれば下山できるが勿体ないな、ここでキャンプするか。昨年この時期上高地でキャンプしたが、山を眺めにスノーシューキャンプだと割り切ればいいのさ、と自分に言い聞かせた。
気温高いので久しぶりのウィスキーオンザスノー、あては辛子明太子とチーズ。テントを開放しずっと上越国境稜線の眺めを楽しんだ。10時間ほど熟睡した朝は前夜の味噌煮込みうどんの残りおじや。朝も前日と変わらぬ眺望であった。
コメント
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本当に残念無念でしたが、あの雪の付き方と気温ではあの階段は絶対ヤバイですね〜
私なら取り付くこともせず諦めて帰ると思います。
三連休は中ノ岳〜巻機縦走ですか!、長くて遠いですね。お天気悪そうでなので無理をせず楽しんでください。
ほんとに近くでしたね。日曜は雪ずぼずぼだったでしょう?
導水管さえ上がってしまえば後はなんとかなると踏んでたのですが、高温を恨みます。青空さんの下津川の記録を良く読んで快適稜線をイメージしておりました。
三連休は天気悪いので上越国境はあきらめました。南がマシなので茶臼上河内辺りに出かけるかもしれません。
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