ニュウ・天狗岳・中山


- GPS
- 11:21
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 907m
- 下り
- 907m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 11:21
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
国道から白駒池の入り口に足を踏み入れると、苔に覆われた原生林、「もののけ姫」の世界が広がる。早朝の静かな森に朝日が射す様子はとても神秘的。案内板に従って「にゅう」を目指すが、「ニュウ」「にう」「ニュー」など統一されていないのが、ちょっとほほえましい。「にゅうの森」を過ぎたあたりから登りになる。岩と苔、森に惑わされそうだが、赤リボンが丁寧についているので、確認しながら登る。
「にゅう」の岩を登ると、息をのむような絶景。森の中に浮かぶ白駒池、その向こうに続く北八ヶ岳。ぐるりと見渡せば、雪をかぶった槍穂高…天狗岳と硫黄岳、富士山もきれいに見える。来てよかった。中山分岐に向かう途中、振り返ってみる「にゅう」の絶壁も、なかなか格好良い。
林を抜け、大きな石・小さな岩がゴロゴロした地帯を登りきると東天狗岳。西天狗岳へは一度下って登り返す。硫黄岳から赤岳、阿弥陀岳へと続く南八ヶ岳が目の前に迫る。遠くには中央アルプス、南アルプスの雪山。東天狗に戻り「天狗の奥庭」経由で黒百合ヒュッテへと下る。目的のビーフシチューを堪能して、中山・高見石経由で下山。ついでに「白駒の奥庭」にも立ち寄ってから駐車場へと戻る。
森の中の道は、木道もあるが、ぬかるみや水没している箇所も多く歩きづらかった。天狗岳あたりから黒百合平にかけては石と岩続きで、足首と体幹を鍛えなければ…と痛感。中山の前後は残雪もあり、とくに下りは滑りそうで気疲れした。足場の悪さに加え、標高のせいか頭痛と動悸があり、かなり時間がかかってしまった。普段は小休憩や植物観察・写真タイムを含めてヤマレコの標準タイムでちょうどいいくらい。今日は見どころも多いので、余裕をもって早めに出発していてよかった。ヤマレコのタイムをあてにしていたら、途中撤退するところだった。道や天気、自分のコンディションも考えて計画あるいは計画変更することも必要だなと改めて感じた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する