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Yamareco

記録ID: 8245547
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

雨と風の奥津軽「蓬田 袴腰岳」

2025年06月04日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:08
距離
14.7km
登り
886m
下り
885m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
0:44
合計
8:04
距離 14.7km 登り 886m 下り 885m
6:06
13
6:21
6:45
134
8:59
9:04
82
10:27
10:29
87
11:56
11:57
109
13:46
13:56
15
14:12
14:14
0
14:14
ゴール地点
天候 雨後曇り 下山したら晴れ
西の風 1〜15m 予報通り遅くなるほど強くなった
山中で一番強く吹いたのは山頂だった
霧か雲で視界は悪かった 下山したら良くなった

てんくらは蓬田袴腰岳を予報しない
麓の天気予報は 曇り後晴れ 麓では当たったようだが山では悪い方に振れた 
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道280号 蓬田城址入口(大きな看板有り)から脇道へ入る 新幹線をくぐると道が狭くなり蓬田林道が始まり 舗装路と砂利道が交互する 突き当たりかと思える広場が赤倉分岐で駐車スペースが数台分有る
その先は 差し込み式のバリケードが有った
ロックしてないので 脱着すれば奥に入れる
バリケードから1.5kmの林道終点に登山口駐車場詰めれば7台が有る

トイレ無し
24時間営業のコンビニは 国道280号沿いに有り 8kmほど離れている

バリケードの手前に赤倉岳まで2.5kmの 見た目も新しい道標が有ったけど 歩いてる人はいるのか?みんなの足跡も付いてない
コース状況/
危険箇所等
駐車地から 登山口→鍋森→袴腰岳を往復した

登山口まで車道歩き 山菜採りの軽トラが停まっていてバリケードを外せば通れることに気付いた
登山口の先は ほぼ尾根に沿った明瞭な道で こまかな登り下りを繰り返す
急なところや岩場は無い
雨に濡れて滑るところは有る
昨年後半か今年早々に刈払いされている
新しい倒木が数ヶ所有ったけど 越えるのに苦労したのは一ヶ所だけ(足が長ければ問題無いけど)

ヒバとブナの目立つ樹林で 序盤は下草が薄くて開けた雰囲気だが 途中から太くて密度の濃い笹藪になる
巾広く刈払いしてある

展望が良いはずの山頂は 雨とガスで五里霧中 しかも西風をまともに受けて寒いので 到着したら即下山した

鍋森と山頂の中ほどで 左に大倉岳という新しい道標が有ったけど 笹藪に埋もれて道らしい道は無かった そのルートも歩く人が有るのだろうか?オレンジの足跡も無いようだ

会った人は山菜採りの1人だけ 熊によく似た人だった
その他周辺情報 直近の蓬田村ふれあいセンター よもぎ温泉を利用した
現在 温泉は停止して沸かし湯だと表示してある
シャンプー石鹸別 ロッカーはコインリターン ドライヤー無料 410円
国道280号から
蓬田城址の看板を見て
左へ
2025年06月04日 05:03撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
6/4 5:03
国道280号から
蓬田城址の看板を見て
左へ
新幹線をくぐると
道は細くなる
ここからが蓬田林道かと
2025年06月04日 05:09撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 5:09
新幹線をくぐると
道は細くなる
ここからが蓬田林道かと
広場に突き当たるかと思えば
2025年06月04日 05:25撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 5:25
広場に突き当たるかと思えば
右 1.5kmで袴腰岳駐車場
左 2.5kmで赤倉岳山頂
新しい道標だけど
赤倉岳方向は廃道なのか?
みんなの足跡も付いてない
2025年06月04日 06:07撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 6:07
右 1.5kmで袴腰岳駐車場
左 2.5kmで赤倉岳山頂
新しい道標だけど
赤倉岳方向は廃道なのか?
みんなの足跡も付いてない
袴腰岳方向には
バリケードが・・・
これはトラップでした
ロックしてなくて
上に持ち上げれば
スポッと抜けます
2025年06月04日 06:10撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 6:10
袴腰岳方向には
バリケードが・・・
これはトラップでした
ロックしてなくて
上に持ち上げれば
スポッと抜けます
林道終点の手前に
軽トラが一台
通れるんだ!
2025年06月04日 06:20撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 6:20
林道終点の手前に
軽トラが一台
通れるんだ!
終点には東北電力のアンテナ施設
詰めれば3台停まる

雨が本降りになる
カッパを着込んだ
2025年06月04日 06:23撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
6/4 6:23
終点には東北電力のアンテナ施設
詰めれば3台停まる

雨が本降りになる
カッパを着込んだ
登山口側は
縁石の段差が10cmくらい
あるけど 数台停まる
2025年06月04日 06:46撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 6:46
登山口側は
縁石の段差が10cmくらい
あるけど 数台停まる
袴腰岳登山口
山頂まで5.2km
2025年06月04日 06:47撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 6:47
袴腰岳登山口
山頂まで5.2km
倒木をくぐる よける
黒法師岳の登高尾根で
真っ二つに折れていた倒木を
思い出す
2025年06月04日 07:15撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 7:15
倒木をくぐる よける
黒法師岳の登高尾根で
真っ二つに折れていた倒木を
思い出す
袴腰岳まで2.4km
しだいに笹藪が濃くなる
2025年06月04日 08:19撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 8:19
袴腰岳まで2.4km
しだいに笹藪が濃くなる
新しくて未処理の倒木が
数ヶ所有って
越えるのに苦労したのは
この一ヶ所だけ
足が長ければ問題無いけど
2025年06月04日 08:27撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 8:27
新しくて未処理の倒木が
数ヶ所有って
越えるのに苦労したのは
この一ヶ所だけ
足が長ければ問題無いけど
袴腰岳まで2km
ここが鍋森だった
2025年06月04日 09:02撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 9:02
袴腰岳まで2km
ここが鍋森だった
三角点?有り
樹林で展望は無い
ガスっているけど
2025年06月04日 09:02撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 9:02
三角点?有り
樹林で展望は無い
ガスっているけど
鍋森のすぐ先で 後ろ姿
熊みたいな人だったけど
改めて見ればこんなに
スリムな熊はいない
2025年06月04日 09:19撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 9:19
鍋森のすぐ先で 後ろ姿
熊みたいな人だったけど
改めて見ればこんなに
スリムな熊はいない
大倉岳まで4.8km
新しい道標だけど
どれだけ見ても
笹藪に埋もれているのか
道は見えなかった
みんなの足跡も付いてない
2025年06月04日 09:58撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
6/4 9:58
大倉岳まで4.8km
新しい道標だけど
どれだけ見ても
笹藪に埋もれているのか
道は見えなかった
みんなの足跡も付いてない
袴腰岳まで0.4km
雨も霧も風もやまず
2025年06月04日 10:06撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 10:06
袴腰岳まで0.4km
雨も霧も風もやまず
立木が無くなって
山頂の兆しを感じる
2025年06月04日 10:22撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 10:22
立木が無くなって
山頂の兆しを感じる
強風の袴腰岳山頂
山名標は無かった
2025年06月04日 10:28撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 10:28
強風の袴腰岳山頂
山名標は無かった
風に負けるなアヅマギク
私は風に負けて
トットと下山する
2025年06月04日 10:28撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
6/4 10:28
風に負けるなアヅマギク
私は風に負けて
トットと下山する
うっすらと見えるのは
超えてきたピーク?
2025年06月04日 10:32撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 10:32
うっすらと見えるのは
超えてきたピーク?
咲き残りの
タチツボスミレが一輪
2025年06月04日 10:33撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
6/4 10:33
咲き残りの
タチツボスミレが一輪
オオバキスミレも
最後の一輪
オーヘンリーではない
2025年06月04日 10:43撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
6/4 10:43
オオバキスミレも
最後の一輪
オーヘンリーではない
暗いので
せめて赤い物を写しておこう
2025年06月04日 10:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 10:45
暗いので
せめて赤い物を写しておこう
舞いはじめ
マイヅルソウ
2025年06月04日 10:50撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 10:50
舞いはじめ
マイヅルソウ
ツキはじめ
ツクバネソウ
2025年06月04日 10:53撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 10:53
ツキはじめ
ツクバネソウ
ツバメオモトは終了
2025年06月04日 11:04撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 11:04
ツバメオモトは終了
鍋森まで戻った
空が明るく感じる
気のせいではない
2025年06月04日 11:52撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 11:52
鍋森まで戻った
空が明るく感じる
気のせいではない
葉陰に控える
ホウチャクソウ
2025年06月04日 12:03撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 12:03
葉陰に控える
ホウチャクソウ
2.4km地点まで戻った
周囲が明るくなって
振り返ると鍋森付近が見えた
2025年06月04日 12:25撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 12:25
2.4km地点まで戻った
周囲が明るくなって
振り返ると鍋森付近が見えた
ツルシキミ
どの部分がツルなのか?
2025年06月04日 12:30撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 12:30
ツルシキミ
どの部分がツルなのか?
陸奥湾と
蓬田の街の方向
ほぼ見えないけど
朝よりは改善した
2025年06月04日 12:32撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 12:32
陸奥湾と
蓬田の街の方向
ほぼ見えないけど
朝よりは改善した
ブナとヒバの道だった
ブナかいわれと
ヒバ幼木もたくさん有る
2025年06月04日 12:36撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 12:36
ブナとヒバの道だった
ブナかいわれと
ヒバ幼木もたくさん有る
ツルアリドオシ

時々吹き付けた雨も
おさまった
2025年06月04日 12:53撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 12:53
ツルアリドオシ

時々吹き付けた雨も
おさまった
パッと見 黄色いプラごみが
散らばっているかと思ったら
初見のキイロスッポンタケ
嗅いだことの無い異様な
臭いが強烈だった
初めましてだけど
嬉しさは中くらいなり
2025年06月04日 13:19撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 13:19
パッと見 黄色いプラごみが
散らばっているかと思ったら
初見のキイロスッポンタケ
嗅いだことの無い異様な
臭いが強烈だった
初めましてだけど
嬉しさは中くらいなり
タニウツギで目を洗おう

晴れ間も少しづつ出てきた
2025年06月04日 13:48撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 13:48
タニウツギで目を洗おう

晴れ間も少しづつ出てきた
アンテナ周りは立入禁止
せめて あの屋上まで登ったら
眺めがいいと思うけど
解放してくれれば
株も1円くらい上がると思うよ
      東北電力さん
2025年06月04日 13:52撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 13:52
アンテナ周りは立入禁止
せめて あの屋上まで登ったら
眺めがいいと思うけど
解放してくれれば
株も1円くらい上がると思うよ
      東北電力さん
車道はキンポウゲロード
2025年06月04日 14:05撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 14:05
車道はキンポウゲロード
うつむくおサル
咲き始めのおサル
暗い森に
日が射し込んだごとく
そこだけ黄色く明るい
暗い森に
日が射し込んだごとく
そこだけ黄色く明るい
おサルの御尊顔
イチヨウラン
点々と有るのに
暗い雨の登りには
まったく気付かなかった
1
イチヨウラン
点々と有るのに
暗い雨の登りには
まったく気付かなかった
イチヨウランに迫る
1
イチヨウランに迫る
個性溢れるイチヨウラン
1
個性溢れるイチヨウラン
これはスリムタイプ
これはスリムタイプ
このバリケードはトラップでした
2025年06月04日 14:11撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 14:11
このバリケードはトラップでした
蓬田林道から振り返る
右が袴腰岳
左は赤倉岳か大倉岳
2025年06月04日 14:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 14:45
蓬田林道から振り返る
右が袴腰岳
左は赤倉岳か大倉岳
蓬田神社一帯が蓬田城址
山城ではないんだ
2025年06月04日 14:51撮影 by  Canon EOS R8, Canon
6/4 14:51
蓬田神社一帯が蓬田城址
山城ではないんだ
蓬田村ふれあいセンター
よもぎ温泉

温泉は故障中
2025年06月04日 15:08撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
6/4 15:08
蓬田村ふれあいセンター
よもぎ温泉

温泉は故障中
撮影機器:

感想

 青森一体に西風が吹いて 荒れる予報だったので、低めの里山 袴腰岳を選択した。
麓の天気予報は 曇り後晴れだったので 良い天気を期待したが、山は少し悪くなった。
歩き始めの ごく細かな霧雨も、登山口では少し大粒の雨に変わって吹き付けた。
カッパを着用。
今日は修行だと 覚悟を決めた。

天気さえ良ければ 快適に歩けそうな道を進み、鍋森の先まで来ると、笹藪のすぐ先に 黒っぽい大きな獣が動いているのを見た!
これには、喉がひっくり返るほど驚いた。
ゴソゴソと出てきたのは、熊みたいな人だった。
山菜採りだった。
あぁ〜驚いた。
なんで 山菜採りの人は熊鈴とか鳴らさないのかね?
北信の斑尾山でも 藪から飛び出してビックリさせてくれた山菜採りの人は、ラジオも鈴も使ってなかった。
熊に会うのが 怖くないのかな?
日頃 単独で山を歩く自分を棚に上げているのは、お笑いではある。

この地は 奥津軽と言うのだろうか。
低山しかないけれど、下北にくらべても、なんだか淋しく感じ、津軽海峡冬景色が思い起こされる。
五里雨中を歩き、強風の吹き荒れるピークから逃げ帰った袴腰岳は、お約束通り下山すると姿を現してくれた。
静山に良い道有り。
珍しい花も見た。
青森の山を歩けば 日々発見が有る。

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