京ヶ倉 犀川ブルー 眠峠から万平へ


- GPS
- 03:57
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 601m
- 下り
- 600m
コースタイム
天候 | 晴れ 北アルプスには雲かかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
8:10 安曇野穂高発 池田経由 19号 生坂 8:50 眠峠 <復路> 13:00 眠峠発 13:50 自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 生坂村 やまなみ荘 |
写真
感想
2025年(令和7年)6月4日(水)
京ヶ倉 犀川ブルー 眠峠から万平へ
眠峠登山口から登り始めた。
「眠」とは「多くのまがり坂」という意味と記してあった。
今は国道19号が通っているが、明治までは生坂から麻績・大岡への唯一の道だったと言うから驚きだ。
犀川が行く手を阻んでいたと言うことか。
グレースの森までは落ち葉の積もるふわふわの道をくねくね登る。
途中には柔和な石仏が安置されていて、安全祈願か何か事があったのか想像してしまう。
グレースの森とは田崎真也氏の寄付により整備された森とのこと。
東屋も整備され、今はクヌギや楢の木々の緑が美しい。
足下にはレンゲツツジが咲き終わったのだが群落をなしていた。
そこから稜線をしばらく歩くとはぎの尾峠に着く。
この峠は昭和40年まで生活道路として使われ、通学路でもあったと言う。
私が小学生の時と重なり、同年代の方がこの山道を通学していたということになる。
今では考えられないですが、私の住んでいた波田でも車はほとんど走っていなかったし生活道路も舗装されていなかったことを思い出した。
暫く行くと冠着山など展望の良い大城三角点、さらに犀川方面の展望台として生坂展望地、安曇野展望地そして物見岩を通る。
急登して2カ所の平坦な郭を通過すると大城に着く。
ここからは手前に岩殿山、その先に聖山、四阿屋山、大沢山など筑北の山並みが眺められる。
遠くには浅間山がうっすらとその姿を見せてくれた。
大城から京ヶ倉間の道は険しく何カ所か岩場を下ったり登ったりする。
崖の縁を歩く所もあり、眺めは良いが注意。
双子岩を過ぎ、崖の縁で一瞬道を失ったかと思うほど右手に岩場を下るのだがここが一番緊張した。
急登するとほっとするほど明るい京ヶ倉山頂に到着。
眺めは、北アルプスにすっぽりと雲がかかり残念だったが犀川の流れがよく見られた。
狭い谷間にS字を描き、うねるように生坂の町並みを形作って流れる。
暫くすると次から次と万台方面から登ってこられる方がいた。
京ヶ倉からの下りは要注意。
岩場が続く、その岩場からはヤマツツジのオレンジの花が目の前に咲き犀川の流れとよく似合っていた。
この犀川の流れに薄日が差し、ブルーに輝く。
高知の仁淀ブルー、赤沢自然休養林の阿寺ブルーはよく知られているがそれに匹敵するほど美しい犀川ブルーが眺められた。
気が抜けない下りが続き万台らへと無事下山した。
緑濃くなる中ヤマツツジが所々で咲き、そのオレンジ色の花と犀川ブルーと言えるほどの美しい流れが厳しい歩きを楽しませてくれた。
ふるちゃん
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する