鯖街道針畑峠越え

2025年06月02日(月) 〜 2025年06月05日(木)

• GPS: 29:20
• 距離: 84.7km
• 登り: 2,391m
• 下り: 2,349m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:49

距離 25.2km 登り 952m 下り 510m

9:00 鯖街道起点
11:50 下根来小栗山登山口
13:04 上根来登山口（木地山越え）
13:30 13:42 上根来登山口
13:43 13:44 上根来登山口（木地山越え）
14:00 14:16 百里ヶ岳登山口
16:13 16:20 根来坂峠
16:55 焼尾地蔵
17:25 百里ヶ岳登山口根来坂峠ルート
17:30 17:37 小入谷林道出合
17:51 宿泊地

2日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:04
• 合計: 5:15

距離 17.4km 登り 90m 下り 155m

10:04 宿泊地
10:47 三国岳登山口
11:22 11:26 桑原橋
15:19 宿泊地

3日目

• 山行: 8:49
• 休憩: 0:27
• 合計: 9:16

距離 24.0km 登り 947m 下り 1,084m

7:05 宿泊地
7:25 オグロ坂登山口
9:08 9:10 オグロ坂峠
9:33 八丁平
10:36 10:43 二ノ谷管理舎
14:23 14:41 花背峠
15:12 15:13 百井別れ
16:22 鞍馬温泉
16:23 宿泊地

4日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:22

距離 18.2km 登り 403m 下り 601m

9:43 宿泊地
9:51 鞍馬駅
10:25 10:35 鞍馬寺
11:07 11:10 奥の院魔王殿
11:31 11:52 貴船神社
13:06 叡電市原駅
16:04 ゴール地点

天候

2日晴れ、3日雨、4日晴れ、5日晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

小入谷までの山道で急斜面沿いの狭い道もあり、足元に注意必要。　
初日、小入谷の集落に熊出没。熊鈴など必須。

その他周辺情報

小浜には街道沿いにコンビニ2店舗。その後、古民家、民宿以外、平日は食事をする場所なし。おにぎりなど、弁当持参が必要。
温泉は鞍馬温泉。当日は内風呂は35°（設備故障）露天風呂は正常。

写真

6/2 8:58

前泊は起点から歩いて数分のせくみ屋さん。余裕で
9時に出発

6/2 9:12

コンビニはここ、ミニストップともう一軒、街道沿いにあります。ここでおにぎりを2個買いました。

6/2 9:27

6/2 9:44

6/2 10:03

若狭姫神社。この先の若狭彦神社は社務所が修繕中なので、お参りして御朱印を頂くのであれば、両方をここで

6/2 10:22

トイレは山道以外はまあまああります

6/2 10:35

若狭彦神社の苔むす山道

6/2 10:53

忠野、この辺りで、宿泊予定の古民家cocco小入谷から、「今朝、集落に熊が出たので、音を出して、気をつけて来て下さい」とメッセージを頂く。早めに熊鈴をつけました

6/2 11:14

鵜の瀬給水所
若狭井の水を汲んだのが「お水取り」の行事の始まりとか。753年のこと

6/2 11:40

撮影スポットですね

6/2 11:50

八幡神社

6/2 12:10

谷口地蔵尊

6/2 12:29

川沿いの快適な道が続きますが、トレッキングシューズよりもビブラム底のウォーキングシューズが良いと思います

6/2 12:38

各所にあって、安心です。林道から山道に入るポイントで見落とすと、ミスコースで戻る羽目に。3度ほど、やらかしました。

6/2 13:11

鯖街道御休処、助太郎、トイレもあり、休憩に最適。ここでおにぎりを食べました。お店は平日は休業です。

6/2 13:54

以前は牛舎であったトタン葺き鉄骨造りの施設

6/2 13:58

水源の森の大きな看板

6/2 14:09

根来坂登山口、2018年9月に鯖街道のシンボルとして石碑が建てられたそうな。しばらくやや急な山道が続きます

6/2 14:47

山道でどちらに行くべきか迷った時の助けになります

6/2 14:57

林道と合流。少しまえにゴザ岩がありますが見落としました。若狭彦に兄神がゴザを敷いてすべり降りたと伝えられる岩だそうです。

6/2 15:01

林道からは左前方に多田ヶ岳、その右後方に久須夜ヶ岳が見えるとな。ややわかりにくい。

6/2 15:13

左手に鯖街道の標識と小浜から18.5Kと。舗装された林道は真っ直ぐですがここで左側の山道に入りますが、しばし林道を歩いてしまいました

6/2 15:26

池の地蔵。地蔵の台座には宝暦10年（1760）2月と彫られていた。右側は明庵禅師が掘ったという井戸は標高700メートルの尾根にあって年中水の枯れることがないそうです

6/2 16:05

しばし尾根近い斜面に造られた道を歩くと「根来坂峠」の看板が。どこにないが、ここが針畑峠のようです。

6/2 16:05

ガイドブックには「針畑峠のお地蔵さん」とあり、お地蔵さんの位置が違ったり、賽銭箱がなかったりしますが、現在は写真の通り「根来坂地蔵菩薩」となっています

6/2 16:06

令和2年度　小浜私立内外海小学校「鯖街道踏破」と。

6/2 16:12

ガイドブック通り、高島トレイルや、左:百里ヶ岳2K（2.1km）、おにゅう峠0.7kmの標識あり。「オニュウ」という地名は福井県側の小浜市では「遠敷」となっていて、京都側では「小入谷」を「おにゅうだに」と。

6/2 16:43

「根来坂峠」を下っていくと、左へ下る山道が。ここもうっかり通り過ぎがち。

6/2 16:53

焼尾地蔵　人間の傲慢さをいさめたとされるお地蔵さん

6/2 17:01

舗装された林道を進み、カーブミラーの地点で再び、左手の山道を下る。

6/2 17:23

小入谷方面からの、百里ヶ岳登山口に降り立つ。ここを右折。

6/2 17:24

小さな川を2ヶ所渡る

6/10 14:51

2つ目は橋がなく、くるぶしくらいの深さの川を渡る。裾を捲って靴と靴下を脱いで渡る。水はかなり冷たかった。後で調べると、「洗い越し」だそうで、やはり靴やバイクのタイヤではなく、足でしょ！

6/2 17:43

小入谷バス停に到着。ここから一泊目の古民家COCCO 小入谷までわずか。この辺りに朝、熊が現れたそうで。

6/2 18:50

17:40頃無事、古民家COCCOに到着し、風呂に入って夕食を頂く。少し肌寒く、温かいスープや大きい茶碗蒸しがありがたい。冷酒も美味しい。そして何より、琵琶湖の上流の水で育った朽木米？がつやつやで最高。一日一組限定の宿に一人で広々。また温かく、親切に接して頂いて、楽しい話もできました

6/3 10:09

古民家は10時に出発。 2日目は舗装されたバスが通る、わずかに下る道が続く。ずっと雨だったが、山道でなくてよかった。途中、池ではなく、舗装された路上で、いもり🦎を何匹も見かけた。

6/3 10:16

針畑郷山村都市交流館、「三帰来」の案内。きっと平日なのでクローズであろうと、立ち寄らず。

6/3 10:18

大宮神社

6/3 10:47

岩谷峠ルートの三国岳登山口の標識

6/3 10:48

朽木古屋の集落

6/3 10:50

古屋簡易郵便局のバス停

6/3 11:26

40分ほど歩くと桑原橋バス停

6/3 11:29

川沿いの、雨でもまあ快適な道が続く

6/3 11:38

ここにもいもりが

6/3 12:04

志子淵神社。木材を川で運んでいたため、その安全を守ってくれる神様。シコブチ信仰

6/3 12:16

平良分校前バス停。雨宿りに最適。ここで古民家で作って頂いたおにぎり3個と唐揚げのランチを頂く。どうも野宿したかもしれない痕跡が

6/3 13:19

Google mapにもなく、住所非公開の「SOIL」　small hotel & privateglamping とある。調べると、昨年5月にリニューアルオープンと。まだ開業していないと思ったけれど。設備も備品も立派。

6/3 13:21

SOIL. soil-shiga.com
近くの他のキャンプ場より断然良いが、一人ではもったいないかも

6/3 13:54

小川の思子淵神社

6/3 14:38

ダイニングカフェいろは　平日はクローズ？
弁当持参でよかった

6/3 14:51

大黒谷キャンプ場の看板。民宿に泊まれない場合、ここにテントを張る可能性もゼロではなかったところ

6/3 14:54

大黒谷キャンプ場のサイト

6/3 14:55

昔は林間学校？広いダイニング

6/3 14:55

荒れた管理棟、水は出ない。おそるおそるトイレを確認したが、とても使う気になれない。
キャンプするなら絶対にSOILがいい。

6/4 5:54

久多の民宿「久乃家」
到着近いところで電池切れ、コネクターが濡れて充電もできず、写真は翌日出発前。部屋は広々、内風呂も広く、洗面所、トイレも2人同時利用可能。ここも一組貸切という事だったが、一人宿泊は中々、都合して頂けず、電話口のおばあちゃんに必死にお願いしてやっと泊まれることに。

6/3 18:11

一日中、雨で、また寒かったけれど、石油ストーブをつけてくれて？新聞紙やタオルもたくさん貸して頂き、服や靴、バックを乾燥させながら、一人には広いお風呂で暖まって、夕食。この量だったけれど、魚の骨まで完食。ここでも温かくもてなして頂き、話も聞かせて頂き感謝。

6/4 7:05

しっかり電話応対してくれたおばあちゃんと2ショット。撮ってくれたのは食事も含め、お世話していただいた、京都清水の方。　7時過ぎに出発しました

6/4 7:17

久多の里　自然環境活用センター

6/4 7:23

今日は峠を2つ越えるタフな一日。しばらくは緩やかな林道。

6/4 7:59

ところどころに倒木が。道を間違えないように木でバリケードのようにしてある場所もあり、GPSを見ながら判断が必要だけれど、それでも間違えたりづる

6/4 8:29

八丁平を示す古い標識にほっとする

6/4 9:06

八丁平やニノ谷方向へ

6/4 9:08

お地蔵さん

6/4 9:10

一つ目の峠、オグロ坂峠、標高875メートル

6/4 9:21

八丁平の大湿原。

6/4 10:05

ニノ谷1.1kmとの標識

6/4 10:36

林業後継者交流センター　ニノ谷
屋外に蛇口から出しっぱなしの山の水ありとガイドブックに書かれている通りちょろちょろではあるけれど、ありました。

6/4 11:45

大見の三叉路にあるお地蔵さん。

6/4 11:47

通行止め（車）の方へ歩きます

6/4 12:45

大見尾根から和佐山峠に向かう林道に花脊からやって来たライダーの一群。4、5組は来ていて、街道越えかと思いきや、オフロードの練習とか

6/4 13:56

和佐山峠、いよいよ花脊も近い

6/4 13:56

花脊峠まで30分

6/4 14:41

花脊峠を下ると、突然、交通量のまあまあ多い車道に。京都ナンバーのスクーターのおじさんと京都北山の地図を広げて、鯖街道のルートを聞かれて、説明。この後、琵琶湖展望スポットに峠を登って行かれたと、鞍馬温泉手前で追いつかれて聞く

6/4 15:13

6/4 15:20

6/4 16:19

鞍馬温泉まで、長々と車道を歩く

6/4 16:22

百井別れを経て、鞍馬温泉直前の岩上地蔵。鞍馬の氏神様は鞍馬山に引っ越されたので、ここに？

6/4 16:23

くらま温泉に到着。コロナと台風で、2、3年閉鎖されていたところ、昨年11月1日にリニューアルオープン。2泊の場合、ここから出町柳の鯖街道口まで歩くけれど、ここにどうしても泊まりたく、3日目はここまで。

6/4 16:25

鞍馬温泉の宿泊施設

6/4 17:47

露天風呂

6/5 9:46

鯖街道4日目は9:45スタート。鞍馬の古京都の風情ある街道を鞍馬寺山門まで歩く。

6/5 9:50

鞍馬寺山門前。10月22日に松明が集まり、由岐神社より神輿が下ってくる場所で、当日は歩けないほどの大混雑

6/5 10:00

由岐神社。鯖街道は山門を右手に見て、ひたすら南下しますが、ふと鞍馬寺経由で貴船まで山越えをしようと。

6/5 10:01

鞍馬寺まで登ります

6/5 10:01

岩上社。移転した鞍馬の氏神様

6/5 10:08

由岐神社

6/5 10:09

義経公供養塔

6/5 10:27

鞍馬寺、6月20日、竹伐り会式の準備中

6/5 10:55

僧正ガ谷、不動堂。義経が僧侶より剣術の指南を受けたとされるところ

6/5 10:57

義経堂、義経の霊が魔王尊のおそばにお仕えしていると信じられ、ここは遮那王尊がまつられているそうな

6/5 11:00

奥の院までの道

6/5 11:06

奥の院　魔王堂

6/5 11:26

鞍馬山、貴船からの登り口

6/5 11:31

貴船神社参道

6/5 12:30

右は鯖街道（鞍馬街道）、左は貴船からの道。

6/5 15:38

出町柳までの道は車も多く、暑く、疲れもあり、忍耐の歩き

6/5 15:39

来し方を見る

6/5 15:44

鯖街道口、15:45前、到着！

6/5 15:52

鯖などが売られていた市場？　今は古本屋やアンティークショップが多く、魚は見当たらず、路上の絵が

6/5 21:45

全部で30枚。全て違う図でした

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 部屋着、替え下着 靴下 防寒着 レインウェア、帽子 靴(ゴア、ビブラム底） ザック（40L） 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 熊鈴 ランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 歯ブラシ（古民家には置いてない) 常備薬 保険証 携帯 iPad 時計 サングラス タオル ストック カメラ