犀川ダム散策※間近で熊と対峙！熊に注意！

2025年06月07日(土) [日帰り]

• GPS: 03:16
• 距離: 19.9km
• 登り: 714m
• 下り: 719m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:14
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:14

距離 19.9km 登り 714m 下り 719m

3:56 寺津発電所ゲート
4:15 日尾
4:21 犀川ダム
4:50 二又新町 水場
6:17 二又新町 水場
6:50 6:51 犀川ダム
6:57 日尾
7:11 寺津発電所ゲート
7:11 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

寺津ゲートは通行止めにつき犀川ダムまでは自転車で移動。

コース状況／危険箇所等

犀川ダム周辺は崩落箇所多数で危ない。

その他周辺情報

犀川ダムにトイレあり(確認しなかったので使えるかは不明)

写真

6/7 3:55

寺津ゲート。暗闇の中、登山開始！

6/7 4:22

犀川ダムに着くと高三郎山が見える。

6/7 4:27

この先から道が藪っぽくなる

6/7 4:34

1つ目のガレ場。4年前はなかった。

6/7 4:41

2つ目のガレ場

6/7 4:59

渡渉箇所。4年前は渡渉しなくてもちゃんと道があった。

6/7 5:21

6/7 5:27

高巻き地点にあるハシゴ

6/7 5:27

倉谷川の赤い吊り橋が見えた

6/7 5:31

この先も危険箇所多数な予感がするが、ここで引き返す。流石にこれ以上続ける程の精神力はない。

6/7 5:32

テント跡？

6/7 6:25

6/7 6:43

ここまで来てやっとホッとした

6/7 6:48

6/7 6:50

高三郎山

6/7 6:51

6/7 6:52

6/7 6:54

6/7 7:11

何とか無事帰還

撮影機器：

SC-52B samsung

感想

リオ

先月の残雪のある多子津山でアイゼンを持たなかった件で反省し、チェンスパの他にアイゼンを所持、今日は暑くなるので水多めで高三郎山に向かいます。

高三郎山は４年前に登頂済みで、事前に登山記録を見た感じ崩落箇所は更に増えており、少しでも危険と感じたら即撤退を念頭に置きます。
まさか別の危険で撤退する事になろうとは…　

今回の山行は危険箇所が多々ありで、慎重に行動しなければならず、熊の警戒なんかしてられるか！って思いがあったので、咆哮を一切あげずに進みました…しかし、これがいけなかったです。

多子津山ではしつこいくらいに咆哮をあげてたけど、高三郎山より危険箇所は少なかったから…

２つ目のガレ場を過ぎた辺りで犀川ダム側の崖の下でガサガサと音がする…

獣が出てきたかと思えば熊！
しかも成獣でそこそこ大きい！
至近距離で3m程しか間合いが離れてない上に思いっきり目が合う。
過去に熊とは何度か遭遇しているので、いつものように逃げるかと思ったが逃げるどころか唸り声をあげてジリジリ距離を詰めてくる。

私は背を向けずに後ずさり。熊スプレーを出さなきゃと頭では理解してるものの、目を逸らしたら「やられる」と思ったので熊スプレーを構える余裕すらない。
熊動画を見ていたせいか無意識に「オラァ！ウォォォォォ！オラァァァ！」と怒号をあげて威嚇する。

※下の動画の声を参考に声を出しました。
https://youtu.be/_ItPnmx3X68?si=tLt98T4aL-iI56zP

これが効果があったみたいで、熊は山側の崖に登って逃げていった。熊の背中には熊との喧嘩でやられたのか背中の一部に毛が生えていなかった。
熊が逃げていった方向に向かってしばらく怒号をあげる。

熊が去っていった後は足がガクブルにはならなかったものの、進退がまとまらず引き返さずに歩を進めます。
体力は全然余裕がありましたが、精神を大分消耗しておりこのまま熊を警戒しながら登山をするのは無理と判断。
登山記録で見たハシゴのかかった崩落箇所までを目標とし登山…というか散策続行。

道中、熊を警戒して熊スプレーを片手に何度も咆哮あげて、たまに笛を吹きながら進みました。
因みに咆哮はダムに木霊するくらいにはデカい声です。

※人気のない山域では咆哮してます。狼か犬かラージャンの咆哮を参考にしてます。

私の熊鈴は結構大きな音はしますが、木霊する程の音は出ないので、今回の熊との遭遇に限っては効果はないように思いました。

犀川ダムの建物に着いた時はホッとしました。

一歩間違えれば大怪我をしたであろう出来事…今回は運が良かったと思います。
もう登山はいいかな…って思える出来事でした。