松手山・平標山・前仙ノ倉山・仙ノ倉山


- GPS
- 04:19
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
梅雨入りが目前に控える中、晴れ間をめがけて平標山、仙ノ倉山に行ってきた。
平標山、仙ノ倉山は私が特に気に入っている山で、季節になると様々な花の咲く花畑や、日本アルプスにも引けを取らない森林限界を超えた素晴らしい縦走路を楽しむことができる。
また、谷川連峰の中で最も高い標高を誇り、百名山で有名な谷川岳より個人的に好みだ。
加えて都心から3時間程度で登山口まで行けるため、交通アクセスも悪くない(自動車、新幹線を利用した場合)。新幹線でアクセスする際は、帰りのバスの時刻表に注意が必要だ。
夕方に予定があったので、なるべく早めに行動しようと5時過ぎから行動を開始する。駐車場は一日600円となる。管理人が不在の場合は帰りの際に支払う。
この季節は朝方はやや冷え込むが歩き出すと熱くなるので半袖で終始行動する。
まず始まるのは急登である。5合目辺りまで展望も見えず、ひたすら森の中を登るため、ここは我慢のときだ。時折シャクナゲやイワカガミの花で元気をもらう。
5合目を過ぎたところから急に景色が開く。ここから日を遮るものがないので、帽子や日焼け止めは必須だ。特に真夏は熱くなるので注意したい。
山頂近くになると風もかなり強くなることが予想されるし、霧で景色が見えなくなることも少なくないがあと少しだ。
平標山のやや広めな山頂について一息ついて、引き続き奥の仙ノ倉山に進む。始めてきた人なら仙ノ倉山まで続く縦走路と、一面に広がるお花畑に感動するだろう。
お花畑は例年6月から7月上旬くらいまで見られる。今年は雪が多かったので心配だったがハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイといった代表的な高山植物の花が咲いておりホッと安堵した。
ハクサンイチゲはまだまだつぼみも多かったので、これから登る人もしばらくは楽しむことができるだろう。
仙ノ倉山までは概ね快適な縦走路で、約1時間ほどで仙ノ倉山まで着くが、周りの景色を楽しみながら歩くとで苦にはならないだろう。
仙ノ倉山で少々休憩を取り、平標山経由で下山する。下山ルートは平標山の家という山小屋経由のルートだ。途中残雪が残っていたが注意すればスノースパイクなどはいらないと思われる。
平標山の家ではジュースや湧き水が楽しめる他、小屋泊やテント泊も可能だ。仙ノ倉山までは1日でいくにはややコースタイムが長いため、体力に不安を覚える人は山小屋を利用すると良いだろう。
平標山の家からの下山ルートは川沿いの明るい広葉樹の森の中をひたすら下山するルートとなり、それはそれで趣深い。ただセミ(エゾゼミか?)の音量が凄まじい。途中林野庁の方が手作り感のある栞を配っていた。おそらく在庫処分だろうか。
行動時間中は天気に恵まれきれいな花畑も見られたので非常に満足した山行であった。
※GPSが途中で切れていますのでご了承ください
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