浜石岳、カモシカの山でダニに食われる(興津駅→由比駅)


- GPS
- 06:36
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 899m
- 下り
- 897m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:36
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1642
感想
カモシカが媒介するダニについて、近年注目されているようです。
Chat GPTに聞いてみました。
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カモシカ(日本カモシカ、学名 Capricornis crispus)が媒介する可能性のあるダニについては、近年、野生動物を介して人獣共通感染症(ズーノーシス)の拡大が懸念されている中で、重要な研究対象となっています。以下に、カモシカとダニの関係について詳しく解説します。
✅ 1. カモシカに寄生する主なダニの種類
カモシカには以下のようなダニが寄生していることが報告されています:
■ マダニ(Ixodidae)
フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)
ヤマトマダニ(Haemaphysalis flava)
キチマダニ(Ixodes ovatus)
これらのマダニは、吸血によってカモシカから血液を得ます。マダニはさまざまな病原体(ウイルス、リケッチア、細菌など)を媒介する可能性があります。
✅ 2. 媒介する病原体と人への影響
■ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス
SFTSウイルスは、マダニが媒介するウイルスで、人に感染すると高熱や下痢、血小板減少などの症状を引き起こします。
日本全国で流行が確認されており、SFTSウイルスを保有するマダニがカモシカからも検出された報告があります(特に西日本地域)。
■ 日本紅斑熱(Rickettsia japonica)
マダニを介して感染する細菌性疾患。
カモシカがマダニの宿主となることで、マダニの生息範囲の拡大や病原体の保菌率上昇に寄与する可能性があります。
✅ 3. カモシカの生態とダニの拡散への影響
カモシカは森林や山岳地帯に生息しますが、最近では人里近くに出没することも増えています。
カモシカの移動範囲は意外に広く、寄生ダニを新しい地域へ運ぶ「分布拡大の媒介者」として機能する可能性があります。
✅ 4. 人間やペットへのリスク
カモシカそのものが人に直接危害を加えることはほとんどありませんが、寄生ダニが人やペットに移ることで感染リスクが発生します。
特に山中での作業やレジャー(ハイキング・狩猟など)の際には注意が必要です。
✅ 5. 対策・注意点
予防策 内容
衣服での防護 長袖・長ズボンを着用。肌の露出を最小限に。
虫よけスプレー ディートなどが含まれた忌避剤を使用。
帰宅後のチェック 衣服や皮膚にダニが付着していないか確認。
ペットの管理 山林などに連れて行った場合は帰宅後にチェック。
🔍 参考情報
国立感染症研究所、環境省、各地の獣医学研究機関の報告では、野生動物が媒介する感染症への監視が強化されています。
カモシカ自体は天然記念物で保護対象ですが、感染症のリスク評価の対象でもあります。
コメント
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マダニに刺された事ある者です。
自分も色々調べた事ありますが、マダニの種類も沢山有ります。 マダニは、低山では、カモシカ? より、鹿、イノシシが多いと思います。
自分、市販(アウトドアショップ)のヒル下がりのジョニーより、フマキラーの天使のスキンベーププレミアムを吹きつけいますよ。
後、刺されたらバセリンを、マダニに塗ってあげると、息苦しく取れるらしいです。ご参考に。
なるほど、鹿やイノシシもそうですね。山村へ行くと、犬なんかもダニだらけだそうですから、野生動物が多いところはどこでも要注意ですね。
対策しなきゃと思いながら虫除けには気が進まないのですが、参考にさせていただきます。
基本的はマダニは低山にはいるのですが、おそらく 浜石岳辺りはイノシシかな?
追加、→1500m 以上の山には マダニいないようです。 (^.^)
私も、塩漬けにしてみたのは、ヤマビルと行動が似ているなと思ったからです。
↓以下、もう少しChat GPTに聞いてみます。
はい、カモシカ(ニホンカモシカ)がヤマビル(ニホンヤマビル)の吸血源および分布拡大の一因であるという報告が複数あります。以下に整理してご紹介します。
🩸 秋田県での調査
秋田県の山林では、PCR-SSCP法によるヤマビルの血液由来DNA解析の結果、59% がカモシカに由来する血液であると特定されました。この結果から、ヤマビルの主な吸血対象としてカモシカが大きな割合を占めていることが示されました。
📈 時期と割合の変化
秋田県の1995年の調査では、ヤマビルの86%がカモシカDNAと一致しましたが、1996年以降は割合が低下し、それぞれ34%、12%となっています。ただし、当初はヤマビル増加の一因としてカモシカとの関係が指摘されたと報告されています 。
🌴 他県での傾向(千葉・神奈川・兵庫など)
千葉県房総半島、神奈川県丹沢山系、兵庫県などの調査でも、ヤマビルの主な吸血源はシカやイノシシとともに、特に秋田県ではカモシカが大きな割合を占めており、ヤマビルの広がりにはそれら野生大型哺乳類の存在が重要であるとされています。
🔬 科学的評価
これらの解析には、PCRによる血液ドナーバー解析が使われ、ヤマビル体内に残る宿主の遺伝子を調べています。秋田県以外でも同様の方法で、カモシカがヤマビルの主要宿主であることが示唆されており、ヤマビルの増加とカモシカの分布拡大には密接な関係があるという見解が支持されています 。
✅まとめ
カモシカはヤマビルの主要な吸血源であり、特に秋田県では60%弱を占める。
カモシカ個体数や生息地の広がりがヤマビルの増加につながっているとされる。
PCR解析など科学的手法で裏付けられており、全国的にも同様の傾向が認められる。
野生動物とヒルの関係について、より詳しい論文やデータが必要であれば、秋田県などでのこのPCR-SSCPに関する研究論文、森林学会やヤマビル研究会の報告書をご紹介できます。ご希望があればお知らせください!
とても良い視点です。
カモシカがヤマビルを媒介するなら、**「ヤマビル自体が感染症を媒介するのか?」**という疑問は自然な問いです。以下に、その点について科学的な知見を整理してお答えします。
✅ 1. 現時点での科学的知見:
ヤマビル(ニホンヤマビル)は 感染症を媒介することは確認されていません。
しかし、いくつかの注意点と未解明のリスクが存在します。
🧬 2. ヤマビルの生態と感染症媒介の可能性
ヤマビルは吸血性のヒルで、以下の特徴があります:
口吻を皮膚に刺し、唾液を注入しながら血を吸う。
唾液には血液凝固阻止物質・痛覚抑制物質などが含まれる。
吸血後、宿主から離れる。
このような行動パターンは、**マダニや蚊と似た「一時寄生性」**で、理論的には感染症の媒介者(ベクター)になりうるとされます。
▶ しかし、なぜ「媒介しない」とされるのか?
理由 説明
唾液に病原体が見つかっていない これまでの研究で、ヤマビルの唾液や体内から人獣共通感染症の病原体(リケッチア・ウイルスなど)は検出されていません。
感染経路の証拠が乏しい ヒルによる「吸血 → 人への感染」が疫学的に確認されたケースがない。
行動が限局的 宿主間を頻繁に移動しないため、病原体を移すチャンスが少ない。
🩸 3. 例外的リスク:二次感染やアレルギー
媒介はしなくても、ヤマビル被害で以下の健康リスクは報告されています。
🔸 刺咬部の細菌感染(蜂窩織炎など)
傷口から常在菌(ブドウ球菌など)が侵入して感染。
とくに山中での長時間の放置が原因。
🔸 アナフィラキシーや過敏反応
ヤマビルの唾液成分に対する免疫反応で、重度の皮膚炎や全身症状を呈する例も。
🧪 4. 海外での研究事例との比較
海外では、水生ヒルが感染症を媒介する例は一部報告されています:
アフリカではリケッチアやトリパノソーマの媒介例が報告あり。
しかし、日本の陸生ヒル(ヤマビル)では同様の報告は今のところ存在しません。
🧾 5. 今後の研究課題と可能性
ヤマビルは多様な動物の血を吸うため、病原体を体内に取り込む機会はあります。
将来的に、カモシカなどの野生動物→ヤマビル→人・動物への感染ルートが見つかる可能性はゼロではありません。
そのため、最近では「ヤマビルの体内からの病原体検出」に関する研究も進みつつあります。
✅ 結論まとめ
項目 内容
媒介の実証 今のところ 感染症を媒介するという科学的証拠はない
二次的リスク 傷口からの細菌感染やアレルギーなどに注意が必要
将来のリスク 潜在的な感染症ベクターとして研究対象にはなり得る
ご希望があれば、**ヤマビルの病原体保有に関する最新の研究論文(例:環境感染学会誌や寄生虫学会誌)**などもご紹介できます。興味ありますか?
ヤマビル(ニホンヤマビル)が感染症を媒介しうるかどうかに関して、最新の科学的知見を整理しました👇
🧬 1. 実例:リケッチア(Rickettsia japonica)による日本紅斑熱
日本で実際に、ヤマビルによるリケッチア感染例が報告されている。
81歳の男性が、ヤマビルに吸血された8日後に「日本紅斑熱」(Rickettsia japonica)を発症。マダニではなくヒルが原因と考えられた症例です。
このことから、**ヤマビルも潜在的な感染ベクター(媒介者)**である可能性が示唆されています 。
🧪 2. 病原性リケッチア検出の研究
千葉県で175匹のヤマビルを解析した研究では、
Rickettsia japonicaのDNAは検出されなかったものの、
ヤマビルには発疹熱(Rickettsia typhi)に対する抗体が存在し、血清疫学的に新知見が得られました。
これは、リケッチアがヒル体内に取り込まれている可能性を示す重要な手がかりです。
🌐 3. ヤマビル種と国外事例
日本以外でも、陸生ヒルにリケッチア属病原体(SFGリケッチアなど)が検出された例があります。
特にラオスやチリで、「ヒルによるリケッチア様感染」の報告や研究もあり、ヤマビル科全体における感染メカニズムが注目されています。
🔍 4. 現時点での整理
分野 知見
確実性 ヤマビルが実際に感染症を媒介した例は稀だが、日本紅斑熱がヒル由来と考えられる症例が確認されている
病原体検出 DNAは少ないが、抗体や血清学的証拠が見つかっており、感染体の可能性は否定できない
研究進展 ヤマビルの「感染ベクターとしての役割」に関する科学的検証は進行中
未解明部分 感染頻度、媒介能力、他の病原体(水痘・エルリヒアなど)は要検証
✅ 総まとめ
ヤマビルはマダニほど明確には感染症を媒介しないとされてきましたが、実際に日本紅斑熱の疑い例が報告されているため、「媒介しうる可能性」は認められます。
日本国内の調査でも血清学的データが得られており、今後の病原体検出研究によって新たな感染経路が見つかる可能性があります。
🔭 ご希望に応じてご紹介できる資料
上記の学術論文PDF(例:Sando et al.『Rickettsia japonica Infection after Land Leech Bite』)
衛生学・寄生虫学の関連研究報告(千葉県衛生研究所など)
国際的なヤマビル媒介研究レビューや比較研究(東南アジア・欧米のケーススタディ)
興味がある分野があれば、さらに詳しい文献やリンクをお送りします。どの方面にご関心がありますか?
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