前倒し湯殿山は固かった…滑れない、下りれない自分にショボン
- GPS
- 05:40
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 692m
- 下り
- 689m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
GPSログをそのまま載せてありますが、あっちゃこっちゃに彷徨しているのは渡渉ポイントを探すため。下山時は素直に西側を下りればよかったなあ。
天候 | 雲が多い晴れかな。(晴れの定義は雲量2〜8) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が少ないので渡渉個所を探すのが困難 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
ピッケル
|
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感想
どこに行っても雪が少ないとしか聞かれなかった2015~16冬。湯殿山どうかな?雪が少ないと怖いよなと思い、昨年よりも早く向かってみた。それと最近、ワカンを試しましょう山行をしていたが、こと湯殿山に関してはずるっと滑って滑落なんてあほなことしたくないと思い、自信のないワカンはやめて使い慣れているスノーシューと、万が一のためにアイゼンも持った。
志津温泉の車道終点にはたくさんの車が停まっている。ほとんどがBCの方と推察される。
今回の湯殿山は、つらかった!
<つらい理由その1>
雪が少ないので石跳川の渡渉が怖い。
ので、姑息ではあるが、どなたかのトレースをたどって川を渡っちまおうと思った。…が、なかなかに自己判断を求められる現場だった。実際人のトレースをたどり、それ以上行けないような雪庇の斜面に出くわした。正しいとは限らないが自己判断は大事だ。いろんな状況を判断材料にしっかり納得してから進むべきだった。
<つらい理由その2>
3月中旬まだまだ雪面が硬く、特に上部の急斜面ではキックステップがきかず、特に下山では滑らないように気を使った。怖かった。
以下、怖かった思いをぐだぐだ記載する。ハズカシイゾ(/_;)
雪は少ないが季節は3月中旬。晴れても気温は低く、湯殿の斜面は固いバーンで、それに前日までの降雪が薄くかぶさっていた。斜面の緩いところでは大して問題ではないが、急斜面になって行くにつれて、登るには登れるがまてよ?これどうやって下りるんだ?って焦ってくる。踵では下りれない。踵が入らないくらいに固い。だんだん恐ろしさが増してくる。目の前は真っ白な斜面。横をさっそうと下りるテレマーカー、わたしにはあのように下りる技術がない。一歩一歩歩いて下りるしかない。しかし足元は滑りやすい急斜面だ。稜線に出る一歩手前で震えだすへっぽこ全開の自分。スノーシューではもうだめだ…そうだアイゼンだ。今季初めてアイゼンを装着する。さらに登って一応稜線には出てみた。斜面よりも硬い。ずっと硬い。アイゼン正解だ。ここから先はゆるい登りだったので登れなくもなかったが、固い雪山の上に立ち恐ろしさが増し、誰もいなくならないうちに下りたかった。もし滑落しても目撃してほしかったから…
アイゼンワークも下手だ…かなりビビりながら雪面にフラットに足を置くことを意識した…これまで踵使う状況しかなかったので、足の裏全体の10本の歯を雪面に立てて滑らないように滑らないように…
今思えば、危険個所はそんなに大した距離ではなかったし、固いバーンとは言ってもカチカチの氷ではないのでアイゼンは効いていた。ので、わたしビビりすぎだ。雪山コンディションにもいろいろある。経験不足がもたらすビビりなんだ。(ーー;)
それにしてもあー怖かった。もう少しザクザクになってからまた行こうかな?でも雪が少ないからあっという間に穴だらけクラックまみれ山になりそうな気がする。次期選びが難しいな。
コメント
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こんばんは
kimberliteさん
今年は雪が少ないとはいっても
月山は、やはり積雪量が違いますね。
ほんとうに、徒渉するとき雪がのってると
下がどうなってるかわからないので恐怖
ですね、もし落っこちればさよならにも
なりかねませんので。
雪に、汁のませたんですね?
さて、食べようかと言うときに
もったいないとゆうかがっかりでしたね。
もう少しで山頂とはいえ
無理しないのがいちばんです、途中
まだ亀裂などはありませんでしたか?
お疲れ様でした。
nobo6yoさん、コメントありがとうございます<(_ _)>
返事がすっかり遅くなりました…申し訳ありません。今週もやっぱり怒涛の一週間でした…
天気は風もなく、程よい気温で快適だったのですが、雪が薄いのと固いのとですっかりまいってしまいました。
亀裂についてはこの日は霧がかかることもあり十分に確認できずでしたが、姥の斜面にはすでに亀裂があったみたいです。
カップめんが出来上がるまでにちょっと姥の写真を撮ろうと数メートル歩き、戻ってきたらカップが傾いていました。
少しのスープだけの損失ならまだ凹まないかもと思い見てみたら、残念ほとんど雪の中に消えていました。
こんな間抜けな失敗もあるものなのですね^^;
kimberlite さん、こんばんは。
遅いコメント・・・失礼いたします
私は今週もいろいろとありまして・・・
山は・・・行かれませんでした。
来週は・・・行けるだろうか・・・
斜面の雪は固くなってきましたか。
歩きやすくなりましたが・・・
下りの急斜面は危険ですからね。
私もさっそうと下りる技術はありませんので・・・
力技??で下ります。
アイゼンワーク・・・確かに難しいです。
私も正式に勉強したことはありませんので・・・
すべて自己流、実践あるのみのパターンですから。
kimberlite さん、次はどちらに・・・
750RSさん、コメントありがとうございます<(_ _)>
すっかり返事が遅くなってしまいました。今週もまた怒涛の一週間でした。申し訳ないです。
いつもの年はもっと遅い時期、踵が入るくらいのザクザク雪になってからの湯殿山です。
今年はそもそも雪が少なく、渡渉が怖いのと早く亀裂が入るかも…と、何かと心配だったのでいつもより2週間早く向かってみましたが、ザクザクじゃなくて固い山でした。
同じ山域でも2週間でこんなに違うとは…もちろんその日の天気によるところもあるのでしょうけれど、わたしはあまりに経験が少なかったです。
アイゼンはわたし下手です…
スパッツザクザク切ってしまっています。修正テープははがれるので何度も直しています。
次の山は、あまり考えられません。
この春なかなかにあわただしく、ゆっくりと山に向き合う時間がとれていません。もうぐったりですよ…
えてしてアイゼンは、硬いほどよく効きますからー。
さすがにブルーアイスみたいに、ガッチガチは別ですけど。
怖いと思える心が、山では1番大事だと思っています。
怖いものは素直に怖いと認識し、そのうえでどうするか。
立ち向かうこと自体に、それほど意味があるとは思えません。
所詮、自分で満足するか、悔しがるかかです。
今は固執する大事なことでも、案外時が経てば些細なことだったりします。
成功はただの結果で、失敗からしか学習することはできません。
無事に帰ってこそ、次があるのですから。
冬季、東北に行った時は案内してください〜。(笑)
kameasi さん、コメントありがとうございます<(_ _)>
すっかり返事が遅くなってしまいました。申し訳ないです。
冷静に考えればこの日の湯殿山のコンディションで、アイゼンがきかないわけではなくそれほど怖がるものでもないのだと思いますが
いかんせん経験値が低いのでちょっとやそっとでガクブルしてしまいます。
山に立ち向かおうなんて思いません。これまで何度しょぼい撤退を繰り返したことか。一人でできる範囲でやっていますので、無理はできません。ゆえに悔しい思いも山ほど。悔しいというより自分しょぼいな〜って残念な気持ちかな。仕方ないですよね。次は乗り越えたいってことばかり増えていきますよ。年齢も増えていっていますけど。
東北の山の冬はやっぱり厳しいですよ…わたしは今シーズン低山で無理なく歩いていましたが凍った世界はなかなか経験できずでした。
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