岐阜県「野伏ケ岳〜薙刀山」残雪期


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ後、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薙刀山から推高谷のトラバースのルート選択は慎重にしてください。今年は雪が少なく、午後からは踏み抜きが多くなりました。 |
その他周辺情報 | 車で登山口まで直行と直帰でした。 |
写真
装備
個人装備 |
バイル
ロープ22m
|
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備考 | 今回はアイゼン、ピッケル、ワカンは不使用でした。 |
感想
山友は「先週のリベンジ〜駐車場まで来ていたが雨が止まず中止」〜私は運良く?今週は薄曇りでした!…朝の7時過ぎに到着すると駐車場は満車に近い。私は、雪が少ないのでスノーシューより軽量のワカンとする。先に出た彼を追い掛けると林道で山スキーの準備中に追い越し、一人旅となる。彼との約束の下山時刻は「午後4時」…予想は悪くても「野伏ケ岳」ぐらいは登れるかも?の判断でした。林道の雪質は硬いので歩きやすい〜ゆっくりと汗をかかないようにペース配分。(前回の記憶は雪が多く天候不順?と思い出せないほどの昔です。)…不思議と林道を休まずに上がれて、和田山牧場跡に立つ。雪原の展望台からは、三方の山々が連なる景色を余裕も持って眺められた〜「野伏から薙刀山」も視界良好で今日は恵まれていると感じる。そばのグループから撮影を頼まれ応じると「いろり」のハンカチが登場する。ネットでのファンと告げると勧誘を受ける。(…女性がリーダーのようでトキメク?)〜先方のメンバーから「薙刀山」を目指すと聞き〜私も同じです。と返答するが行ける確信は無かった!それでも華やか気分となり雪原を行く。ダイレクト尾根末端には、手前の谷からトレースが続いていたので後を追う。4人ほどの男女でしたが追い付いたので私だけ少し戻ってダイレクト尾根に乗り上げる。(早く尾根に出た方が楽のようです。)…山スキーの人達が前後で賑やかです〜尾根からは景色が良くて振り返ったりなど飽きない。やがて北尾根合流付近に登山者の列が連なり後方に追い付く。山頂には登山者が多く居られ、登頂証明の撮影を頼みました!私自身、よくぞ休憩無しで登頂を果たしたものだと不思議に思う。此処まで計画より小一時間早いタイムと、さして疲労感が少ない。ザックを降ろさず飴一粒だけ口に入れパノラマを見入る。〜大長山から赤兎の東西尾根から白山山系もより近くに眺められる。3度目の登頂達成感の味わいは格別です〜まだ雪が締まっている間に薙刀山を目指すつもりです。(野伏ケ岳山頂まではアイゼンやワカンは無し〜ダブルストックのみ使用。)…今日は止まると少し寒いが、上半身はシャツ2枚の軽装。背後より陽射しが強くサングラスと日除け帽子は離せません。北方の「薙刀山」ルート確認と雪面を蹴り込むと踵がめり込むので、ノーアイゼンで下り始めた。5分も進んで振り返ると山頂は隠れ、一人旅で別世界の雪山です。…薙刀平付近でエネルギー補給のジェルを半分だけ胃袋に流し込む!登り返しは焦らず進んで〜振り返るとコル付近に団体の人影を確認する。雪庇やクラックを避けつつ登ると、山頂手前で足跡の三人とすれ違い「薙刀山」へたどり着く。山スキーのグループと挨拶を交わすが彼等も去り山頂を独り占めです!〜やはり静かなピークが嬉しい。初めてザックをおろし一息つく。肩が楽になり持病の膝が持ち堪えた安堵感が湧く!ポケットから残りのジェルを飲み干すと登頂儀式終了です。〜今日の難題は「推高谷のトラバース」です。山頂を後にすると「いろり」のグループとすれ違いエールを交わし尾根から東斜面に降りる。雪面のスキーや踏み跡のトレースを追い、薙刀平コル付近まで水平方向に進む。ワカン無しでも沈まず快適な歩行可能でした。高度を下げて急斜面に入れば踏み抜き穴も見られました。それでも特に問題なく下降すると推高谷のトラバース地点に着地しました。高度計と地形を確認〜まさにピンポイントでした。これより下は谷が深く、上は崖っぷちです!少しの登り返しで安全地帯〜眼下の和田山牧場跡を目指す。「拓牧」の石碑にて最初で最後のコーヒードリンクを200ccほど飲み干す。ザックには食べ物や飲料水がたっぷりと残っていますが、さして空腹を感じません。(友には野伏山頂と薙刀山からメールしました…ドコモです)膝痛や脚もサポーターが良いのか大丈夫そう?林道はショートカットを繰り返し下山を急ぐ。時おりスキー組が颯爽と抜いて行くが基本的に一人歩きです。下山コースも歩きやすく登山靴を汚す事もなく駐車場へ戻る。すでに待機の車は少ない〜予定より一時間早いが彼に連絡を取ると神社の方から姿が見えた。やはり一時間ほど待たしてしまいました。…追記「今年初の雪山は予想以上に楽しむ事ができました。」〜水分補給は前夜と登山口までに多く摂取しています。〜食事補給も今回は少ない方です(カップ麺、パン3個、菓子類など持参)…アイゼンやワカンの装着判断も真似しないで下さい〜自己責任でお願いします。
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