晴れるまで待ち続けて粘り勝ち、山開きの早池峰山

2025年06月08日(日) [日帰り]

• GPS: 05:13
• 距離: 6.0km
• 登り: 697m
• 下り: 698m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:44
• 休憩: 1:26
• 合計: 5:10

距離 6.0km 登り 697m 下り 698m

10:59 小田越
11:26 11:32 御門口
11:47 小田越コース二合目
11:55 小田越コース三合目
12:00 12:01 小田越コース四合目
12:12 12:13 御金蔵
12:18 小田越コース六合目
12:26 12:34 小田越コース七合目
12:39 12:43 天狗の滑り岩
12:48 小田越コース八合目
12:54 剣ヶ峰分岐
13:00 門馬コース分岐
13:08 13:57 早池峰山頂避難小屋
14:02 門馬コース分岐
14:08 剣ヶ峰分岐
14:11 14:12 門馬コース分岐
14:17 早池峰山
14:21 14:22 早池峰山頂避難小屋
14:27 門馬コース分岐
14:32 14:33 剣ヶ峰分岐
14:43 14:44 天狗の滑り岩
14:52 14:53 小田越コース七合目
14:59 小田越コース六合目
15:05 15:11 御金蔵
15:18 小田越コース四合目
15:22 小田越コース三合目
15:27 15:33 小田越コース二合目
15:47 御門口
16:08 小田越
16:09 ゴール地点

天候

晴れのちガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新花巻⇔小田越
ファミリー観光岩手の早池峰環境保全バス利用片道1800円
https://familykanko.co.jp/yama/

コース状況／危険箇所等

蛇紋岩の岩の道が多く、下りは気を遣う。特に1合目付近は岩が大きく、転倒や隙間に落下する危険もあるので最後まで油断しないこと。その他の部分では特に危険はない。梯子は落ち着いて下りれれば問題ないはず。山頂のトイレは携帯トイレ専用です。また登山口の小田越付近は携帯の電波が入りにくいです。

その他周辺情報

新花巻駅は駅前にお土産屋を併設した食堂が1件あるだけ、18時には構内のNEWDAYSを含め閉店してしまうので食事も土産を買う店もありませんでした。

写真

6/8 5:53

東京から始発の新幹線に乗り、はるばる岩手まで日帰り登山です

6/8 9:08

新花巻駅の前は何もありません。お店らしいものも食堂1軒のみ？

6/8 10:49

西口バス3番乗り場より乗車。乗った時に往復の運賃を払いチケットをもらいます。このチケットは下車の際に運転手さんに渡します。

6/8 10:58

登山口到着、この日は山開きの日で携帯トイレの利用を促すアナウンスが繰り返し流されていました。

6/8 11:04

木道はすぐに終わって低い樹林帯の緩やかの登りになります。

6/8 11:14

ミツバオウレン

6/8 11:16

ここを過ぎればもうすぐ一合目

6/8 11:22

薬師岳

6/8 11:25

ミネザクラ

6/8 11:29

一合目に到達、早くも森林限界です。振り返って薬師岳、すそ野に広がる緑が美しい。

6/8 11:29

目指す早池峰山、ごつごつとした岩の丸ごと日本庭園のような美しさ

6/8 11:29

お山を着飾る花の主役はミヤマキンバイでした

6/8 11:29

6/8 11:29

6/8 11:50

これはなんだろう？チングルマ？

6/8 11:53

なんとなくそんな予感がしてましたがすぐにガスが発生し目指す頂上方向が白い靄で覆い隠されます

6/8 12:00

ミネザクラ

6/8 12:00

今日のレンズは24−120と105マイクロ

6/8 12:00

6/8 12:00

11時と遅いスタートなので下ってくる沢山の人とすれ違います

6/8 12:07

AIで消せる人は消してるので写真では人少なめです

6/8 12:11

5合目、体調がいいのかここまでは快調

6/8 12:13

合目表示はここで初めて発見しました。帰りに1合目、8合目を確認。見つけづらいかも。

6/8 12:13

6/8 12:15

風も強く、ガスがすばやく横に流れていきます。寒いです。レインウェアを防寒着代わりに着ます

6/8 12:22

5合目の御金蔵を振り返り

6/8 12:32

ヒメコザクラ

6/8 12:33

6/8 12:33

6/8 12:33

6/8 12:43

梯子、下山者が多いためか1本目の梯子は監視員の方にう回路に回るように言われ・・

6/8 12:44

ガスだとなかなか怖いです。垂直ではないため見た目より高度感はないですが足を深くかけられないため踏み外しへの恐怖のほうが大きいです

6/8 12:46

梯子をこえれば山頂へ続く稜線上まですぐ

6/8 12:54

頂上小屋が見えます。あと少し

6/8 12:58

残雪地帯その1、木道に雪がかかってるので転倒注意

6/8 12:58

木道を避けた踏み跡が中央にもありました

6/8 13:02

残雪地帯その2、ど真ん中を渡ります。傾斜がそれほどでもないのでチェースパイクを使う人は誰もいません

6/8 13:02

雪を渡りつつ、門馬コース方面を見やります

6/8 13:03

帰り強く踵を下すとズボっと沈みました

6/8 13:56

最後の梯子へのとりつき部分が少し怖い。下りでは問題なし。

6/8 13:11

程なく頂上へ、剣がいっぱい

6/8 13:11

よくある山頂標識見ないのはなくて、撮影ポイントに困る山頂

6/8 13:12

6/8 13:14

みなさん、この標識と祠の2か所で記念撮影していました

6/8 13:14

この時点では北側が時々晴れる程度で鶏頭山方面の稜線も見通すことはできませんでした

6/8 13:49

6/8 13:49

ミヤマキンバイは森林限界を超えた全区間で見ることができました

6/8 13:50

門馬方面

6/8 14:16

一度下山を始めたものの晴れてきたので戻って撮影。山頂標識越しの薬師岳

6/8 14:32

薬師岳の緑が美しいです
この後剣が峰にも行く予定でしたが山頂で時間をつぶしたためそのまま下山します。

6/8 14:33

樹海が広がってるという感じ。

6/8 14:33

鶏頭山方面の稜線も姿を見せてくれてます

6/8 14:37

バスは17時なので絶景を堪能しながらゆっくり下ります

6/8 14:37

うん、日本庭園

6/8 14:43

6/8 14:45

慎重に下っているのと景色が素晴らしいのとでなかなか足が進みません

6/8 14:53

曲がりくねった登山道と薬師岳

6/8 15:00

薬師岳も登ってみたくなりますね

6/8 15:01

ケルン越しに山頂に別れを告げます

6/8 15:04

6/8 15:06

登りでは見られなかった五合目の景色

6/8 15:19

6/8 15:19

6/8 15:26

6/8 15:42

一合目から。そろそろこの景色ともお別れ。大きい岩を渡るこのあたりだけは特に要注意です

6/8 15:43

すこし西日が強く、日の光も赤みを帯びてきました

6/8 15:46

登りでは気が付かなかった1合目表記

6/8 16:11

樹林帯に入り木々の隙間から山頂方面

6/8 16:11

無事下山、旅の無事に感謝。人やザックは消してます

6/8 16:15

このあと新幹線で東京へ

撮影機器：

NIKON Z 7 NIKON CORPORATION

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

RYO

通常は車なしでは訪れることができない早池峰山。しかし、夏季に13日だけ運行されるファミリー観光岩手さんの駅からの直行バスを利用すれば車なしでも行くことができるのです。ちょうどこの日は山開きの日でそのバス運行の日、お花目当てとしては時期的に少し早いかなと思いましたが思い切ってはるばる岩手への日帰りの旅を決行。一合目から森林限界という絶景に恵まれたコースで、コースタイム難易度ともにそれほど高くなく、登りながらこんな山が近くに合ったらもっと訪れるのにーと悔しく思いました。早池峰山はいいお山です。残念ながら途中からは濃いガスに見舞われてしまいましたが「下山したら晴れてる」の法則を信じて山頂で時間をつぶし、待った甲斐があって下山はすっきり晴れ、素晴らしい景色を堪能しながら降りることができました。登山口へのアクセスバスが次々に廃止される昨今、行くなら今と思い切って岩手まで来て良かったです。訪れるには難易度の高い山ですけど、機会があれば次は泊りで7月か秋に登ってみたいですね。鶏頭山からの稜線歩きも楽しそうですし、早池峰神社も訪れてみたいです。