一ノ倉沢 烏帽子沢奥壁 南稜・変形チムニー（南稜テラス泊）

2025年06月07日(土) 〜 2025年06月08日(日)

• GPS: 32:47
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,091m
• 下り: 1,091m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:35
• 合計: 7:15

距離 5.2km 登り 840m 下り 159m

6:25 谷川岳インフォメーションセンター
6:30 谷川岳山岳資料館
6:35 西黒尾根登山口
6:45 巌剛新道登山口
6:55 7:15 一ノ倉沢出合
7:25 一ノ倉沢一ノ沢出合
9:05 9:40 南稜テラス
12:20 13:00 南稜終了
13:40 南稜テラス

2日目

• 山行: 8:05
• 休憩: 1:40
• 合計: 9:45

距離 5.2km 登り 204m 下り 932m

5:25 南稜テラス
5:35 5:45 変形チムニー取り付き
10:45 11:05 烏帽子岩
12:50 13:40 南稜テラス
14:35 一ノ倉沢一ノ沢出合
14:40 15:00 一ノ倉沢出合
15:05 巌剛新道登山口
15:07 西黒尾根登山口
15:08 谷川岳山岳資料館
15:08 西黒尾根登山口
15:09 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
15:09 谷川岳山岳資料館
15:10 谷川岳インフォメーションセンター

天候

6/7: 晴れ
6/8: 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

コース状況／危険箇所等

・変形チムニーはランナウト多数
・参考「新版 日本の岩場 上巻」

写真

6/7 6:43

過去に雨により南稜は2回、変形チムニーは1回敗退している。今回こそはということで再チャレンジに行ってきた。一ノ倉沢出合までは自転車利用

マチガ沢出合を通過

6/7 6:52

一ノ倉沢出合に到着

6/7 6:52

一ノ倉沢アップ

6/7 7:00

イノシシ

6/7 7:16

一ノ倉沢の雪渓アプローチ。雪たっぷりで楽チン。天気も良くてい期待が高まる

6/7 7:38

テールリッジ取り付き。多くのパーティが中央稜や南稜の取り付きで待っているのが見えたので、ダラダラとテールリッジを進む。

今日は非常に混雑しており、20パーティ近く入っていたかと思う

6/7 7:48

こんな崩壊箇所あったっけ？

6/7 8:33

衝立岩

6/7 8:39

中央稜取り付き

6/7 8:39

滝沢スラブ

6/7 8:54

鳥帽子沢奥壁

6/7 9:50

ダラダラアプローチのおかげで、南稜テラスに到着すると待っているパーティは0だった。登攀準備をしてスタート。

1P目後半のチムニーは出だしは思い切りが必要

6/7 10:05

1P目終了点

6/7 10:21

フォローが上がってくる際に、カムがウォークしてしまっており回収できないとのこと。私が回収に挑戦してみて、なんとか回収成功

6/7 10:30

2P目はフェース

6/7 10:45

3P目は草付の歩き。ロープは繋いだままだが、ビレイは無し

6/7 10:57

4P目は短いフェース。ここで下降するパーティとすれ違う

6/7 11:16

4P目の終了点

6/7 11:16

ただし、4P目の終了点をスルーしてしまったので、カムで支点構築

6/7 11:21

5P目は6ルンゼ側を暫く登ってからリッジに上がる

6/7 11:36

5P目終了点

6/7 11:45

6P目は馬の背リッジ。快適

6/7 12:05

6P目終了点

6/7 12:16

7P目終了点。これで南稜は終了

6/7 12:19

7P目フォロー。7P目はスッキリとしたフェース

6/7 12:45

烏帽子岩

6/7 12:45

滝沢スラブ

6/7 13:00

6ルンゼ方向へ懸垂下降で降りる

6/7 13:04

懸垂支点

6/7 13:08

2回目の懸垂支点。ただし、1回目でこの次の支点まで降りたほうが良かった

6/7 13:15

2回目の懸垂下降

6/7 13:24

3回目の懸垂支点は4P目の終了点。3回目の懸垂下降で2P目終了点まで降りる。

4回目の懸垂下降は南稜テラスまで。ただし、50mだと僅かに足らないので、最後は5mほどクライムダウン

6/7 13:51

南稜テラスに戻ってきた

6/7 14:14

南稜テラスで乾杯。このロケーションでビールが飲めるの最高

6/7 14:19

中央稜を懸垂下降中のクライマー

6/7 18:48

ホテル南稜テラスで宿泊

6/7 15:54

コシアブラでつまみを作る

6/7 19:57

若干の傾斜があるのでちょっと寝づらい。ザックを敷いて調整するとか工夫すればよかった

6/7 20:03

星

6/7 20:07

月

6/8 5:37

2日目は変形チムニー。

1P目は階段状のスラブを右上

6/8 5:46

25mで立派な支点があったので、ここでピッチを切る。トポの1P目50mを2ピッチ（25m+25m）で登った。繋げると50mロープギリギリかと思うのでピッチを分けて良いかと思う

6/8 5:51

1P目フォロー

6/8 5:59

2P目はスラブを左上

6/8 6:23

2P目終了点

6/8 6:25

3P目（トポの2P目）は草付混じりのスラブを登る。まずは崩壊箇所を目指して登っていき、崩壊箇所はガバを使って左側へ逃げて回り込んだ。脆そうで岩が剥がれないか怖かった

6/8 6:50

3P目終了点

6/8 7:02

3P目フォロー

6/8 7:24

4P目は変形チムニー

6/8 7:36

変形チムニー内部。両側に凹凸があるので登りやすい

6/8 7:45

4P目終了点

6/8 7:51

5P目はリッジを10mほど登ってから、中央カンテに向けて正面ルンゼを横断する20mのトラバース

6/8 7:58

5P目終了点

6/8 8:03

5P目フォロー。

トラバースは難しくはないがプロテクションを一つも取れなかったので慎重に

6/8 8:17

6P目はチムニー

6/8 8:42

6P目終了点

6/8 8:54

7P目終了点

6/8 8:59

7P目フォロー。

7P目は左に回り込んでからカンテ状を右上していく。難しくはないがとにかく脆そうで、岩も堆積しているので、落石を起こさないように神経を使う

6/8 9:12

8P目はフリークライミングのようなパートが2回出てくる。前半は垂直なフェースをガバを使って越える。後半はハングの左側を抜けて、フレークのある凹角をレイバックで抜ける

6/8 9:51

9P目は草付混じりを左上していく。簡単なので、やはりプロテクションはほとんど無い

6/8 9:54

9P目終了点

6/8 10:08

10P目は草付を左上。烏帽子岩の肩の手前でカムや岩角を使ってピッチを切ったが、烏帽子岩の肩まで繋げれば良かった

6/8 10:41

雪渓の崩壊。絨毯爆撃のようだった

6/8 11:05

11P目は少しだけ登って烏帽子岩の肩に到着

6/8 11:16

烏帽子岩の肩から空中懸垂。回収のテストでロープの結び目がどうしても岩角の溝に引っ掛かったので、二番目の私のときは50mロープ一本で懸垂下降

6/8 11:25

笹薮をトラバースして6ルンゼの懸垂下降ポイントへ向かう。落ちたらアウトなので念の為ロープを繋いで進む。

その後は昨日と同じ南稜の下降路を辿って南稜テラスまで戻る。

南稜テラスからの下降は、烏帽子スラブを50m懸垂下降してトラバースしてみたが、奥壁基部を慎重にクライムダウンしていくよりもこちらの方が楽かもしれない。ただし、上部にクライマーが残っているときは落石のラインとなる

6/8 14:55

一ノ倉沢出合から自転車でビャッと下って終了

撮影機器：

iPhone 14 Pro Max Apple

iPhone 15 Apple

装備

備考

・50mダブルロープ
・南稜はカムは#0.3〜#1、無くても良いがあっても良い
・変形チムニーはカムは#0.3〜#3
・ハーケン
・ナッツは使わなかった

感想

wetcradle