外秩父七峰縦走ハイキングコース


- GPS
- 12:46
- 距離
- 46.4km
- 登り
- 2,351m
- 下り
- 2,343m
コースタイム
- 山行
- 11:35
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 12:45
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
6/8。近所の低山巡り。
職場内でハイキング行った話を聞いたり、山頂でのイベントで演奏を依頼され時に知り合いがハイキングしている姿を見たり、ハーフマラソン走った話を聞いたりしてると、自分もハイキングしたくなることないですか? 職場内に帰宅後、毎日歩いている人もいるし(´- `*) だから、ちょっと長い距離のハイキングをしようかな…。
ならば外秩父七峰縦走ハイキングコースでしょ、ということで距離的にはまさに修行、通算20回目の縦走です。これまで完歩率は12/19、63.2%。
最近このコースでスマホアプリのスタンプラリーが行われているのでチャレンジしてみます。個人的には年一回の大会を開催してもらった方が、堂平天文台で模擬店ができるので楽しいですが、東武鉄道にやらないと言われたら仕方ありません。
今日のテーマは、脚つりをしないこと。今日まで某アウトドア店やトレラン大会の主催者、国立登山研修所のサテライトセミナーなどで情報収集を図りましたが、共通する回答は原因がよく分からないということ。
発汗によって体内のナトリウムが不足するとか、偏った歩き方で大きな筋肉を使い過ぎて疲労が溜まるとか、そもそも登るペースが速すぎるとか、原因はいろいろ指摘されますが、いまいちコレといった回答が無いのです。
他方、加齢で発症したテニス肘の主治医にこっそり聞いた痛くなったら芍薬甘草湯(←もうやってる)、水分は経口補水液を摂取、塩も摂取する(←今回やってみる)、痛くなったらロキソニンテープを貼る(←これも今回やってみる)などのアドバイスも併用してみましょう。
幸い朝から曇天のようです。
いつもよりゆっくり、ペースを抑えて官ノ倉山の山頂を(この時点では)鼻歌交じりにパス。「なるべく大きな筋肉を使わずに」だけを考えながら登ります。
東秩父側に降りると長い舗装路が始まり、和紙の里を経由しておよそ2時間で萩平。
途中、道路を横切るアナグマを見たのは初めて。
萩平から笠山の山頂まで1時間ほど、ここまでハイカー、トレラン合わせてわずか2人。笠山ではいつもどおり笠山神社を参詣。神社周辺には15人ぐらいのハイカーがいます。今日は曇りなので出足が悪いかと思ったけど、まあまあな賑わい。
笠山峠から堂平山までの間も脚にトラブルが無いのは登るスピードを抑えているからでしょう。
そして堂平天文台で衝撃の事実発覚、アイスを食べようと出した財布の中に現金がほとんど入ってません(涙) 知り合いの管理人さんから借用することも考えたのですが、今日の曇天なら持ってきた500mlのペットボトル6本で何とかなるかと判断。結局、後々苦しくなりましたが。本日一番の賑わいをみせる堂平山の山頂で小休止して再びスタート。
これまで眺望の無かった剣ヶ峰までおよそ1キロ、ときがわ町の町有林の伐採が進んだお陰で景色が変わりました。そういえば伐採後に剣ヶ峰に登ったのは今日が初めて。国交省のアンテナがあるので山頂は狭いですが、見晴らしがよくなって嬉しいですね。
白石峠から木製階段の急登からさらに先に進むと、いよいよ本日初めて脚に異変のきざしが。ここで今回の新アイテム、塩。これまで塩タブレットで摂取してましたが、粒状になった携帯用岩塩を持参。一粒口に含むと、ただの塩です、しょっぱい。でも脚つりの予兆がすーっと引いていく感じがするのはプラシーボ効果か(笑)
途中、まあまあ大きいアオダイショウにも遭遇。古傷の左膝に痛みが出てきたのでサポーターを装着した後、定峰峠に到着。
大霧山までの間のアップダウンは、分かっているもののキツイ、たぶん毎回同じことを考えているはずです。すれ違うハイカーは皆無でしたが、たぶん猟友会と思われる鮮やかな色のベストを着たお爺さんが一人。しきりに無線機器を覗き込みながらを歩いており、もしかしたら相棒の猟犬がはぐれたのかと勝手に心配。私が追い抜いた後、姿が見えなくなってから「おーい、おーい」と呼んでいる声が聞こえました。
粥仁田峠で舗装路に出て秩父高原牧場を目指します。そろそろ舗装路でも進むのが辛くなる時間帯、いよいよ脚つりの予兆が感じられ漢方を服用。頼むぜ最後まで、と太ももに語りかけます。
曇天でも高原牧場は大賑わい。ここで飲料水の補給を想定してましたが、何しろ先立つものがなく...華麗にスルー。二本木峠からの舗装路の登り、皇鈴山への登り、登谷山への最後の登り、どれも辛かったですが、なんとか七つの峰を縦走できました。
しかしホントに辛いのはここから寄居駅までの舗装路。いよいよ飲料水不足が怖くなってきたので、麓で暮らす妹に、20回目にして初めてペットボトルの補給を要請。ホントに助かりました、コーラうめー。晴天だったことを考えると、現金忘れは致命的なミスでした。
スタートから13時間46分で寄居駅に到着。通算完歩率は65%に上昇です。
毎回、次回こそ体重を落としてチャレンジしようと思いますが、今回も同じことを思いながら帰路についたのでした。
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